長浜宮司教室

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長浜宮司教室からのメッセージ

長浜宮司教室での個別指導③ 小論文その2

2019.03.26

*小論文には他の型もある。

*知識を論文に生かすことの重要性。

*文章をまねる。→自分の文体が確立される。

*一般教養、雑学を身につけることの重要性

基礎学力が備わっていないのに、読解力が付くはずがない。

読解力がないのに、文章力が伸びるはずがない。
*以下の例1~例7は長浜宮司教室の塾生の小論文を手直ししたものである。

(例1) 「環境問題―地球温暖化―」

・誤字、脱字注意
・文末・「感じた」「思った」で、原則終わらない。
 (感想文ではない。)
・構成を考えてから書き始める。
(アウトライン法)
環境問題が取り上げられてから久しい。その中で、最も注目されている一つに、地球温暖化がある。
地球表面温度の上昇により、次のようなことが起こっている。
 1・・・・・・・・
 2・・・・・・・・
 3・・・・・・・・
地球温暖化の防止対策を考える上で、まず、原因と影響をしっかり把握しなければならない。・・・・・地球温暖化は私たちの生活に被害を及ぼし、人類の生存を脅かしている。そのため、一刻も早く対策を講じなければならない。日本だけでなく、世界の国々が連携して取り組まなくてはいけない喫緊の課題であるが、残念ながら足並みが揃っていないのが現状である。・・・・
 今、自分たちができることは・・・
科学(文明)が招いた地球温暖化は、世界中の国々が一致協力して、科学の力によって解決されなければならない。・・・・
*一方向から考えて自分の意見を主張するのではなく、別の方向からも考えるといった思考の柔軟性が必要。そのためには知識(材料)が必要であり、普段からいろいろな事柄に対して自分なりに考え、判断する習慣を身につけること。

読書習慣
新聞のコラムや社説等を読む
コラム 要約 自分の意見 社説 反論
(例2)「あいさつについて」
グラフから、あいさつをしない人は、「何となく」「する習慣がないから」「うっかりして」という積極的な理由を持たない人が9割を占め、何らかのこだわりをもってあいさつをしない人は少数である。
 
そもそもあいさつは、人とのコミュニケーションをとる上での第一歩であり、家族でのあいさつが学校や社会へと繋がっていくと考えると非常に大切なものである。
 
積極的な理由を持たない人に対しては、あいさつをする習慣づけさえすれば、自然とあいさつをするようになるのではないか。まずは、家族でお互いに声をかけ合っていけばよい。
 一方、自らこだわりをもって、あいさつをしない人に対しては、家族で一度ゆっくりと、「あいさつ」について、話し合いの時間を持つことから始め、コミュニケーション力を身につけることの必要性をお互いに認識することが大切だろう。

 コミュニケーション能力が不可欠な時代だけに、「あいさつ」の重要性を再認識しなくてはいけないと考える。
(例3)「ボランティア活動について」

ボランティア活動への参加の意欲は、機会があれば参加してみたい人を含めれば、3人に2人の割合に達している。しかし経験の有無となると、実際にボランティア活動に参加した人は3割程度であり、意欲はあっても実行できない人が半数以上いることがわかる。
 
そもそもボランティア活動は、少子高齢化社会、人間関係が疎遠になっている地域社会の実情を鑑みると、我々が暮らしていく中で不可欠な物であり、重要な役割を担っている。
 
意欲はあっても実行できない人には、実行するためにもう一歩前に踏み出す勇気をもって欲しい。また、どこに、どのような助けが必要なのか、わかりやすい情報が身近にあること、情報を入手しやすい環境を整えることも大切なことである。
 参加してみたいと思わない人に対しては、ボランティア活動の経験のある人が、誘ったり、まず、意識改革が必要だと考える。
 ボランティア活動を通して、コミュニケーションを図り、お互いに助け合い、暮らしていけるよりよい社会を構築することは、我々の喫緊の課題である。

(例4)「学校図書館に漫画を置くべきかどうか」

私は、学校図書館に漫画を置いた方がよいと考えている。

学校図書館は、本来、児童生徒が利用するものであり、学校があくまで勉強の場である以上、勉強に関係のない書籍は置くべきではないという考えは納得できる。
 
しかし、「活字離れ」「読書離れ」が叫ばれている今日、ほとんど図書館が利用されていない状況を考えると、今のまま放置しておくわけにはいかない。読書習慣のない者が図書館に足を運ぶきっかけになれば、図書館に漫画を置く意義はあると考える。最初は漫画が目当てで図書館に来る者にも、図書館だよりやポスターで本を紹介することにより、「読書の楽しみ」を知ってもらえるような取り組みも必要であろう。
 
読書には、テレビ等と違って、受け身ではなく、自分から積極的に働きかけることにより、想像力や思考力等得られるものが多い。情報が溢れている時代だからこそ、じっくりと考える時間をもつことがより重要だと考える。

(例5)「県名の変更」

「滋賀琵琶湖県」
「滋賀県」の認知度が低いのは、滋賀県という県名は知られていても、どこに位置するかが分からないからである。一方、「琵琶湖」については、日本のどこに位置するかはよく知られている。このように考えると、滋賀県と琵琶湖を結びつけることが、県名としては少し長いが適切であろう。
 
本県の認知度が上がっても、滋賀県を訪れる人が増加しなければ、県名を変更する意義は全くない。本県への観光客の増加を考えるなら、まず、県民が本県の文化や伝統といったものを再認識し、その魅力・良さを実感し、誇りを持つことである。そのことが即ちアイデンティティーである。そして、より多くの人に滋賀県の魅力を伝える必要がある。
 
そもそも、本県は昔から交通の要衝であった。大津京が置かれたり、織田信長や豊臣秀吉といった戦国武将が城を築いて、天下統一の拠点としたところでもある。このように本県は、歴史遺産や文化遺産の宝庫である。(字数を増やすなら、もう少し具体的に)
 
県名の変更について議論することは、県民がもう一度、滋賀県の歴史や文化を再認識する、即ちアイデンティティーのきっかけになる。そして、観光業を中心に地域の産業が見直されれば、経済活動が活発になり、地域の活性化に繋がる。
 
また、滋賀県の歴史や文化を再認識することは、即ち我々の祖先が生み出した文化の継承であり、今後の文化の創造に繋がっていくと考えると、県名の変更を議論することは非常に意義があると考える。

(例6)「自然環境と人間の生活について」

自然環境は、地域によって異なっている。雨がよく降る地域もあれば、ほとんど降らない地域もある。滋賀県においても、湖北地域は豪雪地帯であるが、湖南地域ではほとんど雪が降らず、気温も異なっている。
 
自然環境のもとで人間が生存するために大切なことは、まずその地域の自然環境を知り、その環境に適応することである。地域学習により、それぞれの地域の自然環境を知ることが、その地域で生きていく上での我々祖先の〈生活の知恵〉の理解につながる。
 
我々が生活していくためには、いろいろな情報(知識)は必要だが、我々の祖先が、生存するために、数々の体験を通して産み出した〈生活の知恵〉即ち地域文化を継承することはそれ以上に必要である。そして、受け継がれてきた文化をさらに高めていくことが、よりよい社会を築く上で、また我々がよりよい生活を営む上で最も重要だと考える。

(例7)「時間を区切ること」について

 一分一秒を正確に守る日本人にとって、「時間を区切ること」は大切なことである。学校や職場といった多くの人が活動する場においても、また私たちの日々の暮らしの中で生活習慣を定める上でも必要不可欠なことである。
 
しかし、あまりにも時間を区切ることに執着してしまうと、時間に追われて『ゆとり』が持てなくなってしまう。以前宿泊した旅館には、"時間を気にせず、くつろぐ"ために時計は敢えて置かれていなかった。落ち着かない日々を送っている私たちにとって、自分自身を一度ゆっくりと振り返るためにも、また日頃の疲れを解消して明日の英気を養うためにも、時間を気にせず過ごすことは有意義なことである。だから私は、時には時間を区切らないことも必要だと考えている。<Y>