高校生【大学受験を控える高校生必見】塾選びのポイントを解説します。

大学受験を控えている高校生の中には、塾に通い始めるタイミングや塾選びのポイントが分からず悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

タイミングが遅すぎたときや塾選びに失敗した場合には、受験結果に大きな影響を及ぼすため、タイミングやポイントなどを押さえておくことが大切です。

この記事では、塾選びのポイントを解説します。

塾選びのポイント

大学受験に対応している塾ならばどこでも良いというわけではありません。各塾で授業形式やサポート体制などが大きく異なるため、自分に合った塾を選ぶことが大切です。

塾選びのポイントとして、以下の7つが挙げられます。

  • 授業形式
  • コース・カリキュラム
  • 合格率・合格者数・合格校
  • 立地・環境
  • 口コミ
  • サポート体制
  • 料金

それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

授業形式

授業形式は個別形式と集団形式、映像授業の3つに大きく分かれます。

個別形式は、1人の講師に対して生徒が1~3人程度の授業形式です。少人数なので、一人一人に合わせた学習計画を立てて授業を行ってくれる・質問しやすいといったメリットが挙げられます。しかし、集団と比べて費用が高かったり、競争相手がおらず自分の位置が見えにくかったりする点に注意が必要です。

一方、集団形式は、学校と同じように講師が大人数に向けて授業を行う授業形式です。競争相手になる生徒が一緒に授業を受けているので、集中力が高まりやすい・個別指導と比べて費用が安いなどのメリットが挙げられます。ただしその分、大人数での授業になるため、個別形式のような手厚いサポートは期待しにくいでしょう。

個別形式・集団形式ともに、教室で直接生徒を目の前に行う対面授業・ビデオ通話等の画面越しに行うオンライン授業があります。

映像授業は、講師による授業が録画されたビデオを見る形式です。視聴環境があればどこでも見られる・理解できるまで何度でも動画を見直せるといったメリットが挙げられます。一方で、直接講師に相談しにくい・学習計画を自分で立てにくいといった注意点が挙げられるため、それらのサポートが充実している塾を選択することが大切です。

自分に合った授業形式を選択できるか確認しておきましょう。

コース・カリキュラム

国公立理系コース・私立文系コースのように目的別コースを設定しているところもあれば、個別形式の塾のように受講生に合わせたカリキュラムを組んでくれるところもあります。

コース・カリキュラムの明示や有無が塾の良し悪しに直結しているわけではないものの、例えば「第一志望に一般選抜で合格する」ことを目的に授業を受けているはずなのに、塾の指導は「定期テスト対策」だったとなっていては、目標達成の可能性は低くなります。

自分の目的に合わせた指導を受けることができるかどうか確認しましょう。

合格率・合格者数・合格校

合格率が高い・合格者数が多い・合格校のレベルが高い塾は授業の質が高く、サポート体制が整っている可能性が高いです。

ただし、規模の小さな塾では、合格率を公表していない場合もあります。大手塾は合格率を公表しているケースが多く、校舎によって合格率が異なるケースも見られます。

同じ塾であっても校舎による違いがあるということを理解しておきましょう。

立地・環境

家や高校から塾が遠く離れている場合には、塾に通うこと自体が負担になってしまう可能性があります。勉強は継続することが大切なので、無理なく通える立地かどうかも重要なポイントです。

また、家で集中できないという人の中には、塾の自習室で集中して勉強したいと考えている人もいると思います。塾の中には自習室を設けていない、設けていてもスペースが不十分な塾もあるため、勉強の環境が整っているかも確認しましょう。

口コミ

ホームページや資料などではわからないポイントや自分が希望する校舎の情報がわかるため口コミを重視する人もいるかもしれません。

ただし、口コミはあくまでも個人の見解です。その人が合わなかっただけで、自分には合う塾である可能性もあります。

口コミはあくまでも判断材料の1つとしてとらえておきましょう。

サポート体制

塾の中には、スタッフが学習相談や進路相談などを行っているところもあります。「勉強方法が合っているか確認したい」「志望校がこのままでいいのか知りたい」などのように悩みを抱える高校生にとって、気軽に相談できるスタッフがいるかどうかは大きなポイントとなります。

サポート体制が充実していて親身に相談に乗ってくれる塾であれば、不安を解消しながら勉強に集中して取り組めるでしょう。

料金

一般的に「映像授業<集団形式<個別形式」の順で料金設定が高くなります。また、授業形式による違いだけでなく、塾によって設定が異なるため、気になる塾があればいくつか比較することが大切です。

必ずしも授業料の高い塾が良いとは限りません。授業形式やサポート体制などと料金、そして自分の目的も含めて比較しながら総合的に判断しましょう。

塾に通い始めるタイミング

塾選びも大切ですが、いつから塾に通い始めるかというタイミングも大切です。
自分に適した時期に通い始められるかどうが、受験結果に大きな影響を及ぼす可能性もありますので、塾に通い始めるタイミングについて、いくつかポイントを解説します。

1~2年生を対象とする受験対策コースを開講する塾も多いため、そのタイミングに合わせて塾に通い始めるのも選択肢の1つと言えます。
自分自身で勉強を習慣化できている人は大学受験が近づいてからで大丈夫かもしれませんが、計画を立てて取り組むことが苦手な人は早めに塾に通うことをおすすめします。

特に、受験科目数が多い国公立大学を志望する人や受験倍率が高くなりがちな最難関の私立大学を志望する人、また、試験日程が早く出願要件が特徴的な総合型・学校推薦型選抜を検討している人などは、早めの対策が必要です。

また、部活動が忙しい人も限られた時間の中で効率よく勉強を進めて行くために塾通いを活用することも一つの手段です。

まとめ

大学受験を控えている高校生の中には、塾に通うことを検討している人も多いと思います。塾に通う際は、塾によって授業形式やサポート体制が異なるため、ポイントを押さえながら自分に合った塾を選ぶことが大切です。

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