小学生【小学生向け】中学受験の塾選びのポイントを紹介します。

中学受験を検討中の小学生の保護者の中には、「合格率を高めるために塾に通わせたい」と考えている方も多いと思います。しかし、通塾可能な塾が多数あって、塾選びに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

この記事では、中学受験を検討中の方に向けて、「中学受験に向けた塾選びのポイント」「中学受験の塾選びで失敗しがちな注意点」「塾に通い始めるタイミング」などを紹介します。

中学受験に向けた塾選びのポイント

塾によって目的や内容が異なるため、中学受験を目標にしているのであれば、目標に合った塾を慎重に選ぶことが大切です。

そこで中学受験に向けた塾選びのポイントを6つ紹介します。

種類やコースを確認する

小学生を対象とする塾は、「中学受験が専門の塾」と「学年に応じた予習・復習を行う塾」の2種類に大きく分けられます。中学受験を目標としている場合は、学年に応じた予習・復習だけでは勉強が不十分なので、中学受験を専門とする塾を選ぶことが大切です。

また、講師1人に対して生徒が数人~数十人の集団指導塾と、講師と生徒が1対1または1対数人の個別指導塾があります。中学受験を専門とする塾の多くは集団指導塾というイメージがありますが、個別指導塾でも中学受験を専門としたり、特別コースを設置したりしている塾もあります。個別指導を希望する場合は対応しているかどうかを事前に確認しておきましょう。

実績を確認する

志望校の合格実績が豊富な塾の場合、ノウハウが蓄積されており、入塾すれば合格の可能性アップが期待できます。

しかし、合格者数は塾の規模によって異なり、教室が複数ある塾の場合は、その実績が1つの教室のものなのか、全教室のものなのかによっても印象は異なります。合格実績はあくまでも塾選びの参考資料の1つと考えましょう。

カリキュラム・指導方針を確認する

中学受験を専門とする塾でも、塾ごとにカリキュラムや指導方針は異なります。通塾候補の塾がどのようなカリキュラム・指導方針なのか、事前に確認しておくことが大切です。例えば、志望校別の授業や習熟度別の授業が行われているかなどです。

口コミや実際に通っている生徒の保護者の声も参考になりますが、各塾が開催する説明会や入試報告会に参加することも1つの方法です。その塾がどのような体制なのかが分かるだけでなく、保護者も受験の特徴への理解が深まります。特に個別指導塾の個別説明会では、お子さんの志望校に合わせた指導方針について、具体的にきくことができるでしょう。まずは塾の説明会があるか、スケジュールを確認してみてください。

通塾時間を確認する

受験を専門とする塾では復習に加えて受験に必要な専門的な知識も習うため、学年に応じた予習・復習を行う塾よりも通塾回数が多くなる傾向があります。通塾時間が長くかかる塾を選んだ場合には、お子さんの自宅学習の時間や睡眠時間などが確保しにくくなると同時に、保護者も送迎の負担が大きくなるので注意が必要です。

そのため、通塾時間が短くて済むことに越したことはありませんが、お子さん1人で通うことを想定している場合は安全な立地かどうかも確認しておきましょう。

サポート体制を確認する

中学受験の合格を目指すには、授業以外でも塾に助けてもらうことが数多くあります。例えば、お子さんに対して理解が不十分な部分の補習や課題の追加、宿題の添削が行われているかなどです。

また、保護者に対しては、受験に有益な情報を提供してもらえるか、個別面談でお子さんの学習や進路について相談にのってもらえるかなども確認しておきましょう。

年間費用を確認する

塾を選ぶ際は月謝を比較しがちですが、月謝以外にもさまざまな費用が発生します。塾通いに必要な費用を考える時は、年間の費用を確認することが大切です。

例えば、塾に入塾する際は、初期費用として以下のような費用がかかります。

  • 入塾金:2~3万円
  • 年会費:1~3万円
  • 教材費:1~3万円

また、実際の通塾時には以下のような費用がかかります。

  • 授業料・月謝(年間):30~50万円
  • 模試代(年間):5万円程度
  • 特別講習代(年間):10~30万円
  • 夏期合宿:10万円程度

模試代は1回の受験料5,000円の10回分、特別講習代は春期講習と夏期講習・冬期講習の3回を受講した場合を想定しています。塾によって模試の回数や講習の内容が異なるため、実際にどのくらいの費用がかかるか確認しておきましょう。

中学受験の塾選びで失敗しがちな注意点

ポイントを押さえて検討することで、お子さんに合った塾を選ぶことができるでしょう。加えて、塾選びで失敗しがちな注意点も押さえておけば、さらにリスクを軽減できます。しっかり両者を理解して塾選びに活かしましょう。

中学受験の塾選びで失敗しがちな注意点を2つ紹介します。

料金だけで選んでしまう

「料金の高い塾であれば安心」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、料金と合格率は必ずしも比例するものではなく、また、費用負担に限界がきて途中で塾を辞めることになっては意味がありません。

そのため、塾を決める際は料金だけで選ばず、授業内容やサポート体制などを踏まえながら、納得できる料金設定かどうか総合的に判断しましょう。

友達が通っていることを理由に選んでしまう

塾に通うことに不安を抱いているお子さんも多いと思います。友達の通う塾であれば、塾に通い始めるきっかけになるほか、行き帰りも1人ではなく友達と一緒なので安心です。

しかし、友達の通う塾がお子さんに合う塾とは限りません。学力や志望校などの状況は、お子さんと友達とでは同じではないからです。中学受験の合格率を高めるには、塾選びのポイントや体験授業の結果を踏まえて、お子さんに合う塾を選ぶことが大切です。

中学受験に向けて塾に通い始めるタイミング

中学受験は、関東圏では2月上旬・関西圏では1月中旬に実施されます。そのため、中学受験に特化した塾では、ちょうど3年前にあたる小学3年生の2月に対策カリキュラムがスタートすることが多いです。そのため、小学3年生の2月が1つの塾に通い始めるタイミングと言えます。

お子さんが予習・復習をしっかり行うことができていて学校での成績も良好な場合、無理に上記のスケジュールに合わせる必要はありません。

しかし、人気の高い塾では、満席になって通塾できない可能性があるため、募集状況を常時確認しておきましょう。

まとめ

中学受験に向けて塾に通うことを検討している小学生の保護者も多いと思います。しかし、塾は数多くあり、選んだ塾によっては受験結果に差が生じてくるため、ここで挙げたポイントや注意点などを押さえた上で塾を選ぶことが大切です。

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