城南コベッツ仁戸名教室

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受付時間:平日15:00~21:30/土14:00~20:00/日祝休

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2025.12.01

「中学準備講座」開講のお知らせ

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城南コベッツ仁戸名教室では、

小学6年生を対象にした「中学準備講座」を12月より開講しています。


中学の教科で最も大切な英語と数学の単元を先行学習して、

「基盤知識と基礎意識」を作ります

学習面でも絶好のスタートを切るための準備としてご活用ください。

講座最終回では近隣中学校『学年順位予想テスト』を実施。

初の定期テストへの確かな手応えを掴むことで、

自信や、計画的な学習習慣を身につけることができます。

詳細はお気軽にお問い合わせください。


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2025.11.26

まもなく師走。

年末になるとテレビや街の様々なところから

「第九」のメロディーが聞こえてきます。

日本で年末に第九が演奏されるようになったのは、戦後間もない頃。

オーケストラ団員の収入が少なく、年末年始の生活に困窮し、それを改善するためだったといわれています。第4楽章には合唱も入るため、合唱団員の家族もチケットを買ってくれて集客しやすい、というメリットもありました。

我が国では「年末のもち代稼ぎ」などと揶揄されることもある第九...

でも私は「苦悩から歓喜へ」というベートーヴェン的スローガンが、

「今年もいろいろあったけど、来年も頑張りましょう!」

という感じで、とても良い習慣だと思います。


1989年12月25日。東西ドイツ分断の象徴でもあったベルリンの壁が崩壊し、それを記念したイベントがレナード・バーンスタインの指揮で行われました。

選ばれた曲はもちろん

Ludwig van Beethovenの

"Sinfonie Nr. 9 d-moll op. 125"。

交響曲第9番 ニ短調 作品125、通称「第九」。

西ドイツ・東ドイツ、分断のきっかけとなったアメリカとソ連、それに第二次大戦時のドイツの敵国イギリスとフランス。東西6つの楽団のメンバーによって特別に編成されたオーケストラ。

第4楽章のバリトンと合唱で、

歌詞の"Freude(歓喜)"が"Freiheit(自由)"に変更されています。

この演奏会の翌年にはこの世を去るバーンスタイン渾身の指揮。

この年の夏、ヘルベルト・フォン・カラヤンはベルリンの壁崩壊の直前に鬼籍に入り、そして翌年にはバーンスタインも...

二人の巨匠の死によって一つの時代が終わり、時同じくして、日本では昭和から平成に変わりました。

私が所有するこの時の演奏会のCDは、おまけでベルリンの壁の石片が付いています。

「ベルリンの壁」は入試必出単語ですので、

受験生ならしっかり覚えておきたいですね。

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2025.11.15

中学2年生の2学期は、
高校受験に向けて重要な学期、
成績の岐路になる学期です。

国・数・英の主要三教科が激ムズになる時期。

例えば「1次関数」。
下記は中2の問題です。当教室で使用している「標準」のテキストからです。

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英語は「不定詞・動名詞」などを学習し、「比較」「受け身」と続きます。

国語は『平家物語』や『徒然草』などの古文や用言の活用などを学習します。


上記の「1次関数」にしても、この単元を理解できないようでは、平均より上の高校を目指すのは無理だと言い切って構いません。これは基礎的な問題だからです。
千葉県公立入試では関数と証明の問題は必ず出題されます。

ここであきらめてしまい、定期テストで低迷するようでは、なかなか厳しい受験になるでしょう。テスト前にちょこっとワークをやったくらいでは太刀打ちできない単元に差し掛かっているのです。

分数・小数の計算や「みはじ」が苦手な中学生が多くいます。英単語を全く書けない中学生もいます。

勉強できない=自己肯定感が低い、そしてそのまま「中学3年間→受験」という流れになります。

城南コベッツは個別指導、
もっと言えば『子別指導』です。
お子様の習熟度・理解度に合わせて授業を行います。
ぜひ無料体験授業で仁戸名教室の授業をご覧ください。

2025.11.07

「授業でわかった」と「テストでできる」は別物です。


塾の先生方は、

初めて習う単元や

生徒の理解が怪しい単元を、

わかりやすく説明します。

時にはヒントを与えたり、

例え話を用いたりしながら、

理解へ導きます。

最初に解かせる問題も
易しい問題から少しずつ応用へと進んでいきます。

でも、どんなに良い授業をしていても

「1回解いて終わり。もうわかった」

ではテストで得点は出来ません。


真面目に授業は受けているけれど、

成績が上がらない要因第一位は「演習量不足」です。


その日の「わかった!」だけで終わらせず、

多くの問題に触れて、本当にできるようになったか、

確認するところまでやって、

初めてテスト勉強をしたと言えるのです。



今月はテスト月間。
自己ベストを目指して頑張りましょう!

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2025.10.31

千葉市の中学校では中学2年で漢詩を学びますが、

そこに出てくるのが李白の『黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る』です。

七言絶句や押韻、返り点など現在授業で習っている中2生も多いのではないかと思います。



今回、私が紹介したい李白の作品は『月下独酌』。

日本の「のんべえ」と言えば、

「朝寝朝酒朝湯が大好きでそれで身上潰した」という会津の小原庄助さんですが、

中国ののんべえ代表は、詩仙と言われた李白ではないかと思います。

中国では「のんべえ」のことを「酒鬼」というそうですが、

李白は無類の酒好きで、
泥酔し水面に映る月を取ろうとして溺死したとされています。


花間(かかん)一壷(いっこ)の酒

独り酌(く)んで相親しむもの無し

杯を挙げて名月を邀(むか)え

影に対して三人と成る

月既に飲むを解せず

影徒(いたず)らに我が身に随う

暫(しばら)く月と影とを伴うて

行楽須(すべか)らく春に及ぶべし

我歌えば月徘徊し

我舞えば影零乱(りょうらん)す

醒時(せいじ)はともに交歓し

酔後(すいご)は各 (おの)おの分散す

永く無情の遊を結び

相期(あいき)して雲漢(うんかん) 邈(はるか)なり


 春らんまんの花咲く庭で酒壺が一つ

一緒に飲む相手もなく 一人手酌で酒を飲む

杯を月に向けて「一杯どう?」と呼びかければ

月と私と そして私の影が現れて 三人の酒宴となる

でも月は酒なんて飲めやしない

私の影だけが 私に付き合うだけだ

でも しばらくは月と影を友として

春を楽しむ

酔って歌えば月も踊り

踊れば影も踊る

ほろ酔いのうちは楽しい時間を一緒に過ごし

酔いが回れば みんな元に戻っていく

月よ影よ末永く付き合おうではないか

あの遥かなる天の川で次は会おう

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