茅ヶ崎教室のメッセージ
最後の瞬間まで諦めない心を
2022.01.12
皆様こんにちは!
城南コベッツ 茅ケ崎教室 教室長です。
本日は最後の瞬間について、
と言っても受験でのお話でございます。
受験とは勝負の時でございます。
その為、勝つ者がいれば負ける者も出てくる。
それが勝負の定めでございます。
しかし、その勝利を掴める人間は、粘り強い人間が多いのです。
これまでにも数多くの受験生を送り出してきましたが、
一番粘り強く戦いきった生徒は実は小学生でした。
中学受験をするお子様、これまでにご経験されてきた方にとっては
比較的常識的な事でございますが、
中学受験では同じ学校を複数回受験できます。
大学受験でも同様の制度はありますが、
中学受験では基本、2月1日~2月5日頃までで、
そのほとんどの学校がその日程を終了いたします。
勿論それ以後も受験日程はございますが、ぐっとその数は少なくなります。
その短い期間の中で同じ学校を複数回受験するのです。
落ち込んでいる暇なんかありません。
しかし、1日、1日と時間が経つにつれて受けられる学校も、
受ける学校の偏差値も徐々に上がっていきます。
同じ学校であっても、倍率が上がる為求められる偏差値は上がります。
そうなると、確かにそこに是が非でも行きたい!
という願望を抱えているお子様でも心が折れてきます。
早朝から受験会場に行き、試験を受けてお昼を食べ、
別の学校に行って再び入試を受けてくる。
そして終わって帰宅する頃には1校目の結果が出ており、
夜中になればもう1校の結果も出ている。
なんてこともございます。
それだけ受けてもダメで、2日目も同じく2校を受けてダメで、
3日目は1校しか受けられませんが、それもダメで。
ここまでくると流石に心が折れてきます。
大人でさえ、「もうよく頑張ったよ。」と言いたくなってしまいます。
でも、諦めない子は最後まで戦ってきます。
落ちたという結果を聞いた後で塾に来て、何が出来なかったのか、
どうすれば解けたのか、それを真剣に聞いて翌日の受験に備えて
準備を整えてまた受けに行く。
そして、志望校の最終日程の一番倍率も偏差値も高い日程で
何故か合格を勝ち取ってしまうのです。
こんな奇跡の様な、まるでドラマの様な。
というシチュエーションが受験では様々な所で起こります。
それも、最後まで諦めずに受けに行ったというその心が起こした事です。
勿論、これは根性論などではありません。
が、自分の人生を左右する瞬間であれば、その一瞬の為に
全力でしがみつくのも悪くないのかもしれません。
テストを受ければ合格する可能性が生まれます。
後期日程までもつれ込んだとしても、諦めずに受けて下さい。
例え今年がダメだったとしても来年が有ります。
そこで自棄になってしまうと掴める合格も掴めなくなります。
これからが正念場です。
これまでに積み重ねてきた勉強の量が自分を支える自信に繋がります。
勉強量が足りなければ、それをこれからの時間でカバーしましょう。
最後の試験を受ける時まで、自分を磨き続けましょう。
その最後の一磨きで合否が分かれるかもしれません。
頑張れ受験生!コロナに負けるな受験生!