2025.09.29
みなさんこんにちは!城南コベッツ国分寺教室、講師の小野陽太です。
夏休みも終わり、2学期が始まり一か月経ちましたね。宿題や学校生活は順調に進んでいますか?
このタイミングで意識してほしいのは、「2学期いいスタートを切れているかどうか」です。特に中学二年生にとって、2学期は"受験の土台作り"の学期。東京都の入試では、内申点が合否に大きく影響するため、今の取り組みが1年後の自分を決めるといっても過言ではありません。
人気の高い国分寺高校や、国立高校を目指すなら、中2の今からコツコツ積み重ねることが必要不可欠です。今日は夏休み終盤に「これだけはやっておきたい学習ポイント」を、教科ごとに整理しました。
数学:連立方程式・一次関数は2学期の大きな山場
2学期、中学校では「連立方程式」「一次関数」という重要単元に入るところがほとんどです。この分野が完璧かどうかで、3年生の「二次関数」で躓くか、入試の関数の分野で高得点が取れるかが決まります!
・連立方程式
夏休みのうちに加減法・代入法の計算練習を仕上げておきましょう。文章題が苦手な人は、塾や問題集を活用して「式に直す練習」を繰り返すことが効果的です。
また、問題ごとに「加減法・代入法どちらを使う方が効果的か」を瞬時に、正確に判断できることが計算力向上のカギです。これは問題数をこなすことで身に付く能力なので、計算問題集を使用してたくさん計算してみましょう。
・一次関数
グラフや変化の割合を理解するのが難しい単元です。「比例・反比例」の復習をしておくと、スムーズに学習が進みます。一次関数は「文字、表⇔式⇔グラフ」の変換ができると高得点を目指せます。特に文字を式にどう落とし込むかは数学ができるようになる上でかなり重要です。問題を解くときは常に「文字を式にどう落とし込むか」を意識してみてください。また、この分野は他の分野よりも問題の解き方が何パターンもある場合が多いです。どのパターンが自分に合っているかを解説を見て吟味してください。吟味する際、「面倒くさい」を大切にしてください。
レベルの高い高校を目指すなら、「計算ミスを減らし、計算スピードを上げる」「グラフの意味を理解し、文字、表⇔式⇔グラフの変換をできるようにする」という2点を意識しましょう。
英語:比較・不定詞を理解してテストに備える
2学期には文法の大きな山場がやってきます。特に「比較」と「不定詞」は、2学期の定期テストや入試に直結する重要分野です。ここを押さえられるかどうかで、内申点の伸びも変わってきます。
・比較(比較級・最上級)
例文を使って練習するのが効果的です。
例えば「Kokubunji Station is busier than Nishi-Kokubunji Station」といった身近な例なら覚えやすいはずです。例文を音読して、五感で文法を理解しましょう。また、比較級で使う前置詞、最上級で使う前置詞を理解しておくといいです。
・不定詞
「~すること」「~するために」など意味が複数あります。よく、長文の中で不定詞が組み込まれることが多いため、ただの暗記ではなく文の中で役割を意識することが大事です。主に3つ役割があり、その3つの使い分けと訳し方をマスターしましょう。
毎日5分でも不定詞、比較を使った例文を書いたりして練習しておくと、授業を理解しやすくなります。また、例文の音読や、教科書の音読は自分が英語の点数を飛躍的に伸ばした方法の一つです。1日1長文×10、例文×30をやるだけでかなり変わります。ぜひやってみてください!
国語&理社:後回しにしがちな教科。軽視すると内申点は上がらない
国語、理科、社会は定期テストで「覚えるだけ」になりがちな教科です。ゆえに後回しにしがちな教科ですが、それでは内申点もテストの点数は上がりません。「覚えるだけ」という考えを改めて勉強しましょう!
・国語
記述問題に備えて、模範解答を写すだけでなく「なぜこの答えになるのか」を考え直すことが重要です。学校の授業で、先生が説明していたことをしっかりとメモし、なぜ先生はこの説明をしたかを理解してください。また、漢字を落とすとかなり痛いです。漢検などを利用し、漢字を書ける、読める練習を積極的にやりましょう。
・理科
中学校では主にレポート提出が評価に直結します。適当にやらず、完璧な状態でレポートを出せるようにしてください。レポートを書く際、自分なりの完璧だと先生からの評価は上がりにくいです。そのため、レポートを書いたら、いったん周りの先生や大人、友達に頼り、結論に至った根拠を書けているかなどをチェックしてもらうことをお勧めします。
また、暗記教科ゆえに1年の内容が抜けがちです。二学期のテスト終わりなど余裕のある期間で復習しておきましょう。
・社会
歴史や地理のまとめプリントは、提出だけでなく「復習用」としても使えます。難関高校レベルの記述問題では因果関係が問われるため、ノートを整理しておくと後々役立ちます。
歴史は年号を覚える、名前を覚えることに固執しがちです。もちろん、その暗記も大事ですが、定期テストで高得点を狙う、入試で戦えるようになるためには内容、流れをつかむことの方がより重要です。歴史を暗記の点でとらえるのではなく、選でとらえましょう!また、流れをつかむ方が実は楽だったりします。アニメやドラマの登場人物を覚えようと思って覚えないように、内容、流れをつかもうと思ってやると、自然と覚えれて「覚えるのが苦手!」ていう子でも楽に勉強できます。
地理はただ暗記しようだと暗記することが多く挫折しがちです。そのため暗記する優先順位を作ることが大事になってきます。じゃあどう優先的に覚えるべきかは、
「気候→県庁所在地などの土地名→産業」の順で覚えると個人的に楽だと思います。また、勉強している地域の旅行計画を立てるとその地域に対して興味が沸き、勉強する意欲が上がります!
まとめ:忙しい二学期だからこそ周りとの差を開けられるチャンス!
夏休みが明け、休みとのギャップに苦しみ、二学期に入り部活で率先してチームを引っ張らなければいけなくなっておりかなり忙しいと思います。でもそれはみんないっしょです。だからこそ、忙しくても周りより少し多く勉強する、忙しいけど今まで以上に勉強に取り組むことで周りとの差を広げられます!そしてその差が、受験生になったときあなたを助けてくれます!来年の自分のために今、誰よりも勉強してみてはいかがでしょうか。
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城南コベッツ国分寺教室では、一人ひとりの生徒が各教科の目標を達成できるよう、講師全員が全力でサポートしています。
個別指導に加え、スタディ・フリープランを活用することで、自分の予定やペースに合わせた学習計画を立て、効率的に勉強を進められる環境を整えています。
国分寺第二中学校・小平市立上水中学校・小金井第一中学校・早稲田実業中等部をはじめ、近隣の多くの中学校、さらに都立小平高校・都立小平南高校・早稲田実業高等部など国分寺周辺の高校からも多くの生徒が通っています。
講師一同、担当の枠を超えて全員が生徒一人ひとりの状況を把握し、必要に応じて声をかけたりアドバイスしたりしています。その結果、自ら計画を立てて学び、ご家庭でも勉強に取り組める生徒が続々と育っています。
学習内容や勉強方法、進路に関するご相談は随時受け付けております。
「勉強のやり方が分からない」「部活と両立できるか不安」といったお悩みも、ぜひお気軽にこちらからご相談ください。






