池上駅前教室のお知らせ
生活面で意識したいこと
2023.04.19
今回は充実した中学校生活を送るために『生活面で意識したいこと』について、お話しします。
新中学1年生の皆さんに、生活面で意識して欲しいことは次の4つです。
2. 朝食を抜かない 3. 軽い運動をする 4. スマホでの動画視聴・SNSの利用は30分までにする |
それぞれ解説します。
1.起きる時間・寝る時間を決める
第1に、起きる時間・寝る時間を決めましょう。「今日は休みだから」といってお昼近くに起きたり「テスト前だから」といって一夜漬けをしたりすると、体のリズムが狂ってしまいます。学校で眠くなって集中力が続かないという結果にもなりえます。
また、ある研究結果では、午前0時後に就寝した生徒は翌日の脳の活動が鈍くなるということがわかっています。遅くとも23時までには布団に入るようにし、7時間以上の睡眠をとるように心がけましょう。
(参照:中学生における睡眠不足が体調に及ぼす 影響について|東京学芸大学等共同研究)
2.朝食を抜かない
みなさんは毎日、朝食をとっていますか。
朝食をとらないとエネルギー不足になってしまい、学校での授業が頭に入ってきません。
文部科学省の「全国学力・学習状況調査」によると、朝食を食べていない生徒は食べている生徒に比べて、問題を正しく答える力が低いことが分かっています。
(参照:コラム-朝ごはんと学力には関係がある!?勉強の集中力をサポートする、最強の「受験朝めし」とは?)
空腹のままだとイライラしやすくなるため、楽しく学校生活が送れない可能性もあります。余裕を持って起床して、朝食をとるようにしましょう。
3.軽い運動をする
スポーツが好きな人は、ぜひ運動部に入りましょう。運動が苦手という人は、できるだけ親御さんに送迎してもらわず、徒歩や自転車で登校するようにしましょう。
ある研究結果では、屈伸などの軽い運動をした後は脳の働きが活発になり、問題の解答率も上がるということです。
(参照:中学生における睡眠不足が体調に及ぼす 影響について|東京学芸大学等共同研究)
部活動のスポーツはもちろんですが、通学も「歩く」「自転車をこぐ」などの軽い運動です。その結果、1限目から集中して授業を受けることができます。
体調が悪かったり事情があったりする場合はしかたないですが、毎日の集中力のためにも軽い運動を心がけましょう。
4.スマホでの動画視聴・SNSの利用は30分までにする
中学生になって気をつけたいのはスマホの使用です。スマホの使用時間を30分までにすることには2つのメリットがあります。
2. 友人関係のトラブルを防ぐ |
文部科学省が行っている「全国学力・学習状況調査」をみると、SNSや動画視聴の時間が長いほど各教科の平均正答率が低くなります。また、最も正答率が高いのは30分以内の使用に留めている生徒でした。
(参照:長時間SNSで成績低下、動画の視聴時間も影響...学力テスト・文科省調査)
また、全国の中学生の約9割がSNSやLINEのグループチャットを利用しており、約半数がトラブルを経験しているということです。
(参照:中学生の約9割がSNSやLINEのグループチャットを利用、約半数がトラブル経験|EdTechZine(エドテックジン))
学校では、お友達とケンカしたり仲直りしたりするのも経験の1つです。しかしSNSを使いすぎると、家の中にいてもお友達との人間関係に悩まされることがあります。
学力を伸ばすためにも、精神的な安定を保つためにも、スマホを使った動画視聴・SNSの利用は30分程度に押さえるようにしましょう。