2025.09.16
こんにちは。
城南コベッツ一社教室の小林です。
城南コベッツ一社教室がどんな思いで生徒と向き合っているかという「理念」と、どんな風に授業や指導をしているかという「指導方針」についてお話しします。
【教育理念】
『やりぬく力』と『自信』を育て、『自律』へ近づける。
これが城南コベッツ一社教室の理念です。勉強が出来るようになることはもちろん大切ですが、それがゴールではありません。きちんと実力を付けて結果を出すには、「与えられた課題をやりきる」「理解できるまで粘り強く考える」「より良い勉強法を自分で試行錯誤する」など、様々な過程が必要です。これらを経て成果が得られた時には大きな達成感と『自信』が得られます。この自信が更なる挑戦のエネルギーを生み、更なる成長へと繋がります。こうして自走できるようになると、精神的にも段々『自律』していきます。自律した精神で自ら選択し、未来を切り開いていける、そんな生徒を送り出したいという思いで、日々子どもたちと向き合っています。
【指導方針】
①ポジティブな言葉をコミュニケーションの基本としつつ、甘やかしません。
個別指導塾に通う生徒は勉強が苦手な子が多いです。苦手な子は当然『自信』はありませんし、『やりぬく』ことも大変です。勉強が得意な子でも、目標が高ければ当然、困難な壁が立ちはだかる瞬間がたくさんあります。そんな子たちが成果を出すまで勉強を続けるためには、前向きな言葉がけで「頑張ろう」と思ってもらうことが重要です。また、頑張っていても目に見える成果が出るまでは時間がかかることが多いです。「今回のテスト結果にはまだ現れていないけど、苦手な英語の文法を1から復習して理解できてきたのは凄い!力は着いてきてるよ!この調子で!」と、具体的な行動に触れながらその子の頑張りを認めます。しかし、何でもかんでも「いいよ」「大丈夫」と肯定しません。生徒一人ひとりに寄り添いながらも、生徒の行動が良くなかった時や、現実を伝えなければならない時は毅然と伝えます。心の折れやすい子も多いので、この辺りの機微は難しいですが、妥協はせず伝え方の工夫を試みます。
②「分かる」で終わらない、「解ける」をゴールにした授業をします。
勉強で苦手な教科や単元がある場合、その子が最初に躓いた所まで遡り、丁寧に解説をすれば理解できることは多いです。分かりやすく教えるのは塾として当たり前だと思っていますし、「分かった!」という感覚は勉強のモチベーションにも繋がる大切なものです。しかし、「分かった」から「テストで解ける」までには実は長い距離があります。「分かった」と思ってもいざ自分で解いてみると解けない、ということがよくあります。また、授業内で一度解けたとしてもテストでは解けない、ということもあります。原因は、実は理解が甘かった、演習不足により定着せず忘れてしまった、など様々です。城南コベッツ一社教室ではまず授業内で自力で解けることを確認します。そして定着に必要な量の課題を与えます。さらに、まだ定着度合いに不安がある場合は、次の授業でも簡単に先へ進みません。先へ進めた場合も、頃合いを見計らってもう一度遡るなど、その子に必要な分だけ時間をかけます。
③手厚い自習指導と学習管理で、勉強習慣を身に着けさせます。
最終的に目指す姿は『自律』、つまり自分で勉強や目標に向けた努力が出来るようになることです。しかし、人間は誰しも弱いもので、勉強という苦しいことを続けられるようになるには、初めはある程度の強制力が必要です。もちろん、嫌がる生徒に無理強いをすることはありませんが、「話し合って自習の日や時間を約束する」「授業スケジュール表に自習時間を組み込む」など少しでも教室に足を運んでもらえるよう工夫をします。何をすべきか分からない生徒には教室からプリント教材を渡したり今すべきことを指示したりと、少しでも有意義な時間に出来るようサポートします。次第に集中力が身に着いたり自分でやるべきことを考えられるようになってきたら、少しずつそれぞれの自主性に任せていきます。勉強の基礎体力や集中力、自分なりの勉強の仕方が身に着くまでは我々が手厚く学習を管理します。
以上が当教室の基本的な考え方、やり方の『軸』の部分です。一人ひとりの性格や得意不得意などを踏まえると、アプローチの仕方は様々であり、一つの正解はありません。しかし、「生徒に成長してほしい」という思いからは決してぶれることなく、より良い方法を日々模索し続けています。
当教室の思いに共感いただけましたら、ぜひ一緒に子どもを応援していきましょう!






