小学生 中学生 高校生塾の夏期講習とは?参加するメリットや日程、費用などを紹介します。

夏休みは、補習といった特別な理由を除いて、自分で勉強時間を確保する必要があります。しかし、普段の学校の時間割のように勉強スケジュールが決まっていないため、勉強時間を確保することは容易ではありません。

夏期講習に参加すれば、塾が勉強のスケジュールを組んでくれるため、無理なく勉強時間を確保できます。しかし、夏期講習がいつから始まるか・費用はどのくらいか分からない人も多いのではないでしょうか。

この記事では、塾の夏期講習に参加するメリット・日程・費用などについて解説します。

夏期講習とは

夏期講習とは、塾が夏休みの期間に開講する特別授業のことです。内容(具体的なカリキュラム・指導スタイル・日程・費用など)は塾によって異なります。

初めて夏期講習に参加する人にとっては、講習の日程や費用面などが気になるところでしょう。

夏期講習の日程・平均費用を詳しく見ていきましょう。

日程

夏期講習がいつから始まるのか・いつまでなのかは塾ごとに異なります。

「夏休みの始まる7月下旬から8月中旬」「8月中旬から下旬」「7月中旬から8月下旬」「1週間または2週間だけの短期開講」など塾によってさまざまです。

夏期講習受講生の募集は、6月上旬から開始されるケースが多く、夏休み開始前には定員に達していて受講できないということもあるため、受講の検討・申込は早めに行いましょう。

平均費用

夏期講習の費用は授業内容・学年などによって以下のように異なります。

授業内容 平均費用
小学生 進学(1~5年生) 5~10万円
進学(6年生) 15~20万円
中学生 集団(1~2年生) 3~6万円
集団(3年生) 8~10万円
個別(1~2年生) 6~8万円
個別(3年生) 10~20万円
高校生 集団(1~2年生) 5~10万円
集団(3年生) 7~14万円
個別(1~2年生) 6~15万円
個別(3年生) 9~22万円

受験を控える小学6年生や中学3年生・高校3年生、また、手厚い指導が受けられる個別指導は比較的高めに設定されています。

夏期講習の内容

夏期講習の内容は、塾やコース・講座などにより違うため、自分に合う夏期講習を選択することが大切です。

夏期講習の主な授業内容を詳しく解説していきます。

1学期までの復習

夏期講習は1学期終了後に実施されるため、1学期までの範囲を復習することを中心としている塾が多いです。

1学期の内容が苦手でしっかり復習したいという人は、1学期の復習に力を入れている夏期講習の塾を選びましょう。

2学期の予習や応用問題に挑戦

塾によっては、1学期の復習だけでなく、2学期の予習(先取り)をバランス良く夏期講習に盛り込んでいるところもあります。

また、普段の授業では養えない応用力を身に付けることを目的とした授業内容にしている塾も見られます。

夏休み後に良いスタートを切りたい・応用力を身に付けて自分ができることを増やしたい人は、2学期の予習や応用問題に挑戦できる夏期講習の塾を選択しましょう。

苦手分野の克服

前学年から理解が不十分な人は、復習を中心としている夏期講習の塾を選択しましょう。

1学期だけでなく前学年の内容も含めて復習を徹底してくれる塾もあります。時間をかけて丁寧に説明してくれるため、理解力を高めることができます。

受験に向けた対策

進学塾の夏期講習の場合には、復習や予習ではなく、受験問題を中心とした受験対策を目的としているケースが多いです。

しかし、受験に特化している塾では、小学6年生や中学3年生、高校3年生は夏休みに入る前に全ての勉強内容が終わっていることがほとんどです。内容が分からなければ受講しても意味がないので、受験特化の夏期講習の塾を受講する際は内容をしっかり確認してから申し込みましょう。

夏期講習に参加するメリット

塾の夏期講習に参加することには以下のようなメリットがあります。

  • 学習時間を確保できる
  • 情報収集ができる
  • 付帯サービスを利用できる

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

学習時間を確保できる

夏休みは学校の授業がないため、勉強を習慣化することが容易ではありません。テレビや動画サイトなどをダラダラ見てしまう・ゲームをしてしまうなど、生活のリズムが乱れやすく勉強が後回しになりがちです。

夏期講習に参加することで、学習時間を計画的に確保することができるため、無理なく勉強を習慣化できるでしょう。

情報収集ができる

受験を控えている人は、自身の学力でどの学校を受験するのが適切なのか、また、どの学校まで狙うことができそうなのか気になっている人も多いのではないでしょうか。

塾は勉強方法を教えてくれるだけでなく、受験に必要な情報提供も行っています。例えば、評定やテストの順位・点数などから、「現時点の学力に見合った学校」「努力すれば目指せる学校」などを総合的に判断してくれます。

また、個々の学校の特徴なども教えてくれるため、目標を設定しやすくなり、勉強意欲が湧いてくるでしょう。

付帯サービスを利用できる

普段は塾に通っていない人でも、夏期講習を受講することで一時的に塾生と見なされるため、塾生と同様に塾の付帯サービスを利用できます。

例えば、「自習室を利用できる」「精神的なケアや質問対応などを手掛けるスタッフに相談できる」などです。

特に塾にはテレビや漫画などの誘惑がないため、自習室で夏休みの宿題に取り組めば効率よく終わらせることができるでしょう。

まとめ

夏期講習は夏休みに開講されますが、塾によって日程が異なります。また、塾によって授業内容が異なるため、日程と授業内容・費用などをよく確認してから選択することが大切です。

とは言え、夏休みはどうしても勉強を習慣化することが容易ではありません。塾の夏期講習に参加すれば勉強を無理なく習慣化できるため、早めの検討・申込をおすすめします。

個別指導塾の城南コベッツでは、しっかりと勉強時間を確保できるほか、生徒一人ひとりに最適化されたオーダーメイド学習プログラムを提供しています。夏休みに苦手を克服したい人は是非ご検討ください。

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