中学生英語の一般動詞についてbe動詞との違いや過去形をわかりやすく解説

英語の一般動詞について「なんとなく聞いたことはあるものの、ほかの動詞や単語との違いがよくわからない」とつまずいてしまった中学1年生の方は多いのではないでしょうか。一般動詞は中学に入って最初のうちに学ぶ英単語の分類のひとつで、中学英語の基礎だからこそ理解を深めておくのが、目の前の定期テストはもちろん今後の英語学習においても大切です。
この記事では、一般動詞の意味からbe動詞の違い、実際の英作文のコツまで中学1年生の範囲に注目して解説します。
一般動詞とは?

一般動詞とは「be動詞」を除く動詞全般を指し、その種類は膨大です。まずは一般動詞について、基礎となる考え方から整理しましょう。
一般動詞はbe動詞以外の動詞
英語の動詞は大きく分けると「be動詞」「一般動詞」の2種類です。
| 種類 | 概要 | 代表例 |
|---|---|---|
| be動詞 | 「〜は〜です」と主語と以降の文章を結ぶ動詞 | is/am/are |
| 一般動詞 | be動詞以外のすべての動詞 | run(走る)/eat(食べる)など |
be動詞は「is」をはじめ代表的なものは3種類で、原形・過去形を含めても種類が少ないのが特徴です。対して一般動詞はbe動詞以外の動詞すべてで、日常のあらゆる動作や状態を表す英単語を指します。
つまり、英語に登場する動詞を見た時は「is/am/are」のいずれかであればbe動詞、それ以外であれば一般動詞と考えると、大きく見分け間違えることはありません。
一般動詞には動作や状態を表すものがある
一般動詞はさらに「動作」「状態」を示す2つの種類に分けられます。
| 一般動詞の種類 | 代表例 |
|---|---|
| 動作(具体的な行動)を示す動詞 | write(書く)/walk(歩く)など |
| 状態(気持ちや様子)を示す動詞 | know(知る)/like(好き)など |
動作を示す動詞は目に見える行動を表すため理解しやすい一方、状態を示す動詞は「ずっと続いている状態」を意味する英単語であるのがポイントです。原形で「継続する状態」を示しているため、状態動詞は基本的に現在進行形(ing形)にしない点も合わせて知っておくと、後の英語勉強でのつまずきも減らせるでしょう。
中1でよく使う一般動詞の例
中学1年生の教科書で登場する一般動詞のうち、特によく使われるものを動作動詞・状態動詞に分けて紹介します。
| 動作を示す一般動詞 | 状態を示す一般動詞 |
|---|---|
| walk(歩く) | know(知っている) |
| run(走る) | like(好きである) |
| play(遊ぶ/演奏する など) | have(持つ/持っている) |
| eat(食べる) | want(求めている) |
| study(勉強する) | live(住んでいる/生きている など) |
| read(読む) | |
| write(書く) | |
| go(行く) | |
| come(来る) |
一般動詞は膨大な種類があるため、教科書やテストで登場した単語から少しずつ覚えて、スムーズな英語学習を目指しましょう。
一般動詞とbe動詞の違い

be動詞は「=(イコール)」を表す動詞
be動詞の主な役割は、主語とそれ以降の文章を「=(イコール)」の関係で結ぶ言葉です。日本語に直訳すると「〜は〜です」であり、以下のように単語や文章同士を結び付けています。
| 英文 | Ken is a student. |
| 日本語訳 | ケンは学生です。 |
対して一般動詞は「主語がどのような行動をするか」「どのような状態にあるか」を直接示す単語です。
| 英文 | I like English. |
| 日本語訳 | 私は英語が好きです。 |
「イコールで結ぶ」のがbe動詞、「動作や状態そのものを表す」のが一般動詞であるのが、2つを区別するうえで意識したい考え方だといえます。
一般動詞かどうかを簡単に見分ける方法
英文中の動詞が一般動詞か否かを判断する時は、使われている単語の種類に注目しましょう。使われている動詞が「is/am/are」などであればbe動詞、当てはまらないのであれば一般動詞です。
ここで注意したいのが、一般動詞のひとつである状態動詞を、be動詞と誤解してしまうケースです。状態動詞はあくまでも一般動詞の一種で、be動詞で結ぶべき単語ではないため「動詞の後ろが主語とイコールの関係性を作っているか」をもとに考えて、混同を防ぎましょう。
be動詞についてさらに詳しく復習したい方は、こちらも合わせて参考にしてください。
中学英語の基礎:be動詞の意味、役割、使い方を徹底解説
【基本編】一般動詞の英文での使い方

一般動詞を正しく使うには、基本の語順とルールを押さえておく必要があります。ここでは、一般動詞を使った英作文の基本をポイント別にまとめました。
肯定文の語順は「主語+一般動詞」
一般動詞を使った肯定文の基本は、主語のすぐあとに一般動詞を置く語順です。日本語は動詞(述語)を文の最後に置くケースが多いですが、英語では主語の直後に置くのが、大きな特徴だといえます。
| 英文 | I run every day. |
| 日本語訳 | 私は毎日走ります。 |
英文では主語である「I」の直後に動詞である「run」を置きます。このように最初に「主語・述語(動詞)」を置いて、以降にその文章を装飾する情報を加えていくのが、英作文の基本です。
主語が三人称単数なら動詞に「s」が付く
一般動詞を使った英作文で気をつけたいのが、主語が三人称単数の時です。「He(彼)」「She(彼女)」や具体的な名前を主語として置き、現在の話をする時は一般動詞の語尾に「三単現のs」を付けます。
| 英文 | He plays soccer. |
| 日本語訳 | 彼はサッカーをします。 |
三人称単数が主語だと、一般動詞(述語)である「play」に「s」を付けて「plays」とします。動詞の種類・語尾によって「三単現のs」の付け方が変わるため、以下のような例外も押さえておきましょう。
| 特徴 | 三単現のsの付け方 |
| 語尾が「o」「s」「x」「ss」「sh」「ch」 | 語尾に「es」を付ける 例)「go」→「goes」など |
| 語尾が「子音+y」 | 語尾の「y」を「i」に変えて「es」を付ける 例)「study」→「studies」など |
| 例外的な変化 | 例)「have」→「has」など |
三単現のsの付け方は動詞によりさまざまのため、付け方のルールはもちろん、教科書などで登場した一般動詞を暗記する時に「s」の付け方も合わせて確認すれば、英語学習がさらにスムーズです。
【応用編】一般動詞を使った英文の表現を広げるポイント

肯定文の作り方がわかったら、次は否定文や疑問文・過去形など、より幅広い表現の英作文にも挑戦しましょう。ここでは、中学1年生から知っておきたい基本的な英作文のコツを解説します。
否定文は「do not/does not+一般動詞」
一般動詞の否定文は、主語の種類に応じて動詞の前に「do not」または「does not」を置きます。
| 項目(短縮形) | 対応する主語 |
| do not(don’t) | 一人称(I)/二人称(You)/複数形 |
| does not(doesn’t) | 三人称単数(He/She/固有名詞など) |
以上をもとに一人称で否定文を作成すると、以下の通りです。
| 英文 | I do not play tennis. |
| 日本語訳 | 私はテニスをしません。 |
基本的には肯定文を作成し、主語と述語(一般動詞)の間に「do not」を挟むだけで否定文は作れます。
ただし、主語が三人称単数の時は否定文にすると、三単現のsを外す必要がある点に注意が必要です。
| 英文 | He does not play tennis. |
| 日本語訳 | 彼はテニスをしません。 |
肯定文だと「He plays tennis.」のように一般動詞に「s」が付くところ、否定文では「do」に三単現のsが付いて「does」となります。一方で一般動詞に付いていた「s」は不要なため、忘れずに外しましょう。
疑問文は「Do/Does」から
一般動詞の疑問文は、文の最初に「Do」「Does」を置き、文末に疑問符「?」を付けます。主語が一人称・二人称・複数の場合は「Do」、三人称単数の時は「Does」を置いて作文しましょう。
| 英文 | Do you like music? |
| 日本語訳 | あなたは音楽が好きですか? |
一般動詞を使った英文を疑問文にすると、基本的には「はい」か「いいえ」で答える文章になります。そのため、この疑問文に回答する時は、主語の変化に注意しつつ以下のように答える必要があります。
| 肯定の回答 | Yes, I do. (はい。私は音楽が好きです) |
| 否定の回答 | No, I don’t. (いいえ。私は音楽が好きではありません) |
疑問文とその回答ともに、主語を意識して「do」「does」のどちらを使うかを判断して作文するのがポイントです。
過去形文は「一般動詞ed(過去形)」が基本
過去を示す英文を作る時は、基本的に一般動詞の語尾に「d」や「ed」を付けて、動詞を過去形にして作文します。
| 英文 | I played the piano yesterday. |
| 日本語訳 | 私は昨日ピアノを演奏しました。 |
動詞は過去形に変化させる方法から、規則動詞と不規則動詞に分類できます。
| 種類 | 特徴 | 代表例 |
| 規則動詞 | 動詞の原形に「d」「ed」を付けるだけで過去形にできる動詞 | play→played use→used |
| 不規則動詞 | 過去形にする時に「ed」を付けるのではなく異なる形になる動詞 | have→had go→went |
規則動詞のように動詞を過去形に変える基本の法則を押さえつつ、勉強中に登場した不規則動詞から少しずつ覚えましょう。
また、過去形文は否定文や疑問文と組み合わせて作文する場合もあります。
| 過去形+否定文 | I didn’t play the piano yesterday. (私は昨日ピアノを演奏していません。) |
| 過去形+疑問文 | Did you play the piano yesterday? (あなたは昨日ピアノを演奏しましたか?) |
否定文や過去形にすると「do」が過去形「did」になり、一般動詞は原形に戻る点も、合わせて押さえておきましょう。
現在進行形文は「be動詞+一般動詞ing」
今まさに継続している動作や状態を表す現在進行形を作る時は、主語の後ろにbe動詞を入れて、一般動詞は語尾に「ing」を付けます。
| 英文 | I am walking now. |
| 日本語訳 | 私は今歩いています。 |
英作文では一般動詞に「ing」を付けるだけでなく、主語に合わせたbe動詞も加える必要があります。そのため、現在進行形では「be動詞+一般動詞ing」をワンセットで押さえるのがポイントです。
また「know」「like」など状態を示す動詞は肯定文のままで継続する状態を表現できるため、基本的には現在進行形にせず使います。一般動詞は動作を示す動詞と状態を示す動詞の違いも合わせて理解しておくと、迷わず使い分けられるでしょう。
「do/does」の使い分けや「s」の消し忘れに注意
一般動詞の学習で特につまずきやすいのが、以下のポイントです。
- 主語に応じて「do/does」を正しく使い分けられているか
- 動詞に合わせて三単現のsを正しく付けられているか
- 否定文や疑問文を作る時は一般動詞の三単現のsを消し忘れていないか
- 一般動詞を正しい過去形に変えられているか
- 現在進行形文に主語に応じたbe動詞を付けられているか
つまずきやすいポイントはうっかりミスから暗記が必要な部分までさまざまです。一般動詞は中学英語はもちろん、今後の英語学習・英会話の土台となるポイントだからこそ、基礎からしっかり固めるのを意識して、英語学習を進めましょう。
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一般動詞はbe動詞以外の動詞で、膨大な種類があります。文法から語形の変化までルールも多く感じられたかもしれませんが、一つひとつ整理すれば、決して難しい内容ではありません。
とはいえ、一般動詞は英語学習の基本ともいえる内容だからこそ、わからないまま放置すれば、どんどん英語学習に遅れが出てしまいます。
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