2023.07.20
城南コベッツ京急川崎駅前教室です!
皆さん調子はどうでしょうか?
暑い日が続いているので、くれぐれも体調には気を付けてくださいね!
さて、本日は公立中学校の定期テストについて軽く分析していきたいと思います。
併せて神奈川公立高校の入試についても少し話していこうと思います。
今回例として使わせてもらうのは川中島中学校3年、前期中間の英語のテストです。
制限時間は45分。
大問は全13題、うち記述を求める問題は4題。リスニングは大問で4題、小問で12題です。
その他は文法問題、長文問題でマークシート方式です。
皆さんがこの問題を解いたときに感じるのは、恐らく圧倒的な時間不足ではないでしょうか。
45分のうち数分がリスニングのためにあると考えると、筆記問題に充てられる時間はもっと少なくなります。
では筆記問題の量はどうかというと、これも決して少なくありません。
文法問題、長文問題はもちろん、英作問題と幅広く読み書きに関する設問が並んでいます。
この問題を解くには普段学校で扱っている文法や単語、英語の表現を正しく理解したうえで自ら英文を作成したり、英文を読む練習をしたり、学校教材の音声でリスニングの練習をしなければなりません。
「学校で習っている文法が分からない」状態ではほぼ太刀打ちできないでしょう。
今回の定期テストの平均点が44点というのも、やはり皆さんが苦戦した証拠ではないでしょうか。
ですが、なにも学校の定期テストは皆さんに理不尽な難易度の問題を課しているわけではありません。このレベルを乗り越えられなければ、神奈川県の県立入試では点数が取れないのです。
事実、神奈川県の公立高校入試で出題される英語の試験では、このテスト以上の語数を使用した英文が出題されるのです。定期テストで悲鳴を上げていてはいけないのです。
......と、少し怖い話をしてしまったかもしれません。ですが、現実問題として英語は単語や文法が分からなければ読めません。読めなければ当然のことながら英文を書けません。また、文字から情報を得られなければ、音声を正しく聞き取って英語を理解することもできません。
そして英語はこの先、大学受験でも問われます。
今年中学三年生の皆さん。英語の勉強、大丈夫ですか?
今は夏休み目前。まだ間に合います。
志望校合格のために、しっかり勉強しましょう。
城南コベッツ京急川崎駅前教室