溝の口教室のメッセージ
【2025blog】No.30 夏休みに学習すべきこと~高校生編~
2025.07.08
こんにちは!
城南コベッツ溝の口教室です。
高校生にとって、夏休みは「自由な時間」が豊富な分、学習内容や取り組み方によって大きく差がつく時期です。特に大学受験を意識し始める高1・高2生、そして本番を控える高3生にとっては、この夏が学力の転機となります。
ベネッセ教育総合研究所の調査によれば、夏休みに1日4時間以上の自主学習を継続した高校生は、2学期の模試偏差値が平均で4.8ポイント向上したという結果が出ています。では、学年ごとにどのような学習が効果的なのでしょうか?
【高1・高2生】:「土台づくり」と「将来の準備」がカギ!
① 英検対策(特に2級)
高校2年生までに英検2級を取得しておくことは、大学入試において非常に有利です。実際に多くの大学で英検2級以上をスコア提出・出願資格・英語試験免除の条件としています。
英検はリスニング・ライティング・スピーキングを含む4技能試験なので、学校の定期テストでは測れない本質的な英語力が求められます。夏休みは過去問演習・単語の暗記・ライティングの練習など、まとまった対策ができる絶好の機会です。
② 数学・英語の基礎力強化
大学入試の主力科目である数学と英語は、1・2年生の内容が大半を占めます。今のうちに苦手単元を洗い出し、例題→演習の流れで理解を深めましょう。
③ 読書・思考力トレーニング
国公立志望者や総合型選抜(旧AO)を検討している場合、小論文・面接で問われる「自分の考えを言語化する力」が必要です。読書や新聞コラムを通じて、多様な価値観に触れ、考えをまとめる練習をしておくと強い武器になります。
【高3生】:夏が合否を分ける!
① 共通テスト・二次試験の過去問演習
「時間内に解く力」「設問の意図を読み取る力」を養うために、共通テスト形式の問題を解き、復習までセットで行うことが大切です。共通テストでは情報処理スピードが問われるため、演習量と慣れが命です。
② 苦手科目の克服
苦手を後回しにすると秋以降の得点力が伸びません。特に理社は得点源にしやすいため、集中的に取り組むことで模試の結果に直結します。
③ 面接・志望理由書の準備
推薦や総合型選抜を考えている人は、自己分析や志望理由書を書き始めましょう。夏に出願準備おくことで、9月以降の対策がスムーズになります。
【全学年共通】夏の学習を成功させるコツ
■学習計画を立てる(週間・日別スケジュール)
「何を・いつ・どのくらい」の計画を立てることで、達成感を得ながら継続できます。
■午前中を「集中学習時間」にする
脳が最も働く午前中に、英語長文や数学などの思考系科目を行うのが効果的です。
■定期的に自分の理解度をチェックする
問題演習や模試を通じて、知識の定着度を測ることが成績アップの鍵になります。
夏休みの過ごし方で、学力はもちろん、受験の結果や将来の進路まで変わってきます。今の努力が、未来の選択肢を広げる第一歩です。ぜひこの夏を、「成長の夏」にしましょう!
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