こんにちは。城南コベッツ二俣川教室です。
令和7年度の神奈川県公立高等学校入学者選抜学力検査の結果から
読み取ったことをお伝えし、夏の学習に向けてのアドバイスをします。
今年度は全体に向けてのガイダンスを行わないので、
教室からのお知らせという形でお伝えします。
各教科平均点(R6とからの変化)
外国語(英語) 47.0→51.4(+4.4)
国語 64.0→73.8(+9.8)
数学 55.6→51.3(
-4.3)
理科 57.3→51.7(
-5.6)
社会 54.8→57.9(+3.1)
平均点は上記のようになりました。
昨年度ほどのばらつきはありませんが、相変わらず国語の得点が高くなっています。
また例年安定していた数学の平均点が下降しました。
出題の傾向を見た際に、例年に比べて大きな変化があったわけではないので、
作問の仕方や解答の仕方で点数が下がった部分が大きかったように感じます。
数学、理科で点数を稼ぎづらかったと思います。
特に数学は得点別分布でも81点以上得点した受験生が全体の2%弱と前年の4%強より半減したため、
数学で高得点を取るのは非常に難しかったでしょう。
ちなみに、教科別に81点以上得点した受験生の割合を見てみると少し興味深いことが分かります。
英語 19.0%
国語 40.7%
数学 1.8%
理科 10.6%
社会 18.0%
英語、社会を標準的なラインとして考えると、国語の上振れと
数学の下振れが顕著なことが見て取れます。
もちろん、国語での記述問題の採点の難しさ等もあると思いますが、
ここまで極端な点差になってしまうと少し厳しいですね。
また、英語は平均点が低い割には高得点者層が厚いことが特徴です。
実は英語は100点を取った受験生の割合が国語に次いで高く、1.1%でした。
(ちなみに国語は3.1%、数学は0.0%、理社は0.4%でした)
英語は、例年分布がテーブル状になります。
すなわち、『高得点層もそれなりにいるが、低得点層も多い』ということになります。
志望校にもよりますが、最も点差のつきやすい教科であるということもできます。
夏の勉強として復習をするのはとても良い教科であるといえますね。
国語は、『初見の問題への対策』をしておきましょう。
特に中学校のテストで初見問題をあまり出さない学校は要注意です。
模試等を活用し、対策をしていきましょう。
数学は、全範囲の復習をすると同時に『時間をかける問題とかけない問題』を見分けられるようになりましょう。
昨年度までは得点しやすかった問2ですが、難しく感じた受験生が多かったようです。
模試や過去問でこうだったから...にとらわれず、目の前の問題に対応できる力を養いましょう。
時間をかけてもどうしようもない問題というのが数学では出題される場合があります。
そういった問題をいったんスルーし、解くべき問題にしっかり時間を使いましょう。
理科は『全範囲復習』が大事です。
中学3年間の範囲のどこからでも出題されます。夏の間にこれまでに学習した内容をいったんすべて復習しきりましょう。
また、公立高校入試では、計算問題がほぼ確実に出題されます。
これらの対策もしておきましょう。
社会も理科と同様、『全範囲復習』が大事です。
また、これまでに見たり触れたりしたことのない資料が問題文中に入ってくることがあります。
ちょっと焦るかもしれませんが、教科書で学習した内容をもとに資料の意味を考えれば実はそんなに難しくないことが分かると思います。
正誤の組み合わせ問題が少し正答率が低いので、(語句等の)丸暗記でなく、
どのような内容であるか詳しく理解しておくことが必要です。
この夏の勉強を頑張りたい人、ぜひ城南コベッツ二俣川教室へ!
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