2022.05.27
皆さん、こんにちは。講師の山田です。
前回は小学生の頃の勉強法を中心にお話いたしました。まだご覧になってない方はそちらからご覧いただけると嬉しいです。さて、今回は主に中学生のころの勉強についてお話します
。
中学生の勉強で大事なことは、「定期テスト対策」と「思考力の強化」と「勉強体力の増強」の3点です。
1つ目の定期テスト対策について、中学生になると期末テスト、中間テストなどの定期テストが始まります。
定期テスト対策で最も大切なことは、過去問の分析から出題内容を予想し、それに向けた対策をすることです。
定期テストは通常、1人の学校の先生が年間を通して作成します。同じ先生が作った過去問から、「どのような形式の問題が出るか」、「問題量はどの程度なのか」などといった事を考えて対策をすることは、高校受験や大学受験において非常に大切となる過去問研究の良い訓練になります。
柴崎駅前教室には地域の中学の定期テストの過去問が豊富に貯蔵してあり、私が通塾していた時も研究材料の不足に悩むことはありませんでした。
2つ目の思考力の強化について、これは小学生のうちから中学内容を先どりしたり、中1、2年の早い段階で中学の履修内容を終えた方に特に重視していただきたいです。
普段の学校の授業は集団授業であることと時間の問題で、長い時間をかけて1問に対して思考する機会はあまりないと思います。授業中に短時間で多くの問題をこなす、また学校指定のワークの簡単な問題を沢山解く、といった事は基礎学力の定着にはいいと思いますが、思考力はつきません。
腰を据えてじっくりと難問の解き方を長い時間をかけて考える事で身につく思考力は大きなアドバンテージになります。また、この事は個別指導塾などで、講師がついた状態で行うと、さらに効果的です。しかし、これは必ず基礎を定着させてから行うようにしてください。
3つ目の勉強体力の増強について、これは高校受験や大学受験の勉強を見据えた時に最も大切です。
受験対策では、多教科に渡り深い理解を要しますが、それには膨大な勉強時間がどうしても必要になります。といってもいきなり長時間集中して勉強することはなかなか大変です。
私自身も小学生までは塾でしか勉強はほとんどしていなかった為、中学生になって自習時間を増やそうとしましたが、はじめのうちは、長時間集中して勉強することは難しかったです。
毎日机に向かい、自習時間を確保することで、徐々に、長時間の勉強に耐え得る勉強体力がついてきます。
以上の3点が中学校時代に意識していた事です。中学生の勉強は目先の定期テストの点数や、五段階評定の数字に目が行きがちですが、常に一歩先の勉強や進学の事を見通して日々の学習をする事で、一夜漬けの定期テストの高得点とは比べ物にならないくらいの価値がある「真の学力」を身に着けることができます。これは受験に向けて有用であるだけでなく、その後の人生においても財産となります。
さて、2回に渡り私の小中学生の頃の勉強のポイントについてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
少しでも新しい発見や皆さんの学習にとってプラスになる事があったならば嬉しいです。
そして、この記事を最後まで読んで頂いた、学習意欲ある皆さんと共に勉強できる事を楽しみにしています。
それでは、城南コベッツ柴崎駅前教室でお待ちしています。
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