高1の冬は、学力差が付きはじめる時期と言われています。大学入試に向けて、高校内での立ち位置から自分の学力レベルを判断したり、受験科目について考え始めていく時期です。
今回は、以下についてお伝えしていきます。
・高校内での立ち位置を把握する
・中学レベルまでの学習を完璧にする
・受験科目について考えよう
・定期テスト対策以外に大学入試のための学習を!
それでは、詳しく見ていきましょう。
高校内での立ち位置を把握する
大学入試は、都道府県や地域ごとに行われた高校入試とは異なり、全国の高校3年生や浪人生との競争となります。
高校入試よりも厳しい戦いになるため、戦略を考えて受験勉強に臨むことが大切です。
たとえば、明治大学が志望校で、通っている高校の合格実績が以下の割合だった場合。明治大学に合格するためには、高校内で上位10%以内に位置している必要があります。
大学レベル帯
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進学比率
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GMARCH
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10%
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日東駒専
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30%
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大東亜帝国
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30%
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もし、高校内で真ん中くらいの成績であれば、現状では日東駒専レベルもきわどいため、明治大学を目指すのであれば、相当の努力が必要だと分かるでしょう。
中学レベルまでの学習を完璧にする
大学入試では、小学校から高校までに積み上げたすべての学力が問われます。定期テストの時のように、直前に頑張れば何とかなる試験ではありません。
高校入学後に良い成績を出している場合でも、中学レベルまでの単元理解にあやふやな点があれば、早いうちに克服する必要があります。
弱点克服を後回しにすると、高校で学ぶ内容が理解しづらくなり、さらに課題が溜まる負のループに陥ってしまいます。
高2、高3になるとますます時間に余裕がなくなります。この冬にしっかり、中学で学んだ内容も含めて見直しておきましょう。
受験科目について考えよう
大学入試は公立高校の入試とは違い、すべての科目が均等に出題されるわけではありません。
私立大学であれば3教科受験のケースが多く、国公立大学でも科目ごとで配点に偏りがあるなど、大学によって受験科目が異なります。
そろそろ文系にするか理系にするかを決めていく時期ですが、その理由は「受験科目が何になるか分からないと効果的な学習ができない」からです。
国公立大学文系の場合、共通テストでは地歴公民が2科目、国公立大学理系の場合は、共通テストの理科が2科目であることが多いです。
また、栄養学系や看護系などでは英語・国語・理科という受験科目になったりもします。
文系理系の方向性をそろそろ決めて、力を入れる科目を絞っていくようにしましょう。
定期テスト対策以外に大学入試のための学習を!
高校の定期テストに向けて、一生懸命勉強している人も多いでしょう。定期テストで日々の学習の定着度を確認することができるため、テスト対策ももちろん重要です。
しかし、学校の定期テスト対策だけでは、大学入試に向けた学習をしている人たちに徐々に差をつけられてしまいます。
この冬は必ず、これまでの苦手分野を見直すなど、大学入試のための学習を勉強スケジュールに組み込みましょう。
また、文系理系のどちらにするか、国公立大学が良いのか、私立大学が良いのかなど、進路についても考えてみてください。
将来やりたいことによって、どんな学部で学べば良いのか、その学部が強い大学はどこなのかなど具体的に決まってきます。
受け身の姿勢では大学受験は乗り切れません。自分の将来について、主体的に考える時間を取っていきましょう。
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