【例題1】次のようなきまりで数がならんでいます。
1,0,1,1,2,1,0,1,1,2、1,0,1,1,2、・・・・
(1)2013番目に1は何個ふくまれていますか。
(2)2013番目までにならんだ数の和を求めなさい。
【例題2】ある年の4月のカレンダーが破れてしまいました。
残っているものは以下の通りです。
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4月 |
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月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
日 |
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1 |
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3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
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13 |
14 |
15 |
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20 |
21 |
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(1)祝日(4月29日)は何曜日ですか?
(2)日曜日は何回ありますか?
【解答】
【例題1】答え(1)1208個 (2)2012
1,0,1,1,2が、くり返される群数列になっています。
(1)2013番までに(1,0,1,1,2)の組み合わせが2013÷5=402
あまり3より、402セットあることが分かります。1つの組み合
わせに1は3個ふくまれていますので、3×402=1206。
また、あまった3つ(1,0,1)に、1は2個ふくまれています。
よって、1206+2=1208個。
(2)1つのグループの和は1+0+1+1+2=5。
全部でグループは402個ありますので、5×402=2010。
あまった3つをたすと1+0+1=2。
よって、2010+2=2012。
【例題2】答え(1)水曜日 (2)4回
カレンダーは「7で割ったあまりによってグループ分けされた数列」
と考えることができます。この年の4月は、曜日にあまりが次のよ
うに割り当てられます。
月6 火0 水1 木2 金3 土4 日5
(1)29÷7=4あまり1 あまりが1なのは水曜日
(2)カレンダーは曜日ごと(たて)に見ると7ずつ増えます。
日曜日は5日、5+7=12日、12+7=19日、
19+7=26日の4回。