2025.06.02
今回は、理科のオススメ勉強法について解説します!
ぜひ毎日の学習に取り入れて、成績アップを目指しましょう!
中学生が習う理科は4つの分野に分かれています。
・生物分野(動物、植物、自然など)
・地学分野(天気、大地、宇宙など)
・化学分野(物質、化学変化など)
・物理分野(運動、電気、光・音など)
それぞれの分野の特徴・対策について見ていきましょう!
①生物分野
生物分野は基本的に暗記がメインです。
覚える用語が多いですが、動物や植物など、少しはイメージがしやすいはずです。イメージが出来れば用語はぐっと覚えやすくなります!
どうしても難しい場合は、効率的に暗記できるように、ワークを繰り返したり、問題集で類題を解くなどしたりして、出題パターンに慣れていきましょう。
また最近では、実験の目的を考えたり、その結果から考えさせたり、という問題も増えています。
遺伝や植物の単元では、簡単な計算問題も出されることがあります。
用語を覚えたら、基本問題から発展問題まで幅広い問題にチャレンジして、慣れておくことも大切です!
人体については、アニメ・映画の『はたらく細胞』が楽しく学べておすすめです!
②地学分野
地学分野は暗記メインな単元が多いですが、計算や法則なども出題されます。
地震や湿度、星の動きの問題は、文章から情報を読み取るだけでなく、グラフや表・図を使う問題も出題されます。
どれも計算や考え方はそんなに難しくないですが(割合は苦手な人も多いですが...)、日頃から文章から必要な情報を抜き出したり、グラフなどの活用の仕方を練習しておくとよいでしょう。
どの数字をどうすることで答えに辿り着くのか、類題をたくさん解いて、模範解答をよく読みながら、理解を深めていきましょう!
また宇宙の単元はイメージしにくいので、映像を見てみたり、簡単な実験をしてみるのも良いでしょう(月の満ち欠けなど、苦手な子が多いです)。
③化学分野
化学分野では、中1では水溶液の濃度や物質の密度の計算、中2からは化学反応式が難しいです。
これらの問題を、暗記した知識を活用して解く力が求められています。
グラフから数値の変化などを読み解く問題もあるため、グラフや表を見慣れておきましょう。
実験問題では、実験を丸暗記するよりも「手順・注意点・結果・考察」に注目して出題パターンを理解し対策しましょう。
また、化学の単元はイメージが非常にしにくいので、覚え方を工夫してみるのも良いでしょう。
化学式は歌や語呂合わせも効果的です!(すいへいりーべ...)
酸性・アルカリ性については、「BTB溶液」「リトマス試験紙」の反応をみる問題で、それぞれの
・「酸=すっぱい」 ・「アルカリ=にがい」
という性質に注目すると暗記を手伝ってくれます!
例)すっぱいもの→レモン(BTB溶液が黄色)、梅干し(リトマス紙が赤に変化)
にがいもの→まずい(青色に変化)
④物理分野
物理分野は、音や光の性質、圧力、電気、運動とエネルギーに関する単元があります。
割合や比、面積などを求める数学力も必要になります。
これらは、法則や公式を暗記するだけではテストで対応しきれないことが多いです。
それを防ぐために、「なぜそうなるのか」の原理やメカニズムを、図解やイラスト、動画を活用して理解してみましょう!
また物理は身の回りで起きる現象を考える分野なので、日常生活で目にする当たり前の現象について興味を向けることも大切です!
「電車が停車するときに体が前方に引っ張られるのはなぜだろう」「なんで空は青いのだろう」など日常生活の中で多くの疑問を持つようにしましょう。
アニメ『Dr.Stone』では物理や化学、地学など幅広い科学について楽しく学びたい方へおすすめです!
と4分野の話をしましたが、言いたいことは結局、
「問題をいっぱい解こう!!」ということです!!!
例えば学校のワーク、テスト前に3周はしましょう!
ここでワークの取り組み方ですが、
・1周目:直接書き込まずにノートに解く→解けなかった問題をチェックしておく
・2周目:1周目で解けなった問題を解き直す
・3週目:1周目でも2周目でも解けなかった問題だけ解き直す
このように取り組み方を工夫して効率良く、弱点を克服していきましょう!
理科はどの分野も、興味関心を持って学習することが大切です。そうすれば短期間でも大幅に成績アップが見込める教科です。
この勉強法を試してみて、理科を好きになってください!!