城南コベッツ愛甲石田教室

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愛甲石田教室のメッセージ

定期テストの点数別 勉強方法 【城南コベッツ愛甲石田教室】

2025.10.01

① 0~40点

ここのエリアは2つのタイプに分けられます。

・勉強をしない生徒・足りていない生徒
理由は単純明快。学習量が足りていないのでテストの点数が上がりません。
英語や数学は積み重ね学習ですので、前提知識やどの程度土台が出来ているかにもよりますが、
基本的に学習時間を増やせば点数はある程度までは上がるでしょう。

一日の中に勉強する時間を作り(場合によっては強制的にでも)、習慣化させる事が必要になります。
歯磨きと同じように、【ちょっと面倒だけどやって当然】という状態に持っていく事がファーストステップとなります。
本当に稀にですが(体感1%くらい)、学校の授業以外ほとんど勉強をせず高得点を取る生徒もいます。
まぁそういう子もちゃんと勉強すればもっと点数が上がるわけで...

また、何のために勉強するのか、しなければならないのかいう意識が足りていない事がほとんどです。
受験学年になってからでは遅いので、
塾等の学習する環境に身を置き、大人や周りの友達から刺激を受ける事も大切だと考えています。


・学習の基盤が出来上がっていない生徒
学校での勉強も家での勉強も、学習の基盤が出来上がっていないため理解に至っていないパターン。
学習の基盤とは 【文章を読み取り理解する力・会話の意図を理解する力】と考えます。

学校の授業でも先生が何を言っているのかわからない。質問してもわからないからしない。
教科書を見てもよくわからないから、太字だけとりあえず暗記 が勉強になっている生徒。

こういった生徒は学校での勉強内容とは別に読書や語彙力強化といった言語学習を続けなければなりません。こちらは学習成果が目に見えないのでモチベーションを保つのが大変ですが、コツコツ継続していき
気付いたら出来上がっているのが学習の基盤といえます。

また、学習の基盤が出来ていない生徒は漢字に弱い生徒が多い傾向にあります。
漢字それぞれに意味がありますので、言葉の意味を覚えるうえで重要なヒントとなります。
例えば 「剥奪」という言葉があります。
漢字の意味を理解していると、「剥ぎ取って奪う」「強制的に奪取される」というイメージが出来るはずですが、漢字に弱い生徒の場合「はくだつ」という4文字の並びを音だけで覚えなければなりません。 
つまり、日々漢字の学習をすることも重要だということです。

② 40~60点

・テスト前になると必死に勉強するタイプです。
最も多いタイプです。
宿題も提出物も期限までに出してはいるが、それ以外で勉強はあまりしない。

この点数を取る生徒の多くは圧倒的に反復が足りていない生徒です。
以前このブログに書いたこともありましたが、
解き方を全て理解してやっと平均点という事を忘れてはいけません。
そこからどれだけ繰り返し問題を解くかで、70点・80点と点数を上げていけるのです。

愛甲石田教室にあるプリント学習システムで、
テスト範囲の問題を繰り返し沢山解きましょう。

テスト勉強にて、解き方を理解する事に時間を割いてしまうと、
反復学習をする時間が足りなくなります。
この点数の生徒に意識してもらいたいのは、
テスト2週間前には基礎は全て頭に入っている状態にしておくことです。

そのためには普段からの学習が必要ですし、
テスト前にワークは既に1周終わっている状態にするために、
学校で習った範囲までのワークは都度自分で進めておくこと。



③ 60点~80点

学校の授業はしっかり理解出来ているはずです。
学習時間もそれなりに確保出来ていると思います。
この点数をとる事が多い場合は、テスト勉強のやり方や本質理解が点数アップにつながります。

反復学習に関しては先に出た内容と同じで、
内容理解後に繰り返し問題を解く。
こちらを単元毎に完璧にして次に進むようにします。

テスト前はどうしても、
テスト範囲の内容を全て勉強しなければいけないという気持ちになります。
もちろんそれはそうなのですが、
「この単元だけはどんな問題が出ても大丈夫!」と言える範囲をひとつずつ増やしていくようにしましょう。
範囲全体をふわっと学習しても、範囲全体をふわっと理解する結果になり、
理解してはいるけど完璧ではない点数(60~80点)に落ち着きます。

また、暗記や公式だけに頼っていると難しい問題で応用が利かなくなります。
この問題はこの公式(なぜかはわからないが)、この文法はこのルール(先生が言ってたから)という段階から更にステップアップして、
なぜこの公式を使うんだろう? この文法ってなんでこんなルールなんだろう?
と、もう少し深く学習してみても良いでしょう。
なかなか一人で答えを見付けられませんので学校の先生、塾の先生に聞いてみましょう。
こういった疑問が解決されていくと、今度は別の疑問が生まれ、学習することに楽しみを見出せるかもしれません。更に更に、これらを人に説明出来るようになると理解も深まります。
新しく身に付けた知識をお友達や家族に説明してみても良いでしょう。


④ 80~99点
塾や自宅での先取学習がしっかり出来ている生徒が多く、
テスト範囲はだいぶ前にやった内容という生徒が多いでしょう。
勉強方法も確立出来ています。

しかし慢心してはいけません。
如何にケアレスミスをなくすか、上位数%しか解けない応用問題で加点出来るかが勝負を分けます。

以前こちらの記事にも書きましたが、
初見の問題をなくす(減らす)ため、色々な種類の問題を解く事が重要です。

ワーク以外にも、
教室にあるテキストの問題。プリント学習システムのチャレンジ問題。別の学校の過去問等、
学校やワークで出なかった問題にまで触れておくことが重要です。


⑤ 100点
何も言う事はありません。
ただし自慢し過ぎると人間関係が壊れる可能性もあるのでほどほどに...




いかがでしたでしょうか。
それぞれの生徒の参考になれば幸いです。

テストも成績も段階的に上がっていきます。
まずはひとつ上の点数帯に上がれるよう学習方法を見直していきましょう。

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