海老名教室のメッセージ
【海老名教室講師の髙木から!】英単語の覚え方について
2023.09.19
こんにちは!
城南コベッツ海老名教室、講師の髙木です。
夏休みも終わりいよいよ受験勉強が本格的に始まりますね。
とは言っても、
英単語がまだ身に付いていない学生さんもいるのではないでしょうか?
今回は、主に英語の授業を担当している私から、
英単語の覚え方についてお話したいと思います。
まずは英単語を覚えるとして、
「英単語を覚えるってどこまでやったら覚えたことになるの?」と
思うかもしれません。
そこで、ここでは
「長期記憶に英単語を覚えさせること」
(意味が分かって、読めるし書ける状態)
をゴールにお話していきます。
え、長期記憶って?という方は
簡単に忘れない記憶と思ってください!
(ご自身の名前や生年月日などを忘れないと同じ理屈です!)
↓↓↓
皆さんは英単語をどのように覚えますでしょうか?
もしかしたら、
「1日目に10単語覚えて、2日目に次の10単語を覚えます!」
なんて方もいらっしゃるでしょうか?
この方法はやってみると分かりますが、
10日目になる頃には最初の単語を忘れています。
なぜなら1日目にやった単語はそれ以降に触れることがないからです。
そのため覚えた単語は短期記憶で止まってしまうのです。
それじゃあ、どうすればいいのか・・・
今日から方法を変えてみませんか?
それは、
100単語を10日で覚える方法です。
あれ一緒じゃん!
いえいえ、もちろん。
少し工夫します。
1日目に10単語を覚えるのは変わりません。
しかし、2日目は前日の単語を含めて20単語学習するのです。
そして、3日目はその前の2日分を含めて30単語を学習します。
既に見ている単語は少し触れるだけで構いません。
しかし、少しでも触れることが重要なのです。
エビングハウスの忘却曲線という心理学での学説があります。
記憶の忘却についての実験が基に作られた曲線であり、
1880年から1885年にかけて、エビングハウスは、自ら「子音・母音・子音」から成り立つ無意味な音節(rit, pek, tas, ...etc)を記憶し、その単語を覚え直すのにかかる時間をその回数ごとに比較しました。(wikipediaより引用)
そこで英単語を覚える際にも、時間を空けて何度も復習することで、
短期記憶から長期記憶に結びつけられると考えています。
学校で
「予習よりも復習が大事」と
教えられたことはありませんか?
やはり復習することは記憶定着に大切なのです。
次回は英語長文での学び方とその秘訣について、お話したいと思います。
以上、講師の髙木でした。
(エビングハウスの忘却曲線について、詳しく知りたい人は調べてみてね!)