2021.11.08
こんにちは。城南コベッツ反町教室・東前です。
前回は「ピタゴラス」についてのお話を書きました。その中で「友愛数」というものを書きました。
今回は、友愛数について書いてみたいと思います。
友愛数は、異なる2つの自然数の組で、自分自身を除いた約数の和が、互いにもう一方の数と等しくなるような数です。「親和数」という言い方もあります。と、言葉だけで説明するとわかりにくいので、例で説明します。
最小の友愛数は「220と284」です。
220の約数から220を除いて足してみると、
1+2+4+5+10+11+20+22+44+55+110=284
となります。
同様に、284は
1+2+4+71+142=220
となります。
つまり、自分自身を除いた約数の和(220なら284、284なら220)が、互いにもう一方の数になっているということです。
ちなみに、220と284の次は「17296と18416」です。手計算では絶対に無理ですね。友愛数を生成する式は存在しますが、「友愛数の組は無数に存在するか」というのが、数学の未解決問題になっています。また、見つかっている友愛数がすべて偶数同士、奇数同士のため、「数と奇数からなる友愛数の組は存在するか」というのも未解決問題です。
他の「数学のはなし」はこちら→クリック
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無料体験授業の申し込み、資料請求は045-620-3912までお電話ください。
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今回は、友愛数について書いてみたいと思います。
友愛数は、異なる2つの自然数の組で、自分自身を除いた約数の和が、互いにもう一方の数と等しくなるような数です。「親和数」という言い方もあります。と、言葉だけで説明するとわかりにくいので、例で説明します。
最小の友愛数は「220と284」です。
220の約数から220を除いて足してみると、
1+2+4+5+10+11+20+22+44+55+110=284
となります。
同様に、284は
1+2+4+71+142=220
となります。
つまり、自分自身を除いた約数の和(220なら284、284なら220)が、互いにもう一方の数になっているということです。
ちなみに、220と284の次は「17296と18416」です。手計算では絶対に無理ですね。友愛数を生成する式は存在しますが、「友愛数の組は無数に存在するか」というのが、数学の未解決問題になっています。また、見つかっている友愛数がすべて偶数同士、奇数同士のため、「数と奇数からなる友愛数の組は存在するか」というのも未解決問題です。
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