城南コベッツ反町教室

こんにちは。城南コベッツ反町教室・東前です。

今日は「鉄腕アトム」の誕生日ですね。手塚治虫の漫画「鉄腕アトム」の主人公です。漫画の名前と主人公の名前が同じです。「ドラえもん」と同じですね。

鉄腕アトムが誕生したのは２００３年の４月７日です。漫画の連載が開始されたのは１９５２年なので、「５０年後にはロボットが空を飛んでいる」ということを、手塚治虫は想像したのかもしれませんね。

鉄腕アトムの性能は、版によってバリエーションがあります。初版は以下の様な性能を持っています。

・電子頭脳をもっていて、記憶装置の記憶容量は１５兆８０００億ビット。

「１５兆８０００億ビット」というのは「１兆９７５０億バイト」です。およそ「２Ｔ（テラ）バイト」ですね。これくらいなら、今なら１万円くらいで買えると思います。

ただ、容量的には時代はアトムよりも先にいますが、この「電子頭脳」というのが、以下の機能を持っています。

・よい人とわるい人の見分けがつく

これはすごいですね。「人は見かけによらぬもの」なんてことわざがありますが、何かしら判定ができるということです。当時はまだＡＩ（人工知能）という言葉が誕生していませんでした。

・足のジェットエンジン。最大マッハ５（マッハ１０とも）で空を飛ぶ。

マッハ１は音速と同じ速度になります。時速にすると、だいたい１２２５キロです。東京から福岡までは９００キロ弱なので、４５分くらいで着くということです。実際の飛行機が２時間弱だということを考えると、マッハ１というのは意外と速くないような気がしますね。

ただ、アトムはマッハ５なので、福岡まで１０分足らず。これだと速いです。ロケットが地球を脱出するにはマッハ３～４で大丈夫なので、アトムは自力で宇宙に行けることになります。

ドラえもんもアトムも、残念ながら作者の思っていた年には、漫画の世界が実現しませんでした。それでも、技術は日々進んでいます。デジタルネイティブな今の若い人の発想なら、なんとかなるかもしれませんね。期待したと思います。

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