反町教室のメッセージ
数学のはなし(その1) 完全数
2021.11.05
こんにちは。城南コベッツ反町教室・東前です。
タイトルに「数学」と書いてありますが、難しいお話を書くわけではありませんので、最後までお付き合いをいただければと思います。
今回は「数」についてのお話です。
6の約数は「1」と「2」と「3」と「6」の4つですね。このうち、「6」を除いた3つを足すと、以下のようになります。
1+2+3=6
何と、もとの「6」と同じになりました。
こんな風に、もとの数以外の約数を全部足してもとの数になるものを「完全数」といいます。
完全数はいっぱいありそうで、意外とありません。時間があったら、20までの数を全て確認してみてください。なんと、「6」しかありません。
「6」の次の完全数は「28」、その次は「496」、さらにその次は「8128」です。こんな数になると、約数を全て求めることすら大変です。ちなみに、「33550336」、「8589869056」と続きます。完全数を見つけるための理論はありますが、計算がとても大変で(紙と鉛筆では到底無理な世界です)、コンピュータを使っても、2021年8月現在で51個しか見つかっていません。
この「完全数」という名前は、ピタゴラスがつけました。中学校で習う「ピタゴラスの定理(三平方の定理)」のピタゴラスです。なぜそのような名前にしたのかについては、書き記されたものがないために不明です。ピタゴラスは、紀元前582年に生まれ、紀元前496年に亡くなりました。今から2500年前の人ということです。そんな人が名付けた「完全数」を求めるのに、コンピュータがフル稼働している。ピタゴラスって、すごいですね。
他の「数学のはなし」はこちら→クリック
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無料体験授業の申し込み、資料請求は045-620-3912までお電話ください。
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今回は「数」についてのお話です。
6の約数は「1」と「2」と「3」と「6」の4つですね。このうち、「6」を除いた3つを足すと、以下のようになります。
1+2+3=6
何と、もとの「6」と同じになりました。
こんな風に、もとの数以外の約数を全部足してもとの数になるものを「完全数」といいます。
完全数はいっぱいありそうで、意外とありません。時間があったら、20までの数を全て確認してみてください。なんと、「6」しかありません。
「6」の次の完全数は「28」、その次は「496」、さらにその次は「8128」です。こんな数になると、約数を全て求めることすら大変です。ちなみに、「33550336」、「8589869056」と続きます。完全数を見つけるための理論はありますが、計算がとても大変で(紙と鉛筆では到底無理な世界です)、コンピュータを使っても、2021年8月現在で51個しか見つかっていません。
この「完全数」という名前は、ピタゴラスがつけました。中学校で習う「ピタゴラスの定理(三平方の定理)」のピタゴラスです。なぜそのような名前にしたのかについては、書き記されたものがないために不明です。ピタゴラスは、紀元前582年に生まれ、紀元前496年に亡くなりました。今から2500年前の人ということです。そんな人が名付けた「完全数」を求めるのに、コンピュータがフル稼働している。ピタゴラスって、すごいですね。
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