城南コベッツ反町教室

Tel:045-620-3912

  • 〒221-0841 神奈川県横浜市神奈川区松本町2丁目20-6 反町旭ビル 2階
  • 東急東横線/反町駅 徒歩4分 横浜市営地下鉄/三ッ沢下町駅 徒歩8分

受付時間:14:00~21:30/日祝休

  • 1対1個別指導
  • 1対2個別指導
  • オンライン個別指導
  • みんなの速読
  • 総合型・学校推薦型選抜対策
  • ジュニア個別指導
  • デキタス
  • プログラミング

反町教室のメッセージ

オミクロン

2021.12.11

こんにちは。城南コベッツ反町教室・東前です。

残念なことに、また新型コロナウィルスの新たな株が出てきましたね。「オミクロン株」です。ギリシャ文字で「ο」と書くものです。「ミュー(μ)株」の次になるようですが、ギリシャ文字では、μとοの間には「ニュー(ν)」と「クサイ(ξ)」があります。これらの名前が使われなかったのは、英語の「ニュー(new)」と似ているからだとか、中国の政治家に忖度したのだとか色々な説が出ていますが、そういう話とは一線を画して、別の視点で書いてみたいと思います。

英語のアルファベットに比べると、ギリシャ文字はあまりお目にかからないですね。でも、学校の授業では時々出ています。今日は、学校の授業ででてくるギリシャ文字を挙げてみたいと思います。

中学校の理科では、放射線として「アルファ(α)」、「ベータ(β)」、「ガンマ(γ)」が出てきますね。それぞれ、以下のように使われます。
α線・・・He(ヘリウム)の原子核の流れ
β線・・・電子の流れ
γ線・・・電磁波

また、読み方は「オーム」ですが、「オメガ(Ω)」が出てきます。
Ω・・・電気抵抗の単位

それから、数学では「パイ(π)」がでてきます。
π・・・円周率を表す
小学校では「3.14」の計算で苦しめられますが、中学校からはπなので、計算が楽になります。救世主です(笑)。

ここから、高校で出てくるものです。

数学では「シータ(θ)」、「シグマ(Σ)」、「ファイ(φ)」、「オメガ(ω)」、「パイ(Π)」、「デルタ(Δ)」が出てきます。
θ・・・角度を表す(sinθとかに使う)
Σ・・・和を表す(数列の和などで使う)
φ・・・空集合(集合に何も入っていないこと)を表す
ω・・・1の3乗根を表す
Π・・・重複順列の公式で使われる
Δ・・・値の差分を表す(微分で使われることが多い)
また、α、β、γは方程式の解と係数の関係や、複素数でよく使われます。

物理でも沢山でてきますね。「ミュー(μ)」、「ロー(ρ)」、「ラムダ(λ)」、「ニュー(ν)」、「オメガ(ω)」、「ファイ(Φ)」が出てきます。
μ・・・摩擦係数を表す
ρ・・・密度を表す
λ・・・波長を表す
ν・・・振動数を表す
ω・・・各速度を表す
Φ・・・磁束を表す

ざっと思いついたものを書いてみました。

ギリシャ文字は24文字ありますが、ここに挙げたものは大文字が4文字、小文字が12文字ですね。ギリシャ文字は思ったより身近にあるようです。

ちなみに、数学の積分で出てくる「インテグラル(∫)」ですが、これはギリシャ文字ではなく、ラテン語に由来する文字だそうです。

---------------------------------------------------------------------------------------------------
無料体験授業の申し込み、資料請求は045-620-3912までお電話ください。