城南コベッツ反町教室

Tel:045-620-3912

  • 〒221-0841 神奈川県横浜市神奈川区松本町2丁目20-6 反町旭ビル 2階
  • 東急東横線/反町駅 徒歩4分 横浜市営地下鉄/三ッ沢下町駅 徒歩8分

受付時間:14:00~21:30/日祝休

  • 1対1個別指導
  • 1対2個別指導
  • オンライン個別指導
  • みんなの速読
  • 総合型・学校推薦型選抜対策
  • ジュニア個別指導
  • デキタス
  • プログラミング

反町教室のメッセージ

冥王星の日

2022.02.18

こんにちは。城南コベッツ反町教室・東前です。

今から92年前の1930年2月18日にアメリカの天文学者のクライド・トンボーという人が「冥王星」を発見しました。それにちなんで、今日は「冥王星の日」です。

ちょっと前までは、太陽系の惑星を覚えるために「すいきんちかもくどってんかいめい」と言ってましたね。太陽系の惑星(水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星)の頭文字をとったものです。

今はちょっと短縮されて「すいきんちかもくどってんかい」になりました。冥王星がなくなってしまったわけです。

なくなったといっても、星が一個消滅したわけではありません。そんな劇的なことは、SF映画の中ではよく見かけますが、実際にはそんなに簡単に起こってはくれません。

では、どうなったのかというと、冥王星は「惑星」ではなくて、「準惑星」になってしまいました。2006年のことです。冥王星に何か起きたというわけではなく、「惑星」というものに対する基準が変更になって、冥王星がそれにひっかかってしまいました。

ちなみに「惑星の定義」というのは、2006年8月にチェコで開かれた国際天文学連合の総会で採択されました。どのようなものかというと、以下のものになります(国立天文台のサイトから引用)。

---------------------------------------------------------------------
太陽系の惑星とは、「太陽の周りを回り」「十分大きな質量を持つために自己重力が固体としての力よりも勝る結果、重力平衡形状(ほぼ球状)を持ち」「その軌道近くから他の天体を排除した」天体である。
---------------------------------------------------------------------

簡単に言うと「太陽の周りを回っていて、十分な重さを持っていることで丸くなっていて、公転している軌道上に他の天体がいない」ということになります。

じゃあ、冥王星がなぜだめだったかというと、研究が進んで、思ってたより小さいことがわかったんです。そして、冥王星と同じような大きさの星(エリスと呼ばれる天体)が近くにあることがわかったんです。つまり、「その軌道近くから他の天体を排除した」という条件が満たされていないことがわかりました。そのため、「準惑星」に分類されるようになったわけです。

準惑星がいくつあるかというと、現在は5つです。「冥王星」の他は先ほど書いた「エリス」、「ケレス」、「マケマケ」、「ハウメア」です。たった5つだけと思われるかもしれませんが、およそ73の天体が準衛星の候補になっています。観測の技術が進むと、まだ増えるかもしれませんね。

---------------------------------------------------------------------------------------------------
無料体験授業の申し込み、資料請求は045-620-3912までお電話ください。