城南コベッツ反町教室

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漢字のはなし(その13) 部首の数

2022.03.08

こんにちは。城南コベッツ反町教室・東前です。

ずいぶん久しぶりになりますが、漢字のはなしです。

漢和辞典は部首ごとに漢字が掲載されています。さて、この部首の数はいくつでしょうか?

辞典ごとに違うのでは?と思われるかもしれませんが、そうではありません。一般的な漢和辞典は同じです。「214」です。

なぜ同じようになるかというと、同じ出典を使っているからです。「康熙字典(こうきじてん)」というものです。「康熙字典」は中国で1716年に完成した漢字の字典です。

中国では西暦100年に許慎という人が「説文解字(せつもんかいじ)」という漢字の字書を初めて作りました。この時の部首の数は「540」もありました。これは、漢字の意味的な分類をもとに部首を作成したためです。中にある文字数が非常に少ない部首もあったりしました。

その後、字の形に基づいて部首が統合整理されていきます。1615年に梅膺祚(ばいようそ)という人が編集した「字彙(じい)」という辞書で「214」になります。

「康熙字典」は「字彙」を踏襲していることから「康熙字典」の部首の数は「214」で、それが現在も使われていることになります。「説文解字」で初めて漢字が分類されてから今でおよそ1900年になります。そして、今の分類のもととなっている「字彙」ができたのが、およそ400年前になります。漢字の歴史からすると、結構新しいですね。

「康熙字典」は全12集で42巻あり、およそ4万7000字を収録しています。それぞれの漢字について、音や意味が書かれています。日本で売っている漢和辞典は多いもので1万7000字くらいです。その3倍近くも漢字が載っています。

ちなみに、高校卒業までに習う漢字は約2000字です。漢字検定では、準1級で約3000字、1級で約6000字が対象となっています。

英単語もいっぱいありますが、漢字もいっぱいありますね。

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