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男子校・女子校・共学校、それぞれの魅力と向き・不向きとは? #中学受験学校選び連載第2回

2025.10.11

中学受験を考えるうえで、「男子校」「女子校」「共学校」という学校の区分は、意外と大きな判断材料になります。「とりあえず共学が無難?」「男子校って厳しそう?」「女子校は進学実績が強いって聞くけど...」――そんな漠然とした印象だけで決めてしまう前に、それぞれの特徴や向き・不向きをきちんと知っておきましょう。


男子校・女子校は減少傾向にある?

近年、男子校・女子校の数は全国的に減少傾向にあります。背景には、少子化による生徒数の減少や、多様性・共生を重視する社会の価値観の変化があります。そうした中で、これまで単性別で運営されてきた伝統校の中にも、共学化へと移行する動きが見られるようになりました。

一方で、男女別学の意義を強く打ち出し、あえて共学化しない方針を取る学校も依然として存在します。進学実績や教育理念の独自性を保つために、男子校・女子校という形態を貫いているのです。

つまり現在は、「男子校・女子校という選択肢が徐々に希少になりつつある時代」とも言えます。だからこそ、それぞれの特徴や教育の狙いを理解した上で、選ぶ価値があります。


男子校の特徴と魅力

男子校は、男子の成長段階や心理的傾向を踏まえた教育がしやすい環境です。思春期の男子にありがちな「からかい」や「照れ」を感じにくいので、授業中の発言や部活動など、のびのびと自分らしさを発揮できる傾向があります。

  • 人間関係がシンプルで、友人関係を築きやすい
  • 男子の成長過程に合わせた指導が受けられる
  • 体育祭・文化祭が独特の盛り上がりを見せる(男子ならではの団結力)
  • 周囲の目を気にせず活動できるため、チャレンジ精神が育ちやすい

デメリット:異性との交流が乏しいことや、校風がややワイルド寄りになるケースがある点も挙げられます。

例:

  • 麻布中学校(東京都):自由な校風で知られ、学問に対する探究心を大切にする進学校。
  • 武蔵中学校(東京都):少人数制・授業選択制で、知的好奇心を育む男子校。

女子校の特徴と魅力

女子校は、女子の精神的成熟の早さや協調性の高さを踏まえた教育が行われます。落ち着いた雰囲気の中で、自分の関心を追求したり、リーダーシップを発揮したりする機会に恵まれます。

  • 安心して意見を述べられる環境(男子の目を気にせず発言しやすい)
  • 面倒見のよさ、丁寧な指導が特徴的な学校が多い
  • 女子ならではの興味・関心に特化したプログラムがある
  • 人間関係の構築力、協調性が高まりやすい

デメリット:人間関係がやや濃密になりやすいことや、異性との関わりが乏しいことでギャップを感じることがあります。

例:

  • 女子学院中学校(東京都):自由と厳粛を兼ね備えたキリスト教系の女子進学校。
  • フェリス女学院中学校(神奈川県):語学教育に定評のある、横浜を代表する女子校。

共学校の特徴と魅力

共学校は、男子・女子がともに学ぶ環境です。社会の縮図とも言える空間の中で、自然と多様性や協調性を育むことができます。

  • 男女の多様な価値観に触れられる
  • 将来の社会生活に近い環境で育つ
  • イベントや行事に華やかさがあり、盛り上がりやすい
  • 進学先の選択肢が広がる

デメリット:思春期特有の男女間の距離感に悩むことや、活動の場で男女の特性を考慮する必要がある点です。

例:

  • 渋谷教育学園渋谷中学校(東京都):国際教育と自主性を重視する共学の人気校。
  • 神奈川大学附属中学校(神奈川県):大学附属で探究と共学のバランスが取れた学校。

どれが「正解」ではなく、どれが「合うか」

男子校・女子校・共学校、それぞれに確かな良さと課題があります。最も大切なのは、「お子さまの性格や成長のステージにどれが合うか」を見極めることです。

たとえば...

  • 恥ずかしがり屋で人前に出るのが苦手→男子校・女子校のほうが安心して力を伸ばせるかも
  • 異性を含めた多様な人間関係の中で育ってほしい→共学校の環境が良いかもしれません

オープンスクールや学校説明会では、子ども自身の表情や反応をよく観察してください。その一瞬が、学校選びの大きなヒントになることもあります。

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まとめ

中学受験に向けた学習は、早めに計画的に進めることが大切です。
成績アップと志望校合格のためには、できるだけ早い段階での通塾をおすすめします。