城南コベッツたまプラーザ教室

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大学附属・進学校のちがいと選び方 #中学受験学校選び連載第4回

2025.10.31

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中学受験を考える際、多くの保護者が一度は悩むテーマのひとつが「大学附属校にするか、進学校にするか」という選択です。
どちらも魅力的な選択肢である一方、子どもの将来や家庭の方針によって適した選び方は異なります。今回は、この2タイプの学校の特徴と、選ぶ際の考え方について詳しく見ていきましょう。


大学附属校とは?――内部進学が最大の魅力

大学附属校とは、特定の大学に附属する中高一貫校のことです。多くの場合、高校卒業後にそのまま「内部進学」で大学へ進むことができます。
たとえば、早稲田大学や慶應義塾大学、明治大学などには複数の附属校が存在し、進学先の大学も難関であるため、人気を集めています。

  • 受験からの解放: 大学受験がなくなることで、中高の6年間を伸び伸びと過ごせる。
  • 大学進学が安定: 一定の成績を保てば、難関大学に確実に進学できる可能性が高い。
  • 一貫した教育理念: 大学と連携したカリキュラムで、専門的な学びや教養教育が期待できる。

注意点:
進学先が限定されやすく、他大学を目指す際には制約もあります。また、競争が緩やかになることで、目的意識が希薄になる可能性もあります。


進学校とは?――大学受験に特化した環境

進学校とは、難関大学への進学実績を重視した中高一貫校のことです。毎年、東大・京大・医学部・早慶などへの合格者を多く輩出しており、受験指導や学習管理が徹底しています。

  • 多様な進路が選べる: 東大・京大・国公立医学部・海外大学など、志望校を幅広く検討できる。
  • 学力が高まる環境: 周囲の生徒のレベルも高く、切磋琢磨できる。
  • 進学実績が強み: 大学受験のための体制が整っており、結果を出す指導がなされる。

注意点:
競争が激しく、精神的な負担になることもあります。また、日々の課題や試験に追われ、自由な時間は少なめになる傾向です。


子どもの性格と家庭の方針で考える

附属校と進学校、どちらが「良い」ではなく、どちらが「合うか」が重要です。以下の表に整理しました。

比較項目 大学附属校 進学校
将来の選択肢 大学がある程度固定される 進路の自由度が高い
中高での過ごし方 余裕のある校風 勉強中心の生活
競争の強さ 緩やか(校風による) 比較的激しい
進学実績 附属大学に多数進学 難関大学に多数合格
向いている子ども 安定志向・自己管理が得意な子 目標意識が高い・負けず嫌いな子

具体的な学校例

● 附属校の例

  • 慶應義塾中等部(東京): 自由な校風の中で内部進学を目指す。医学部や他学部進学も可能。
  • 青山学院中等部(東京): キリスト教教育を特色とし、青学大への内部進学率は高い。
  • 関西大学中等部(大阪): 関西大学と連携した一貫教育が強み。

● 進学校の例

  • 桜蔭中学校(東京): 毎年東大をはじめとする難関大学に多数進学。女子最難関校のひとつ。
  • 愛知中学校(愛知): 中部地方の実力校。名古屋大学や医学部を志望する層に人気。
  • 東大寺学園中学校(奈良): 自由な校風と圧倒的な進学実績を両立する関西屈指の進学校。

まとめ:今を大切にするか、未来を広げるか

「大学附属か、進学校か」は、お子さまの性格や将来像によって最適解が異なります。
「今を充実させたい」「将来の道筋を早めに確保したい」なら附属校、
「進路の自由を大切にしたい」「競争の中で力を伸ばしたい」なら進学校が合うかもしれません。

ぜひ親子でじっくり話し合い、納得のいく学校選びにつなげてください。


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まとめ

中学受験に向けた学習は、早めに計画的に進めることが大切です。
成績アップと志望校合格のためには、できるだけ早い段階での通塾をおすすめします。