二俣川教室のメッセージ
続々・神奈川県公立高校入試2024
2024.04.13
ようやく最後になりました。理科・社会についてです。
まず平均点から見てみましょう。
理科は57.3点(R5より+6.3)、
社会は54.8点(R5より▲3.6)となりました。
理科はR4年度が58.9点だったので、シーソー状態、
社会はR4年度が62.4点(!)だったので2年連続の下降でした。
得点分布を見てみると、
理科は41点~50点、51点~60点、61点~70点がそれぞれ
全体の15~16%を占め、割と僅差でした。
71点以上得点できた受験生の割合も29.2%と、
国語に次いで高い結果となりました。
R6年度の神奈川県公立高校入試は得点分布から見ると、
国語の次に理科が高得点を狙いやすかった教科ということになります。
また、社会はR4年度・R5年度のフタコブラクダ型の分布が解消されました。
過去2年間に関しては社会を得点源にできた層とそうでない層に
分かれてしまっていた可能性がありましたが、
R6年度の設問傾向では一応解消できたようです。
反面、理科と同様31点以上80点以下の得点分布(10点ごと)が
12~17%と大差なく、理科に次いで高得点を狙える教科でした。
小問別に見てみると、理科ではエネルギー分野、地球分野の得点率が低く、
特に複数の図や表、グラフから解答に必要な情報を選び取り、
活用する問題の正答率が低い傾向にありました。
対策として、応用的な設問にチャレンジしていく必要があります。
社会では、習得した知識や技能を資料と関連付け、
思考・判断する問題の正答率が低い傾向にありました。
理科と同じように、低学年の中から苦手かどうかに関係なく、
応用的な設問にチャレンジしていくようにしましょう。
また、社会では組み合わせを選択して答える問題の出題率が高く、
実に半分以上が組み合わせを選ぶ問題でした。
単純な語句の暗記では高得点が取れない教科になっていますのでご注意ください。
具体的な対策について、また次回以降触れていきます。
まず平均点から見てみましょう。
理科は57.3点(R5より+6.3)、
社会は54.8点(R5より▲3.6)となりました。
理科はR4年度が58.9点だったので、シーソー状態、
社会はR4年度が62.4点(!)だったので2年連続の下降でした。
得点分布を見てみると、
理科は41点~50点、51点~60点、61点~70点がそれぞれ
全体の15~16%を占め、割と僅差でした。
71点以上得点できた受験生の割合も29.2%と、
国語に次いで高い結果となりました。
R6年度の神奈川県公立高校入試は得点分布から見ると、
国語の次に理科が高得点を狙いやすかった教科ということになります。
また、社会はR4年度・R5年度のフタコブラクダ型の分布が解消されました。
過去2年間に関しては社会を得点源にできた層とそうでない層に
分かれてしまっていた可能性がありましたが、
R6年度の設問傾向では一応解消できたようです。
反面、理科と同様31点以上80点以下の得点分布(10点ごと)が
12~17%と大差なく、理科に次いで高得点を狙える教科でした。
小問別に見てみると、理科ではエネルギー分野、地球分野の得点率が低く、
特に複数の図や表、グラフから解答に必要な情報を選び取り、
活用する問題の正答率が低い傾向にありました。
対策として、応用的な設問にチャレンジしていく必要があります。
社会では、習得した知識や技能を資料と関連付け、
思考・判断する問題の正答率が低い傾向にありました。
理科と同じように、低学年の中から苦手かどうかに関係なく、
応用的な設問にチャレンジしていくようにしましょう。
また、社会では組み合わせを選択して答える問題の出題率が高く、
実に半分以上が組み合わせを選ぶ問題でした。
単純な語句の暗記では高得点が取れない教科になっていますのでご注意ください。
具体的な対策について、また次回以降触れていきます。