2026.02.26
3月3日のひな祭りの夜に皆既月食が起こります。この月食は日本全国で見ることができます。
月は、東の空で18時50分に欠け始め、20時04分に皆既食となります。
皆既食となった月は、「赤銅色(しゃくどういろ)」と呼ばれる、赤黒い色に見えます。
皆既食は21時03分に終わり、その後は徐々に欠けた部分が小さくなっていき、
22時18分に、南東の空で部分食が終わります。皆既月食の全行程が、
あまり夜ふかしはしないですむ時間帯で起こるため、観察しやすい月食です。
日本全国で見られる皆既月食は2025年9月8日以来です。
次に日本全国で皆既月食が見られるのは2029年1月1日で、
年が明けるとすぐに(0時7分)月が欠け始めるという、面白いタイミングに起こります。
【皆既月食が起きる理由】
宇宙空間では、太陽に照らされた地球の後ろ側(夜の方向)に地球の影が伸びています。
地球の周りを回る月がこの影の中に入ってくると、月面にその影が落ち、月食が起こります。
このとき太陽‐地球‐月は一直線に並んでいますから、月食は必ず満月のタイミングで起こります。
地球の影の大きさ(見かけの直径)は、月3個分ほどです。この影の中に月が全部入ってしまう状態を
「皆既食」と呼び、そのような皆既状態が見られる月食を「皆既月食」と呼びます。
月が地球の影の中心に近いところを通れば皆既状態が長く続くことになり、今回は約59分です。






