2026.04.15
「生徒さんの読解力が下がっている」「問題が読めていない」
とても気になっています。おそらく起きている現象は次の2つです。
一つ目は、書かれている語句の意味が理解できていないことです。
特に理科に顕著かと思いますが、要するに語句を覚えていないことが原因です。
ただし、語句をしっかり覚え込ませれば解決の道筋はつきます。
二つ目は、文の意味をつかむことができないことです。こちらは深刻です。
呼んでいるように見えて、字面を目で追っているだけ、何も頭に入っていません。
2つの読めていない現象の特徴は、読みながら文が区切られていないことにあります。
確かに長い文、イメージできない語句が多い文は、読みづらいです。
長い文、イメージできない語句が多い文をつかむ方法は分割です。
長い文は区切ることで意味が明瞭になります。
抽象的でわかりにくい文もかみ砕いて理解に近づくことができます。
この背景にあるものが短期記憶です。その場でとりあえず覚えておくことです。
この短期記憶ですが、一度に覚えられるのはどれくらいでしょうか。
チャンクという記憶の単位でいうと、多くの人が「7」といいます。
電話番号を覚えようとすると6ケタなら苦労しませんが、9ケタだとメモが必要です。
読解力のポイントは分割です。よく読めている人は無意識に語句を分けている人です。
短期記憶を有効に活用しながら、文章の内容をつかむことにつながるのです。






