城南コベッツ横浜六浦教室

Tel:045-370-7986

  • 〒236-0031 神奈川県横浜市金沢区六浦1丁目12-21 ベラカーサ 2階A
  • 京急金沢八景駅 徒歩10分

受付時間:15:30~20:00/日祝休

  • 1対1個別指導
  • 1対2個別指導
  • ジュニア個別指導

横浜六浦教室のメッセージ

ブラックフライデー

2025.11.26

ブラックフライデーとは、アメリカの「感謝祭(Thanksgiving Day)」の翌日に行われる、
年に一度の大規模なセールイベントのことです。感謝祭は毎年11月の第4木曜日にお祝いされるため、
その翌日の金曜日がブラックフライデーにあたります。
近年では日本にもこの文化が広まり、11月の一大ショッピングイベントとして定着しつつあります。

「ブラック」と聞くと、少し不吉なイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、この名前には2つの有名な由来があります。一つはポジティブな説、もう一つは少し意外な説です。
どちらも知ると、ブラックフライデーがさらに面白く感じられるはずです。

【ポジティブな説】
最も広く知られているのが、この「黒字説」です。アメリカの小売店では、会計帳簿に赤字を赤インク、
黒字を黒インクで記録する習慣がありました。普段は赤字経営が続くお店もあることでしょう。
しかし、感謝祭の翌日に大規模なセールを行うことで、買い物客が殺到し、年間収支が一日で赤字から「黒字」に
転換するほど儲かることから、「ブラックフライデー」と呼ばれるようになった、というポジティブな由来です。

【警察が名付けた意外な説】
1950年代〜60年代のアメリカ・フィラデルフィアでの出来事が起源とされています。
感謝祭の翌日の金曜日は、大規模なセール目当ての買い物客や、週末のイベントに向かう人々で街が大混雑し、
交通渋滞や事故が多発しました。この大混乱を収拾するため、フィラデルフィアの警察官たちは
朝から晩まで休みなく働き続けなければなりませんでした。
彼らが、仕事の多忙さや街の混乱ぶりに辟易し、皮肉を込めてその日を「真っ暗な金曜日(Black Friday)」と
呼んだのが始まりだといわれています。当初はネガティブな意味合いで使われていた言葉が、
時を経てポジティブなセールの名称として定着した、興味深い歴史です。

日本でブラックフライデーが広まるきっかけとなったのは、2014年頃だといわれています。
玩具量販店の「トイザらス」がブラックフライデーのセールを開催したのが日本での始まりとされています。
その後、2016年頃には外資系のアパレルブランドや、大手スーパーなどが
大々的なセールを実施したことで注目を集め、他の小売店も追随する形で一気に文化として浸透していきました。