笹原駅前教室のメッセージ
1勝の重み、1点の重み(城南コベッツ笹原駅前教室:福岡市南区井尻)
2022.10.03
こんにちは、教室長の木村です。
今年のプロ野球、パリーグがレジュラーシーズンの全日程を終了し、シーズンの優勝チームが決定しました。
福岡ソフトバンクホークスとオリックス・バファローズが、143試合を終えて「76勝65敗2分」で並び、全く同じ勝率となりましたが、今シーズンの直接対決の戦績がホークス10勝、バファローズ15勝ということで、最終的にオリックス・バファローズが今シーズンのパリーグ優勝チームに決定しました。
ソフトバンクは9月30日の試合で楽天に「5-1」で勝って優勝マジックを「1」としましたが、10月1日の試合で西武に「1-3」で敗れ、10月2日の試合でロッテに「3-5」で敗れてマジックを減らすことができないまま最終戦を終え、勝率が1位と同率ながら、規定により「2位」となりました。
ソフトバンクは、今シーズンの2つの引き分けの試合のうちどちらかを「勝ち試合」にするか、65敗した試合のうちどれか一つでも「引き分け」に持ち込むことができていたなら「シーズン優勝」を勝ち取ることができていたのですが、それができずに、規定により優勝を逃してしまいました。
受験の世界でも、似たような状況というのは起こり得ます。
高校受験にせよ、大学受験にせよ、長い時間をかけて準備してきて、入試本番の1点の差で合否が分かれるという例は、実際に多く存在します。
プロ野球のレギュラーシーズンでの1勝の重み、そして、受験の世界での1点の重み、どちらも厳粛な気持ちにさせられる話です。
野球であれば一つ一つのプレイを、受験であれば一問一問の問題を大事にして、努力を積み重ねていくほかはありません。