都賀駅前教室のメッセージ
ネットと辞書、どちらが良いのか?調べ学習の賢い使い分け
2025.05.17
こんにちは!
【成績保証がある個別指導塾】城南コベッツ都賀駅前教室です。
最近の小中学生の学習スタイルを見ていると、わからない言葉があったときに紙の辞書を引くのではなく、スマホやタブレット、パソコンを使ってネット検索で調べるケースがとても多くなっています。
確かに便利で早く、手軽に調べられるネット検索。
ですが、「便利=正しい学習」なのでしょうか?
今回は、「ネットで調べる」ことと「辞書で調べる」ことのそれぞれのメリット・デメリットを挙げながら、どちらが良いのかについて考えてみましょう。
◆ ネット検索のメリット
・スピードが圧倒的に早い
知りたい言葉を入力すれば、1秒以内に複数の情報が表示されます。これは、時間の限られた現代の学習環境では非常に大きな利点です。
・画像や動画、例文も豊富
特に、抽象的な概念やイメージしにくい言葉については、画像検索やYouTubeなどの動画説明が理解を助けてくれます。
・情報が多角的で広がりがある
一つの言葉に関連して、使い方や似た言葉、対義語など多様な情報にアクセスできます。これは辞書にはないネットならではの特性です。
◆ ネット検索のデメリット
・情報の信頼性にばらつきがある
ネットには便利な反面、誰でも情報を発信できるため、誤った情報や偏った説明も混じっています。
「どの情報が正しいか」を見極める力がないと、逆に間違った知識を身につけてしまう恐れもあります。
・つい他の誘惑に流れてしまう
調べるつもりが、気づけば動画やSNSに...というのは子どもに限らず大人でもよくある話です。
ネットの世界は誘惑が多く、集中力を保つのが難しい場面もあります。
・入力しても調べられないことがある
誤字や言葉の使い方がわからないと、検索のヒントすら浮かばないことがあります。
こうした「言葉の入口」に自信がない場合、ネット検索は意外と不便に感じることも。
◆ 紙の辞書のメリット
・情報が正確で信頼できる
辞書は専門家によって校正され、厳密な定義が載せられています。
信頼性の高さはネット検索にはない大きな長所です。
・言葉の仕組みが身につく
辞書は50音順やアルファベット順で並んでいるため、目的の言葉を探す途中で「似た言葉」や「関連語」に出会うことがあります。
これが語彙力の広がりや言葉の感覚を育ててくれます。
・調べる行為そのものが学習になる
辞書を開き、ページをめくって言葉を探す過程が「言葉の学び」につながります。
手間がかかる分、記憶にも残りやすいのが特徴です。
◆ 紙の辞書のデメリット
・時間がかかる
50音順で言葉を探すのに慣れていない子どもは、辞書を引くのに時間がかかってしまいます。
特に学習時間が限られている場合には不利になることも。
・持ち運びに不便
分厚くて重い辞書を常に持ち歩くのは現実的ではありません。
タブレット1つで済むネット検索に比べて物理的な負担が大きいです。
・情報が広がりにくい
一語一義の解説が中心で、語源や具体的な使い方、時事的な話題との関連性などは乏しいことがあります。
◆ 結局どちらが良いの?
結論から言うと、「どちらか一方が良い」というものではなく、目的や場面によって使い分けることが大切です。
たとえば、授業中や宿題で素早く意味だけ確認したいときにはネット検索が便利です。
一方で、語彙力をじっくりと養いたいとき、あるいは言葉の使い方まで丁寧に理解したいときには辞書が力を発揮します。
特に小学生や中学生のうちは、「調べる」という行為そのものが学習になります。
ですから、少し面倒でも辞書を使う機会を意識的に持たせることは、長い目で見て大きな学力差を生みます。
また、最近では電子辞書や辞書アプリといった「辞書の信頼性×ネットの手軽さ」を両立した便利なツールも登場しています。
家庭でも学校でも、こうしたツールを上手に活用して、「言葉に強い」学びを育てていけるといいですね。
◆ まとめ
・ネットは「早く・多く・広く」知ることに向いている
・辞書は「正しく・深く・身につける」学びに向いている
・どちらかに偏らず、目的に応じて使い分ける力が大切
私たちの教室でも、「調べる力」や「言葉を学ぶ楽しさ」を育てる指導を行っています。
わからない言葉をそのままにしない、知ることを楽しむ姿勢を大切にしています。
◆ 無料体験授業・教室見学も受付中!
この特別な期間を体感するには、まずは教室の雰囲気を知っていただくことが大切です。
当教室では無料体験授業や教室見学を随時開催しています。
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