城南コベッツ上菅谷教室

Tel:029-352-0505

  • 〒311-0105 茨城県那珂市菅谷4384-1 1階
  • JR水郡線 上菅谷駅 徒歩7分

受付時間:14:00~22:00/日祝休

  • 1対1個別指導
  • 1対2個別指導
  • atama+個別指導
  • みんなの速読
  • 城南予備校オンライン
  • 総合型・学校推薦型選抜対策(推薦ラボ)
  • ジュニア個別指導
  • デキタス
  • THE TANRENプログラム
  • りんご塾(算数オリンピック対策)
  • 英語検定試験対策
  • 定期テスト対策
  • 大学入試一般選抜対策
  • 高校入試対策
  • 中学受験対策

2026.10.23

勉強音楽.png

◆ 勉強中に音楽はNG!?

10月も気づけば終盤。朝晩の冷え込みに、冬の足音がすぐそこまで迫っているのを感じる季節になりました。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

さて、今回のテーマは「音楽を聴きながらの勉強(ながら勉強)」についてです。

お気に入りの曲やポッドキャストを流しながらの勉強は、気分も上がりますし、「よし、やるぞ!」と机に向かうエネルギーにもなりますよね。

ですが、実は世界中の認知心理学や脳科学の研究では、「音楽を聴きながらの学習は、効率が著しく落ちる」という結論が、とうの昔に出てしまっているのです。

特に致命的なダメージを受けるのが、英語の長文読解、現代文、数学の応用、暗記などの、言葉や思考をフル稼働させる勉強です。

人間の脳において、言語を処理する作業スペースはひとつしかありません。
そのため、音楽を流していると、脳は無意識のうちに歌詞の言葉を処理しようとしてしまいます。
その結果、「文章を読んでいるのに内容が頭に入ってこない」「集中できずに視線が泳いでしまう」という現象が起こるわけです。

ですので皆さん。学習中は音楽を一切聴かず、完全な無音の環境で解くように心がけましょう。


◆ そんな結論はつまらない!

なんて結論、つまらないですよね。

非常に退屈です。面白みの欠片もありません。

そもそも今の時代、YouTubeを開けばお洒落な勉強用BGMが山のように転がっていますし、スマホひとつで数千万曲にアクセスできます。

あまりにも音楽という存在が、私たちの日常や作業時間に優しく歩み寄ってきてくれているのです。
実に良い世の中ではありませんか。

これほど世界が素晴らしい音に溢れているのに、「勉強中は一切禁止!」だなんて、あまりにも寂しすぎます。

もちろん、科学的な事実を真っ向から否定するつもりはありません。
一介の塾講師が、作業記憶の世界的権威に反旗を翻すのは、さすがに荷が重すぎますからね。

そこで今回は、どうにか「勉強」と「音楽」が喧嘩せず、仲良く共存できる抜け道を本気で考えてみたいと思います。

・勉強直前の「5分間だけ」聴く
まず最初の提案は、「机に向かう直前の5分間だけ音楽を聴き、勉強を始めたら止める」という方法です。

音楽によるテンションアップという恩恵だけをしっかり受け取り、勉強が始まったらイヤホンを外す。まさに「良いとこ取り」の美しい作戦です。これなら、音楽と勉強の両者も固い握手を交わし、この場に新たな平和が築かれること間違いなしです。

「......いやいや先生、勉強の『前』じゃダメなんだ。勉強の『最中』に聴きたいんだよ」
そう思ったそこの君。
痛いほど分かります、その気持ち。
では、次の作戦です。

・言葉を捨てて「音」を聴く
音楽の「歌詞」が脳の言語スペースを邪魔するのであれば、最初から歌詞のない曲を選べばいいのです。

クラシック、Lo-Fi Hip Hop、環境音、あるいはゲームの作業用BGMなどがおすすめ。
「えー!クラシックなんて古くさくて眠くなる!」なんて言わないでくださいね。
何事もテンポの速い現代だからこそ、あえて静かな名曲に浸ってみるのも一興です。
普段CMで耳にするあのフレーズに出会えたりして、意外と楽しいものですよ。

ただし、歌詞がなくても、脳のリソースが多少なりとも音の処理に割かれてしまうのは事実。

長文読解や難問に取り組むときは、少しだけ気をつけてくださいね。

・音楽がプラスに働く2つの場面
「さっきから音楽のデメリットばかりじゃないか」と思われたかもしれませんが、
実は、無音よりも音楽があった方が確実にプラスに働く場面も存在します。

ひとつは、「ひたすら手を動かし続ける勉強」をしている時。
計算問題の反復演習、英単語や漢字の書き取り練習、公式をひたすらノートにまとめる作業など。
こうした勉強は、慣れてくるにつれて「退屈」の二文字が階段を一歩ずつ上ってくるような感覚に襲われますよね。
その退屈を階下へと押しとどめ、作業のスピードを維持してくれるのが、何を隠そう我らが「音楽」の力です。

もうひとつは、「周囲の雑音が気になる環境」にいる時。
リビングでの家族の話し声やテレビの音、突発的な物音など、予測できないノイズは脳の集中力を大きく削ります。
そんなときは、一定のリズムを刻む音楽をイヤホンで流すことで、不規則な雑音を覆い隠すことができ、結果として集中力を守ることができるのです。


◆ 終わりに

最後に、どうして私がこんな記事を書いたのか、その理由を少しだけお話しさせてください。

日々の授業の中で、部活動や学校行事、ハードな練習に全力で取り組み、疲れ果てて教室にやってくる皆さんの姿をよく目にします。
ヘトヘトになりながらも、なんとか自分を奮い立たせて机に向かおうとする姿は、本当に立派で、胸を打たれます。

そして、そんな皆さんの疲れた背中をそっと押し、ペンを握らせてくれているのが、きっと「大好きな音楽」なのだと思うのです。

「音楽を聴きながらの学習は、効率が悪い」 これは紛れもない事実です。

けれど、「勉強を全くしないよりは、音楽を聴きながらでも机に向かう方が、何百倍も価値がある」。
これもまた、揺るぎない事実なのです。

だから、「音楽を聴きながら勉強しちゃダメなんだ」と自分を責めたり、縛りすぎたりしないでください。
大好きな曲を流しながらでも、机に向かってテキストを1ページ開いたなら、それだけで今日の君は100点満点です。

まずは音楽を味方にして、はじめの一歩を踏み出すこと。
そして机に向かうリズムができて「よし、集中してきたな」と思えたら、その時だけそっとイヤホンを外してみる。
それくらい気楽な付き合い方で十分です。


無料相談・無料体験も受付中です!
是非お気軽にご連絡ください!

無料体験授業はこちらから

お電話でのお問い合わせ
Tel:029-352-0505