小田急相模原駅前教室のメッセージ
高校単位の柔軟化検討
2025.08.25
今回の内容は検討段階のため開始時期は未定となります。
現高校生・保護者の方より、
現小中学生の保護者の方に向けた内容になるかと思われます。
=====================
大学の芽9月号
城南進学研究社 教育事業本部発行
=====[ざっくり要約]=====
文部科学省が高校教育課程の柔軟化を進める方針を示した。
■背景と目的
・少子化による高校統廃合が進み、学校ごとの対応力が必要
・高校進学率がほぼ100%に近く、生徒の進路も多様に
・生徒の個別ニーズや地域の特色に対応する柔軟な教育が求められている
■ポイント
1. 単位制度の柔軟化
高校授業の基本単位(35コマで1単位)を見直し、
半期ごとに分けて148単位に細分化。
増単・減単がしやすくなり、
学校独自のカリキュラムが組みやすくなる。
2. 科目の統合・組み替えを可能に
例えば、「化学基礎(2単位)」と「化学(4単位)」を
統合して5単位で履修などの工夫が可能に。
必履修科目でも、学校ごとに柔軟な統合・構成が可能になる。
3. 週あたり授業数の見直し
現行は週30コマ標準→3年間で90単位
卒業に必要なのは74単位 →「必要以上に履修している」現状の見直しが課題に。
授業のコマ数にこだわらず、進路や心身の状況に応じた柔軟な学習を目指す。
4. 履修免除制度の創設
例:英語の力が高い生徒なら(CEFR B2相当)、「英語コミュニケーションⅠ」を免除可能。
その代わりに、より高度な科目を履修させるなど、個々の能力に応じた教育へ。
5. 学校設定科目の上限引き上げ
現在の20単位上限をさらに拡大する方針。
地域の特色や生徒のニーズに応じた独自科目を増やしやすくなる。
6. 専門学科における見直し
産業教育(農業・工業・商業など)も、共通する能力の明示や、
探究的・実践的学びを重視した構造に改善。
■まとめ
文科省は、従来の「画一的な単位制度」や「授業時間数の固定化」を見直し、
高校ごとに柔軟にカリキュラムを組めるようにすることで、
生徒一人ひとりに合わせた、より実践的で自由度の高い学びを可能にしようとしている。
現高校生・保護者の方より、
現小中学生の保護者の方に向けた内容になるかと思われます。
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大学の芽9月号
城南進学研究社 教育事業本部発行
=====[ざっくり要約]=====
文部科学省が高校教育課程の柔軟化を進める方針を示した。
■背景と目的
・少子化による高校統廃合が進み、学校ごとの対応力が必要
・高校進学率がほぼ100%に近く、生徒の進路も多様に
・生徒の個別ニーズや地域の特色に対応する柔軟な教育が求められている
■ポイント
1. 単位制度の柔軟化
高校授業の基本単位(35コマで1単位)を見直し、
半期ごとに分けて148単位に細分化。
増単・減単がしやすくなり、
学校独自のカリキュラムが組みやすくなる。
2. 科目の統合・組み替えを可能に
例えば、「化学基礎(2単位)」と「化学(4単位)」を
統合して5単位で履修などの工夫が可能に。
必履修科目でも、学校ごとに柔軟な統合・構成が可能になる。
3. 週あたり授業数の見直し
現行は週30コマ標準→3年間で90単位
卒業に必要なのは74単位 →「必要以上に履修している」現状の見直しが課題に。
授業のコマ数にこだわらず、進路や心身の状況に応じた柔軟な学習を目指す。
4. 履修免除制度の創設
例:英語の力が高い生徒なら(CEFR B2相当)、「英語コミュニケーションⅠ」を免除可能。
その代わりに、より高度な科目を履修させるなど、個々の能力に応じた教育へ。
5. 学校設定科目の上限引き上げ
現在の20単位上限をさらに拡大する方針。
地域の特色や生徒のニーズに応じた独自科目を増やしやすくなる。
6. 専門学科における見直し
産業教育(農業・工業・商業など)も、共通する能力の明示や、
探究的・実践的学びを重視した構造に改善。
■まとめ
文科省は、従来の「画一的な単位制度」や「授業時間数の固定化」を見直し、
高校ごとに柔軟にカリキュラムを組めるようにすることで、
生徒一人ひとりに合わせた、より実践的で自由度の高い学びを可能にしようとしている。
======[村上の雑感]======
まず、履修免除制度で言及されている「CEFR B2相当」は英検準1級相当となります。
学力格差の拡大を話題にした記事も載せましたが、
早い段階で英語学習に取り組むかで格差が広がっていかないか心配です。
また、「より高度な科目を履修」とありますが、
それらを対応する先生が学校にいるかは、
学校によってしまうのではないでしょうか。
英語教員の格差が見られる記事にもありますが、
『高校ガチャ』と言われる状況にならないかが心配です。
探求的・実践的学びを重視とあるように、
高校の「探求」についても、
学校、教員によって大きく差が出てくるかと思います。

まず、履修免除制度で言及されている「CEFR B2相当」は英検準1級相当となります。
学力格差の拡大を話題にした記事も載せましたが、
早い段階で英語学習に取り組むかで格差が広がっていかないか心配です。
また、「より高度な科目を履修」とありますが、
それらを対応する先生が学校にいるかは、
学校によってしまうのではないでしょうか。
英語教員の格差が見られる記事にもありますが、
『高校ガチャ』と言われる状況にならないかが心配です。
探求的・実践的学びを重視とあるように、
高校の「探求」についても、
学校、教員によって大きく差が出てくるかと思います。






