城南コベッツ朝霞駅前教室

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2026.03.19

【総評】
基本は例年通りであったが大問4⃣が今までにないパターン。
全体的に基本問題がメインであり、難易度としては例年通りか少し易しめ。


大問1⃣ 各単元の小問集合

いずれも計算法や公式を覚えていることが必須。
(1)~(8)は基本計算問題なので、まずはこれらを完璧に解きたい。
(9)~(16)は単に解き方の暗記では対応が難しい問題。
各単元の知識を身に付けた上で問題のパターンに応じて使い分ける必要がある。

(1)文字式の計算...係数の計算をすればOK
(2)正負の計算...符号と計算の順序に注意
(3)文字式の乗除...符号・数字・文字の指数に注意
(4)方程式の計算...「x=○○」の形に式変形、移項の際の符号ミスなどに注意
(5)平方根の計算...有理化を完璧にしておこう
(6)因数分解...基本の展開公式をマスターしておこう
(7)連立方程式...必ず解いた後に両方に代入して検算をしよう
(8)2次方程式...解の公式の暗記が必須、ただ覚えるだけでなくミスなくできるように練習
(9)関数の式の計算...各関数の式の求め方、変化の割合や切片などの用語を理解しておこう
(10)円周角に関する問題...中心角と円周角の性質を意識、中心を見たら半径を作る癖を身に着けておくと◎
(11)四捨五入に関する問題...「以上」「以下」「未満」の違いと不等号の意味に注意
(12)文字式の文章題...文章の内容を式に変換する練習をしよう
(13)確率...パターンを一通り書き出し、問題に適したものを数えよう
(14)立体の体積...問題の図形の形、特に底面と高さを意識
(15)図形における文字の利用...答えの値をxと置き、他の長さをxを用いて表していこう
(16)おうぎ形の問題...おうぎ形の面積の公式を利用して大きさを比較


大問2⃣ 図形問題

作図と合同の証明の問題

①作図...問題文からキーワードを見つけ、何を書けばいいのかを見つける。
今回は「三角形の面積を2等分=頂点と向かい合う辺の中点」がわかれば解けた。

②図形の証明...二等辺三角形の性質を基に辺や角度の関係を考える。


大問3⃣ 関数問題

文章を読んで解く問題
(1)は問題文の意図を読み取って解く問題。
不等号の意味や文字が何を表しているかを整理できればOK

(2)は速さに関する連立方程式を立てて解く問題。
途中式や説明が必要なため、何度はやや高め。

(3)は新たな条件が追加された問題。
(2)で立てた式をベースに新たに式を作り直す必要がある。


大問4⃣箱ひげ図問題

今までにはなかったパターンの大問
箱ひげ図の基本事項を押さえられていれば答えられる難易度。
(1)では四分位範囲の求め方、(2)では四分位数と範囲の関係を整理できていればOK。


【対策】

大問1⃣
とにかく基本問題をどれだけ正確に解けるかが重要。
難しい問題を解く必要はないので、苦手を作らないよう満遍なく基礎を確認しておく。

大問2⃣
作図...キーワードから何を作図するかを考える。
「2点から等しい=垂直二等分線」「2辺から等しい=角の二等分線」「接する=半径と垂直」など

証明...テンプレートと条件の暗記は必須。
その上で問題ごとの条件を整理し辺や角度の関係を直接図に書き込む。
また問題にある他の図形の合同や相似を利用する場合もあるので、様々なパターンを解いて引き出しを増やしておく。

大問3⃣
(1)は確実に正解したいので、この形式の問題になれておこう。
(2)(3)は北辰テスト大問1⃣の最後の問題に似ているので、それらの問題を解いて慣れていこう。

大問4⃣
今後どういった形式の問題が出るかは不明、恐らくデータの分析・確率・箱ひげ図などが出題されると予想される。
まずは用語の意味や違いを意識するとともに、自分で表等を作成できるようにすると理解を深められる。
確率の場合は書き出し方を確認して、力技で解けるようにしておけると安心。

結論
とにかく基本をコツコツ、計算は全問正解を意識しよう!

2026.03.16

【総評】
難易度は例年通り。昨年以前と比べても出題形式や文章の難易度に変わりありません。北辰テストや過去問で問題形式に慣れていきましょう。
苦手な人は時間配分を意識することが大切です。

目安は
大問1:10分
大問2:5分
大問3:15分
大問4:5分
大問5:10分
見直し:5分

現代文が得意ならそちらに注力をしたり、自分なりにアレンジしてみてください。
また、読解力も必要ですが、大問3を筆頭に精読および速読する力も大切になってきます。普段から意識して問題を解く練習をしていきましょう。
選択肢において、語彙や表現方法が含まれる問題も出てきました。語彙はやらない人も多いですが、筆記問題や作文に役立つので増やしていて損はないです!
基礎的な文法問題は覚えるだけで解けます!時間をかければ覚えられるものなので覚えていきましょう!

【大問1】

実石沙枝子著「踊れ、かっぽれ」より
語句などが平易で読みやすい小説でした。心情描写や心の声が分かりやすく、説明的な部分が多かったため難易度は低かったと思います。選択問題は心情描写を丁寧に追いましょう!傍線部の表現が+なのか-なのかも抑えておきましょう。また、選択肢において表現方法の名前が出ています。基礎的なものは抑えるようにしましょう!

問1
前文までで、部員の準備は万端でやる気が溢れていること、凜々がかっこいいフリーダンスに悩んでいることがわかります。その後の描写には腹が立つ=怒りの感情はないため、消去法で選べます。

問2
心、開放感のキーワードを追い、その前後をまとめましょう。容易な問題なので、筆記問題が苦手な人でも取りたい問題です。

問3
傍線部前までで、それまでの当たり前を失ったことと新しいものを受け入れようとあります。これはつまりまだ受け入れられていなかったということが読み取れます。また傍線部の表現は悲しみなので、+ではなく-の感情になることもわかります。

問4
大事、一緒のキーワードを追い、その前後をまとめてください。また、傍線部後の表現から、手放した=踊ること、戻ってくる=もう一度踊ることを読み取れるため、その内容に一致させましょう。

問5<Pick up!>
各選択肢を考えましょう。丁寧に書かれている小説なので、きちんと読み解けば難しい問題ではないです。
ア:凜々が語り手になる場面はありません。
オ:主述の順番を逆にする表現方法は、体言止めではなく倒置法です。(体言止めは体言(名詞)で文を終わらせること)

【大問2】

問1
標準レベル。漢字の基本的な読み方を把握できていれば満点が狙えたはずです。
得点源としてミスを少なくしたい大問でした。
(2)勧奨は聞きなれない言葉ですが、それぞれの漢字を使った熟語を思い出すと解けます。
歓迎(かんげい)の観、推奨(すいしょう)の奨で「かんしょう」と読みます。

問2
(1)
文法の基礎レベル問題です!覚えてさえいれば解ける問題なので基本的な文節の関係は覚えておきましょう!

(2)<Pick up!>
2024年度入試でも熟語の成り立ちの問題は出ています。
主な熟語の成り立ちは以下になります。
1. 反対・対照的な意味の漢字を並べる。
ア:大小
2. 上の漢字が下の漢字を修飾(説明)する。
イ:異常
3. 下の漢字が「~を」「~に」にあたる(返り読み)。
エ:整備
4. 似た意味の漢字を重ねる。
ウ:停止、オ:項目
5. 主語と述語の関係
6. 「不・無・非・未」などの、否定を表す漢字が頭につき下の漢字の意味を打ち消す

(3)
会話の流れを把握しておきましょう。なにについての発言をしているのか、その発言のあとにどう会話が進んでいるのかが問題を解くヒントになります。今回に関しては、資料1と資料2の違いを見ています。そこから、なぜ違うのか、を考える話し合いに進めています。

(4)
資料1と資料2の違いをまとめています。擬声語と専門用語を使った2つの説明書は、どのような場面で使われるのかを考えてみてください。
また、アの選択肢において「具体と抽象」とありました。
具体:物事が、直接知覚できる形や内容をもっていること。特定の個別のものを指す。
例)りんご、犬、机、富士山
抽象:事物や表象から、共通する要素・側面・性質を抜き出してまとめて把握すること。多くの物事に当てはまる概念。
例)果物、動物、家具、自然
知らなくても解ける問題ですが、この機会に覚えておきましょう。

(5)
各選択肢を一つずつ考えていきましょう。落ち着いて考えれば問題なく解けます。


【大問3】

吉岡洋著『AIを美学する なぜ人工知能は「不気味」なのか』より
文章自体は読みやすいですが、人工知能を知らない人からしたら難しい話に感じられたかもしれないです。文章中に出てきた語彙は事前に覚えておく必要はありませんが、語られた内容から推察できるようにしましょう。
また、接続詞に注目すると読みやすいです。つまりのあとはまとめが来る。しかし・だがのあとは逆説が来るなどを覚えておくと論理を追うことができます。
これ・それなどの指示語が何をさしているのかを考えながら読むことも普段から練習しておきましょう。

問1
傍線部直後に「その理由は~」とあります。この内容を過不足なくまとめたものが正解です。

問2
傍線部前に"つまり"があります。よってこの傍線部はそれまで言っていたことのまとめと考えられます。与えられている問題文から、手段から目的になってしまっていることを考えると答えが導き出せます。「~ために」「何のための能力であったのか~」とあるので、この前文が理由と考えられます。文字数制限に当てはまるように書きましょう。

問3
指示語"これ"の内容を確認しましょう。これ=『~人工知能はいわば、人間最後の「既得権益」を脅かしつつある~』なので、その言い換えとしてふさわしい選択肢を選びましょう。

問4
傍線部以降の"たとえば"の後を見ます。ここのたとえが能力至上主義の内容です。唯一適切ではない選択肢は、文章を追っていくと出てきますが、これは人工知能の普及したあとの希望の話です。文章中に出てきたから適切、出てこなかったから不適切ではないです。必ず全ての選択肢を確認するようにしてください。

問5<Pick up!>
キーワードである"自己理解"、"反省"の、本文中の前後をまとめていきましょう。また、問題に書かれている"期待"という単語も、まとめ方のヒントになります。"期待している"に繋がるようにすると、反省すること→新しい自己理解になることを期待する、というまとめ方になるはずです。本文と問題をしっかり見て、なにをどうまとめるかを考えていきましょう。全ての要素を文章に入れることは文字数的に難しいので、肝の部分を残してどこを削るのかが大切です。


【大問4】

宇治拾遺物語より
難易度は並。文章量も多くなく、敬語も少なく話の流れもわかりやすかったです。

問1
主語を問う問題は頻出。古文の主語は省略されがちなので、セリフや動詞から、誰が主語なのかを考えていきましょう。A:「寄りて見れば」鮒がいたのを見つけたのは荘子です。B:「飛びそこなひて」鮒が江湖に行こうとして飛びそこないました。C:「助けし」鮒が助けを求めているので、助けたのは荘子です。

問2
現代仮名遣いの問題も頻出。必ず抑えておくようにしましょう。

問3
「我を助けよ」と言っているのは鮒です。それに対する荘子の発言を考えましょう。問題文のヒントから、二、三日後に行う行動はなにか、と考えれば江湖に行き放すこと、とわかります。

問4<Pick up!>
"後の千金"という故事成語を知っていれば解けますが、知らなくても物語を考えると解ける問題です。荘子は食べるものが無く河候に助けを求めていました。河候は5日後に千両の金を得るのでそれを渡そうとしています。それに対しての荘子の鮒の話です。鮒に助けを乞われたときに、二、三日後に江湖に行く、と答えたところそれまでは待てないと言われています。荘子もその時の鮒と同じと考えると、支援の求めに対して、5日後に大金を貰ったのでは意味がないという意味だとわかります。


【大問5】

テーマ「身近な縁と関わり続けるために大切にしたいこと」
要するに人との関わりをどう大切にするか?がテーマです。
まずは基本的な原稿用紙の使い方はマスターしておきましょう。
作文は理論の展開が大切です。グラフから読み取ったこと→身近な体験→感じたことと繋がるように書いていきます。
苦手な人はグラフから読み取ることを自分の意見ではなく書きやすいものを選んでみてください。テーマを聞いて自分の体験を作り、それにあるグラフの項目を選ぶと比較的書きやすいと思います。
作文は満点よりも、細かい部分をしっかり書いて部分点を狙うイメージです。

前年度の平均点は63.4点でした。大きく変わりはないと思いますが、こうして分析してみると、解ける問題も多いと思います。
知識をしっかり付けて対策していきましょう!

担当者:東浦和教室 教室長:愛甲