城南コベッツ北与野教室

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北与野教室のメッセージ

埼玉県公立高校入試攻略マニュアル~国語編その⑤『大問4⃣攻略』~

2023.01.17

皆さん、こんにちは!

教室長の戸張です。
先日お話した埼玉県公立高校入試完全攻略マニュアルを掲載してまいります。

今回は第五回「国語編その⑤」になります。

☆試験で時間が足りなくなってしまう
☆国語の勉強の仕方が分からない
☆古文がどうしても苦手
☆作文で中々点数が取れない

このような悩みを持つ受験生は是非お読みください!

数学編→こちら(全6ページ)
英語編→こちら(全7ページ)

目次
1.国語の問題構成・基本情報 「一通り解く!」
国語編その①
2.大問1⃣攻略 物語 「文章を読まずに、セリフや行動に注目!」
国語編その②
3.大問2⃣攻略 漢字・語句・文法 「とにかくコツコツ!」
国語編その③
4.大問3⃣攻略 説明的文章 「文章を読まずに、キーセンテンスに注目!」
国語編その④
5.大問4⃣攻略 古文 「主述関係と仮名遣いをマスターしよう!」
→こちらの記事
6.大問5⃣攻略 作文 「事前準備で早期決着!」
国語編その⑥
7.今からでもできること
国語編その⑦


5.大問4⃣攻略 古文 「主述関係と仮名遣いをマスターしよう!」

今回は第五回、大問4⃣古文に関してお話していこうと思います!
大問4⃣では仮名遣いと文章読解問題が出題されます。

古文を苦手としている学生は多いのではないでしょうか。
(私も当時とても嫌いでした...)

しかし、出題されるパターンは限られており、解き方さえわかれば必ず得点できます!

ポイントは4つ!


①仮名遣いをマスターしよう!

古文で必ず出題されるのが「仮名遣い」に関する問題です。

特に覚えるべき仮名遣いは

・語頭以外(2文字目以降)の「ハ行」→「ワ行」
例:わずらひ→わずらい

ゐ→い、ゑ→え、ぢ→じ、づ→ず
例:こずゑ→こずえ

を→お ※助詞(~を)以外
例:をかし→おかし

う」は特に注意!

「ア段の音+う」→「オ段の音+う」
例:かうかう→こうこう

「イ段の音+う」→「イ段の音+ゅう」
例:きう→きゅう
※「いう」→「いう」のまま!

「エ段の音+う」→「イ段の音+ょう」
例:てう→ちょう


②主述関係をチェック

古文では誰が何をしたのか、何と発言したのかが非常に重要です。

特に天皇や位の高い人物とそうでない人は区別しましょう!

「御」「給う」「召す」などは位の高い人に用いられる言葉です。
こうした言葉を基に主述関係を探っていきましょう。

また、発言は「と」に注目!

「~」と申しければ・~と申しければ

のように「」がついている場合もあれば、そうでない場合もあります。
どちらの場合も「と」に注目すれば、その前までが発言だと判断できるはずです。


③話の流れを意識しよう!


古文を読んでいて、どうしても訳せない文章や言葉出てきた場合でも諦めてはいけません。
そういった場合は前後の文脈から内容を予想してみましょう。

例えば
偉い人が何かを尋ねる→よくわからない→周囲が感心する
という流れであれば、おそらく「よくわからない」部分は「何かすごいことをした」と予想できます。

特に古文ではオチの部分、文章の最後がキモになります。

誰が何をし、どうなったのか、そしてそこからどんなオチをつけたのか
文章全体の起承転結を意識するようにしましょう。


④古文特有の言葉に気を付けよう!

古文には古文特有の意味を持つ言葉があります。
これらは文章読解の際に惑わされる要因になります。重要なものはチェックしておきましょう。

例えば
ありがたし→「滅多にない」
おもしろし→「素晴らしい」
めでたし→「素晴らしい」
あはれ→「趣のある(いい感じ)」
をかし→「趣のある(いい感じ)」

かしこし→「身分が高い、恐ろしい」
かなし→「かわいい」
やがて→「すぐに」

など、これらは現在の日本語の意味と違う意味で用いられます。
問題演習を通じてこれらの古文単語を覚えていきましょう。


今回の記事は以上になります。
次回は第六回、作文の攻略について掲載予定です。

それでは次の記事でお会いいたしましょう!