北与野教室のメッセージ
埼玉県公立高校入試攻略マニュアル~国語編その⑥『大問5⃣攻略』~
2023.01.18
皆さん、こんにちは!
教室長の戸張です。
先日お話した埼玉県公立高校入試完全攻略マニュアルを掲載してまいります。
今回は第六回「国語編その⑥」になります。
☆試験で時間が足りなくなってしまう
☆国語の勉強の仕方が分からない
☆古文がどうしても苦手
☆作文で中々点数が取れない
このような悩みを持つ受験生は是非お読みください!
数学編→こちら(全6ページ)
英語編→こちら(全7ページ)
目次
1.国語の問題構成・基本情報 「一通り解く!」
→国語編その①
2.大問1⃣攻略 物語 「文章を読まずに、セリフや行動に注目!」
→国語編その②
3.大問2⃣攻略 漢字・語句・文法 「とにかくコツコツ!」
→国語編その③
4.大問3⃣攻略 説明的文章 「文章を読まずに、キーセンテンスに注目!」
→国語編その④
5.大問4⃣攻略 古文 「主述関係と仮名遣いをマスターしよう!」
→国語編その⑤
6.大問5⃣攻略 作文 「事前準備で早期決着!」
→こちらの記事
7.今からでもできること
→国語編その⑦
6.大問5⃣攻略 作文 「事前準備で早期決着!」
今回は第六回、大問5⃣に関してお話していこうと思います!
大問5⃣では資料を読んで自分の体験を基に考えを書く作文を書くことになります。
国語が苦手な学生の多くは、この作文を苦手としているのではないでしょうか。
しかし!作文は練習すれば誰でも簡単かつ確実に得点できる単元です!
この記事を是非お読みいただき、当日の作文にむけて練習しましょう!
ポイントは3つ!
①テンプレートを事前に作成しよう!
埼玉県公立高校入試で出題される作文は、資料を見て自分の考えを書く形式です。
条件は
①二段落構成で書く
②一段落目に資料から読み取った内容を書く
③二段落目に自身の体験を踏まえて考えを書く
となっており、
これは毎年変わりません。(今年もおそらく変わりません)
つまり、予め型を用意しておき、あとは資料を見て穴埋めをすれば確実に満点が取れるのです!
今回はその型の一例を掲載いたします。
一段落目:私はこの資料から○○ということを読み取りました。
二段落目:このことから私は◎◎について△△だと考えます。(◎◎は問題できかれていること)
実際私も□□という経験をしました。
なので私は◇◇だと考えます。
(「◇◇していきたいです。」や「みんなも◇◇した方が良いと思います。」などもOK)
このような4文構成にすると、文章全体のバランスが良くなり長さの調整もしやすくなります。
文章量を増やす際には、すべての文が大体同じ長さになることを意識しましょう。
②体験は短く!
悪い作文の特徴として「体験を長く書きすぎる」ということが挙げられます。
確かに文章の量を増やす上で一番簡単なのは、体験を多く語ることです。
しかし説明的文章のところでも触れましたが、具体例は重要ではありません。
体験を長く書きすぎると、結局何が言いたいのかが不透明になり減点対象になります。
体験はあくまで簡潔に、一文でまとめられる程度の内容に留めましょう。
③例外を作らない!
作文を苦手とする多くの学生がやりがちなこと。
それは「毎回書き方が変わる」こと、これが大きな落とし穴です。
得意な子であれば、全体のバランスを考えながら細部を微調整し別の書き方が出来ます。
しかしそれは料理のレシピをアレンジするようなものであり、初心者が容易にできるものではありません。
余計な文を付け加えたり、1文のところを2文にしたり、妙に格好つけた書き方にしたり...
そういったことをしてはいけません。それが減点のもとです。
まずはとにかくテンプレートを遵守しましょう!
作文で求められていることは内容の独自性ではありません。内容は地味でいいんです。
誤字脱字なく、テンプレートと問題の意図に沿って書く。
独自性にあふれた素晴らしい文章ではなく、減点のない普通の文章を目指しましょう!
今回の記事は以上になります。
次回は第七回、今からでもできることについて掲載予定です。
それでは次の記事でお会いいたしましょう!