2025.03.15
皆さん、こんにちは!
城南コベッツ北与野教室です。
今回は「2025年埼玉県公立高校入試の分析~理科編~」についてお話します。
大問1
「停滞前線」「反射」「慣性の法則」を語句で答えさせる等、基本問題が多く出題されました。
また、計算問題が出題されませんでした...
大問2
数年出題がありませんでした「地震」「断層」から出題されました。
問3は、今までに見たことがない問題でした。
初期微動継続時間を参照して、「BとCから等しい距離」「Aからその半分の距離」の点を探す問題ですが、数学的な図形の感覚が必要に思いました。
大問3
「微生物(菌類と細菌類)」から出題されました。
問1,2は、「菌類」「細菌類」の違いを理解していないと解けない問題になりますので、観察の図から整理が必要です。
問3は、「実験中、操作を行った理由を考える」という定番問題でした。(北辰テストでも頻出問題になります。)
問4は、「考えて解く」問題でした。近年、出題頻度が高くなっています!
大問4
「水溶液(密度)」から出題されました。
問1は、体積を確認することで簡単に解くことが出来ます。
問2は、水に浮く=水よりも密度が小さいことを理解していることで簡単に解くことが出来ます。
問5は、水の特性(4℃の時、密度が一番大きい)を問われる問題でした。
大問5
「電流」「磁界」から出題されました。
問1は、オームの法則を利用する簡単な計算問題でした。
問4は、「地球の磁界の性質」「N極とS極の磁界における知識」を駆使することで解くことが出来ます。
☆総評☆
全体を通して、基本問題が多く出題されましたので、平均点が大幅に上がる予想です。
そのため、来年度の理科は、難易度が高くなる可能性が高いです。
☆来年度の対策☆
①「分野ごと」に徹底的に復習を行う。
→理科が苦手な人は、「生物」「地学」から基礎を固めましょう!
②文章量が多い「思考力問題」の演習を行う。
→近年の出題傾向として、「文章量が多い」「会話形式」が挙げられますので、情報を整理して、答えを導く練習が必要です。