2024.08.26
こんにちは、講師の青木です。
今回は"なぜ勉強しなければならないのか"
について話したいと思います。
塾の講師をしている私が言うことではありませんが、
私は勉強をしなくても生きていくことは可能だと思っています。
しかしそれは、他の人にはないような技術や能力を持っている場合のみです。
例えばプロのサッカー選手は、
当たり前ですが我々よりもサッカーが上手ですよね。
こういった"プロ"たちは勉強なんてしなくてもいいのです。
なぜなら人よりもサッカーが上手く、それでお金を稼ぐことが出来るからです。
(ただ最近は、大学卒のプロ選手も増えてきました。)
ここで、
"俺はプロのサッカー選手を目指しているから勉強をしなくてもいい!"
と思った人はいないでしょうか。それは間違いです。
もちろんプロを目指して努力することは素晴らしいですが、
それは勉強をしなくていい理由にはならないのです。
例えば、高校生まであまり勉強をせず、
プロのサッカー選手を目指していたとしましょう。
しかし夢半ば、プロへの道が断たれたとしましょう。
するとそこに残るのは"少しサッカーが上手いだけ"です。
ここまで抱いていた、目指せる道がなくなってしまうのです。
もしも勉強を頑張っていれば、
プロへの道が断たれたとしても、サッカーをしながら、
何か別の道を見つけることが簡単になります。
例えば英語が得意であれば、英語の先生になり、
サッカー部の顧問として働くことが出来るでしょう。
理科が得意であれば研究職に就き、
偉大な発見に貢献することが出来るかもしれません。
学校の先生から聞いたことがあるかもしれませんが、
勉強するのは"将来の道を広げるため"なのです。
さらによくある疑問についても答えておきましょう。
"連立方程式なんて将来役に立つのか?"
といった疑問を抱いたことありますよね。
はっきり言うと"連立方程式"が役に立つことはほとんどありません。
しかし、連立方程式を理解していることで、
社会生活で大いに力を発揮することができます。
だから我々は最低限勉強をしておかなければなりません。
最後に少し厳しい表現をしてしまいましたが、
勉強することはあなたの"質"を高めてくれます。
そのためにも、目の前の勉強に取り組んでみてください。