2024.10.18
こんにちは。講師の青木です。
今回は覚える必要のない公式について
お話ししたいと思います。
みなさんは数学や理科でたくさんの公式と出会い、
覚えてきたと思います。
しかしその中には、
"公式として覚える必要のないもの"もいくつか存在します。
例えば、理科で学んだ密度の公式です。
密度[g/㎤] = 物体の質量[g] ÷ 部隊の体積[㎤]
この表現を見てピンときた方もいるのではないでしょうか。
それぞれの単位に注目してみましょう。
物体の質量の単位は[g](グラム)
物体の体積の単位は[㎤](立方センチメートル)
密度の単位は[g/㎤](グラムパー(マイ)立方センチメートル)
[/](パー、マイ)は割り算を表しています。
そうです。
実は今まで覚えていた公式は、
その単位にそのまま書いてあったのです。
他にも速さ[m/s]や圧力[N/㎡]なども、
その求め方は単位をみれば丸わかりということが多々あります。
(圧力はPaと書かれることもあります。)
少し話は派生しますが、
高校生になると、
一つの定理や公式から、
別の公式を導き出すことが可能になることがあります。
(三角関数の加法定理から倍角の公式など)
こういった覚える必要のない公式たちは、
その導き方を理解しておけばいつでも取り出すことが可能になります。
上手く節約し、
たくさんの物事を覚えられるように工夫してみましょう。