2025.05.25
■2025年6月 休館のお知らせ
【休館日】※教室への入室はできません
・日曜日
【開館時間】
・(月)~(土) 15:30~21:30
【6月レギュラー授業】
・火曜日は7月1日(火)が6月スケジュールとなりますのでご注意ください
※6月2日(月)、6月3日(火)は5月スケジュールとなります
Tel:042-710-7008
受付時間:15:30~20:00/日休
2025.05.25
■2025年6月 休館のお知らせ
【休館日】※教室への入室はできません
・日曜日
【開館時間】
・(月)~(土) 15:30~21:30
【6月レギュラー授業】
・火曜日は7月1日(火)が6月スケジュールとなりますのでご注意ください
※6月2日(月)、6月3日(火)は5月スケジュールとなります
2025.05.15
2025.05.01
2025.05.01
高校Wacth5月号
城南進学研究社 教育事業本部発行(4月28日)
「辞書を使った学びの意義は? 辞典協会が教育関係者に調査」
ネット検索の普及により辞書の役割が見直される中、
辞典協会は教育関係者1万5008人を対象に、
辞書を使った学習の実態と効果について初めてアンケートを実施した。
結果、約7割の教員が紙や電子辞書の利用を子どもに勧めており、
9割近くが学力向上につながると考えていることが分かった。
特に小学校教員は紙の辞書を重視しており、
語彙指導において「紙とデジタルの併用」が最も支持された。
辞書を使うことで伸びる力としては「語彙力」が最多で、
次いで「情報収集力」「読解力」が挙げられた。
英語教員からは「表現力」を重視する声も多く、
話す・書く力の育成に辞書が有効とされている。
自由記述では、
「例文や語句の由来、同義語、対義語など一つの単語から背景や多くの情報が得られる」
「探す根気強さと見つけるまでの情報収集力、語彙力の増加は学力の向上につながると思うため」
「自分自身で調べた方が記憶に残り、理解が深まると思うから。また、関連する言葉などへ関心が広がると思うから」
などが辞書の意義として挙げられた。
(「教育新聞」2025年4月11日掲載記事参考)
<編集後記>
重くてかさばる紙の辞書よりも、スマホで調べるほうが手っ取り早さも含めて圧倒的に便利でしょう。
しかし、「学び」という点では「探す」過程から理解の道筋があるようにも思います。
「紙に書く」学習のほうが記憶に刻まれるという実証結果もあり、北欧ではタブレット学習から旧来の学習スタイルとの共存に移行する動きもあります。
効率的なことが必ずしも最善ではないというのも面白いところですね。
======[村上の雑感]======
辞書のメリットとして「探す根気強さ」が挙げられていますが、個人的には何かを調べることが、WEBで簡単になったことや、
画像や音声なども確認できることは学びの広がりとして良いことだと思っています。
一方で、「関連する言葉などへ関心」とありますが、私は「関連しない」「(その時に)興味のなかったもの」に触れられることが紙媒体の良い面だと感じています。
WEBではアルゴリズムによって興味のあるものばかりが提案されるようになりましたが、思いもよらないものに触れられることが紙媒体や実体験の良さであると思っています。
例えば、
・肉と野菜を買いにスーパーに行った際、香辛料のコーナーを見ることで粒胡椒を切らしてることを思い出したり
・文化面を見るつもりで新聞を広げた際に、政治・経済の記事に興味を持ったりと
自分の興味/関心のなかったところに触れるからこそ、幅が広がっていくのではないでしょうか。
是非、お子様と話すきっかけとしてお読みいただけると幸いです。