城南コベッツ東船橋教室

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2025.08.30

Saku Shinonome.png



科学の暴力

西船特区の倉庫街。突破ゼミナールの生徒たちが「ブラック・ストーン」の幹部を追い詰めていたその時、突如、空から無数の小型ドローンが舞い降りてきた。それは、タルタロスの操る「ハウンド」だった。

「ターゲット確認。排除を開始します。」

無機質な声が響くと同時に、ドローンが一斉にレーザーを放つ。豪が巨大な分度器でレーザーを防ぐが、その衝撃で体が後ろによろめく。桜はホチキスを連射してドローンを撃墜しようとするが、ドローンは素早い動きでホチキスの弾をかわしていく。

「違う!これは、奴らの攻撃パターンじゃない!」


翠が叫ぶ。彼女の情報収集能力をもってしても、ドローンの動きは予測不能だった。

その時、倉庫の入り口にクロノスが現れる。彼の手には、奇妙なガジェットが握られていた。

「東雲朔の劣化コピーどもめ。我々が、本物の『学問』を見せてやる」


クロノスが装置のスイッチを入れると、倉庫内の時間の流れが歪み始める。桜のホチキスの弾がまるでスローモーションのように空中で停止し、豪の動きが急激に鈍る。

「これが、アカデミアの力だ」

クロノスは冷酷に言い放ち、隼人に向かって歩み寄る。隼人はコンパスを構えるが、彼の動きは重く、まるで水中にいるかのように思うように動かない。

「解の公式は、過去の遺物だ。時代は、もっと高度な数式を求めている」

クロノスが隼人に近づいたその時、彼の背後からメデューサが姿を現す。彼女はガスを噴射し、生徒たちを精神的に追い詰めようとする。

「怖いわね。助けを求めても無駄よ」

メデューサの言葉が、桜の心を揺さぶる。彼女の笑顔が歪み、ホチキスの手が震え始める。


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おはようございます。
東船橋のキング・ケーキ・ベイビーです。

入口を入ると、大きなダンゴムシがお出迎えする城南コベッツ東船橋教室ですが、最近は生徒さんも大きなダンゴムシなど、ものともせず平常な「こんにちは」の幕開けをします。

今日は24時間テレビです。

愛は地球を救うというキャッチフレーズのもと、1978年(昭和53年)に日本テレビ開局25周年を記念する特別番組として放送されました。
すごいですね47年!

ほぼ半世紀続けている、この番組。
毎年述べておりますが、個人的にはとても素晴らしい企画番組だと思います。

障害を持っている方や、難病、被災で苦しい思いをされている方の支援活動の一環というコンセプトがあります。

夏休みの終わりにやるからこそ、とても意義深いものになるような気もします。

世界中に「思いやりの心」はあります。


いつしか、これが日本テレビだけの企画ではなく、

まさに「愛は地球を救う」というテーマをもっと世界に広げて、いろいろな国のテレビ局、メディがつながるというとんでもないプロジェクトを日本が主導でやってほしいですね。




来週から学校が始まります。

明日、日曜日は楽しく過ごされてください。



2025.08.29

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おはようございます。8月29日金曜日の朝を迎えました。
明日、明後日と最後の夏休みをご家族で過ごせるといいですね。



そういえば、夏の早朝に遠くから聞こえるキジバト(別名ヤマバト)の声を今年は一回も聞いてませんね。

↑(※鳥の鳴き声図鑑より)
こちらのyoutubeであの鳴き声を聞いてみましょう。

いいですね~

山とか川とか海という自然から発せられる音たちに、かなり心安らぎます。きっと大昔の人たちも現代と同じようにこういう自然の音に耳を澄まし、風情を感じていたに違いありません。



ただ・・最近は、山・・というと、どうやらクマが多く発生しているようで、気楽に「山はいいよね」と言えません。

ところでなぜこのように人がいるところにクマが出没するようになったのでしょう。

AI検索で見てみると

ブナやドングリの凶作
秋の主食であるブナやドングリが凶作になると、冬眠前のクマが食べ物を求めて人里に降りてくることがあります。

人口減少・高齢化による里山の荒廃
過疎化や高齢化が進み、里山の手入れ(下草刈りや木の間伐など)が行われなくなったことで、クマが身を隠しやすい環境ができています。

人間活動の低下
人の活動が減り、クマが警戒しなくなったことも、人里への出没を増加させています。

分布域の拡大
人間活動の低下に伴い、クマの生息域が拡大し、人とクマの生活空間が近接・重複するようになっていることが挙げられます。

地球温暖化の影響
温暖化による降雪量の減少などが、クマの生息環境を拡大させる一因になっている可能性もあります。
だそうです。
クマがアニメやイラスト、漫画などになるととてもかわいい動物なのですが、実際には相当恐ろしいですね。

なんですか?クマは時速50キロで走れるのですか?

スクリーンショット 2025-08-28 092630.png
一説では、60キロともいわれています。

ちなみに50キロとか60キロって・・・男子100m世界記録保持者のボルト選手がだいたい44~45キロですので、それより速いんですよね。

人類最速の人より速いのですから、逃げられなさそうです。

よく、
学校などでも山登りとか、林間学校とかあるじゃないですか。

そういう学校の行事で悲惨なことが起こったら大変ですので、そういう催しの場所もよく精査したほうがいいでしょうね。

これだけあちこちにクマが出没しているのですから。

少し下火になったものの、ソロキャンプとかもありますが、ひとごとながら大丈夫なのかな?と思ったりします。

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2025.08.28

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東雲朔(しののめ さく)の過去

東雲朔は、かつて政府の秘密機関「アカデミア」に所属していた。アカデミアは、国の安全保障のため、学術的な知識を兵器開発や情報工作に利用する組織だ。朔はそこで、物理学、数学、化学の天才として、数々の兵器を開発した。

彼の傑作の一つが、特定の周波数の音波で建物の構造を崩壊させる「ソニックスクラッパー」。しかし、この兵器はテスト中に暴走し、無関係な市街地を巻き込んでしまった。多くの命が失われ、朔は自らが作り出した「学問の暴力」に絶望する。

この事件を機に、朔はアカデミアを脱走する。彼の心には、自分が生み出した力が、何の罪もない人々を傷つけるという深い罪悪感が刻まれた。


突破ゼミナールとアカデミア

突破ゼミナールは、朔の償いの場であり、同時にアカデミアに対抗するための拠点だ。

彼は、アカデミアが再び「学問」を悪用するのを阻止するため、そして、自らが犯した過ちを繰り返さないため、生徒たちに「学問」と「正義」を教えている。


しかし、アカデミアは朔の脱走を許さなかった。

彼らは、朔が開発した技術と、彼が持つ膨大な知識を狙って、執拗に追跡を続けている。そして、朔が突破ゼミナールを開いていることを突き止めたアカデミアは、彼を連れ戻すために暗殺者を送り込んできた。

アカデミアの暗殺者は、朔が教える「文房具」のようなユニークな武器ではなく、より洗練された、科学の粋を集めた兵器を操る。彼らにとって、朔は裏切り者であり、生徒たちは「危険な思想に染まった子供たち」でしかなかった。

「君たちが学ぶのは、ただの知識ではない。これは、お前の父親が、母親が、友人が、そして俺自身が失ったものの重さだ。決して忘れるな」


朔は生徒たちにそう言い聞かせ、迫りくる脅威に備える。突破ゼミナールは、いつしか、先生の過去と、生徒たちの未来をかけた、壮絶な戦いの舞台となっていたのだ。


アカデミアの暗殺者たち

アカデミアから送り込まれた暗殺者は、彼らもまた「学問」を極めた者たちだ。しかし、彼らが使うのは、朔が教えるような「知恵」としての学問ではなく、純粋な「力」としての学問である。彼らは「ソフィスト」と呼ばれ、科学技術を駆使した兵器と、冷酷なまでに効率的な戦闘スタイルを持つ。

リーダー:クロノス

クロノスは、朔の元同僚であり、かつての親友だった。彼は「時間」に関する物理学の専門家であり、その知識を応用した兵器を操る。

  • 能力: 彼の武器は、時間を操作する装置「クロノ・ワープ」。これは、標的の周囲の時間の流れを遅くしたり、逆に加速させたりすることができる。これにより、相手の動きを鈍らせたり、自身の攻撃速度を飛躍的に上げたりする。

  • 性格: 冷静沈着で、感情を表に出すことはない。朔の裏切りを憎んでおり、彼を「学問を冒涜した者」として断罪しようとしている。

メンバー:メデューサ

メデューサは、生物学と化学の専門家。彼女は、人間心理を操ることで標的を無力化する。

  • 能力: 彼女の武器は、特定の神経に作用する「ケミカル・スネーク」。これは、対象者の恐怖心や怒りを増幅させ、精神的に追い詰めるガスだ。また、彼女は毒を仕込んだナイフを操り、相手の身体能力を奪う。

  • 性格: 妖艶でサディスティック。相手が苦しむ姿を見るのを楽しみ、特に突破ゼミナールの子供たちを「未熟な実験体」と見下している。

メンバー:タルタロス

タルタロスは、機械工学とロボット工学の専門家。彼は、自らが作った戦闘用ドローンを駆使して戦う。

  • 能力: 彼の武器は、多数の小型ドローン「ハウンド」。これらはレーザーや電撃を放ち、集団で標的を攻撃する。また、彼は強力な装甲を装備しており、正面からの攻撃を無効化する。

  • 性格: 寡黙で無感情。命令に忠実に従い、標的を破壊することしか頭にない。

これらのソフィストたちは、突破ゼミナールの生徒たちとは対照的だ。彼らは「学問」を「破壊」の道具としてしか見ていない。彼らの存在は、朔が最も恐れていた「学問の暴力」を体現している。



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おはようございます。

東船橋のオットットー3世です。

2026年、来年3月はWBC(world baseball classic)です。すごい視聴率でしょうね。

・・・と思ったら、↓ ↓ ↓ だそうです。

26年WBC 地上波で見られない...ネトフリが日本国内独占放映権獲得 "同時放送"は困難



ん?ということは、それなりに対価が発生しますね。しかし、実際のチケットをゲットするよりもはるかに破格であるのは間違いないので、これはネットフリックスの戦略勝ちでしょう。
多くの人が契約するのではないでしょうか。

サッカーでもそうですが、世界大会というのは、みんなが横一線というか・・・

そうですね、例えば

政治家であろうと、すごい有名な芸能人であろうと、私たちのような一般庶民であろうと、同じ気持ちになれるのがいいです。

さらに子どもから大人、老若男女問わず、やっぱりみんな日本が好きなんだなぁと。

応援する側の一体感ですから、純粋に喜びとか悔しさが国全体にコダマしているのが感覚でわかります。


前回、日本が優勝したときの映像 皆さんも何回となくご覧になったと思います。

『鳥肌もん!』というのはまさしくああいうことだと思います。

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さて、

ほぼ夏休みも終わりです。

学校が始まりますので、その前に学校から課された課題がしっかりと提出できる状態になっているかどうかチェックしてください。






2025.08.27

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「解の使徒」の過去

彼ら「解の使徒」は、決して自らの意思で暗殺者になったわけではない。それぞれに、社会の闇に人生を狂わされた過去があった。彼らを救い、この道へと導いたのが、突破ゼミナールの先生だった。

黒木 隼人 隼人の両親は、優秀な研究者だった。彼らは新エネルギーに関する画期的な技術を開発したが、その技術を欲した巨大な企業に命を狙われ、事故に見せかけて殺害された。すべては「学問」が生んだ悲劇だった。天涯孤独となった隼人を保護したのが、先生だったのだ。先生は、隼人の並外れた頭脳と、両親の死によって心に刻まれた深い悲しみを知り、「その怒りを力に変えろ」と説いた。

白石 桜 桜は、幼い頃から明るく、誰からも愛される少女だった。しかし、彼女が暮らしていた町は、ブラック・ストーンのような犯罪組織の温床となっていた。ある日、組織の抗争に巻き込まれ、大切な友人を失う。その事件をきっかけに、彼女の笑顔は消えかけた。そんな桜を、先生は「その笑顔は、お前を狙う敵を欺く最大の武器だ」と教え、彼女の持つ潜在能力を見出した。

青木 豪 豪は元々、身体の大きなことをからかわれ、いじめられていた。その悔しさをバネに体を鍛え、正義感の強い少年へと成長する。しかし、暴力的な手段に訴えようとしたことで、孤立してしまう。先生はそんな彼を「その力は、正義のために使え」と諭し、分度器というユニークな武器を与え、力の制御の仕方を教えた。

赤井 凛 凛は、貧しい家庭に生まれ、十分な教育を受けられずに育った。頭脳明晰だったにもかかわらず、その才能を発揮する場がなく、不良グループと関わりを持つようになる。先生は、彼女の隠された才能を見抜き、暗殺者としての「学問」を叩き込んだ。

緑川 翠 翠の家族は、不正な金融取引に巻き込まれ、一家離散の危機に瀕していた。彼女は、持ち前の情報収集能力を駆使し、家族を陥れた組織を追い詰める。しかし、その過程で彼女自身も命を狙われるようになり、先生に助けを求め、突破ゼミナールに入った。

彼らは、それぞれに異なる「闇」を抱えていた。

そして、その闇を救ってくれた先生のもとで、学問と武器を手に、自らの手で社会の闇を討つことを決意したのだ。



先生の正体

突破ゼミナールの先生は、その正体もまた謎に包まれている。

彼の本名は東雲 朔(しののめ さく)

かつては政府の秘密機関に所属し、暗殺者として、そして科学者として、数々の功績を残した天才だった。しかし、あるミッション中に、彼が開発した武器が民間人に誤って使われ、多くの犠牲者が出た事件をきっかけに、彼は組織を抜けることを決意する。

彼は、自分が生み出した「学問」が、人を傷つける道具として利用されることに絶望した。そして、その罪を償うため、そして「学問」の本当の力を正しく継承するために、彼は突破ゼミナールを設立したのだ。


「学問」と「正義」

先生が求めているのは、単なる暗殺者の育成ではない。彼は、生徒たちに「学問」を教えることで、物事を深く考え、論理的に判断する力を身につけさせようとしている。

彼はこう語る。

「我々が手にしているのは、ただの武器ではない。これは、先人たちが積み重ねてきた知の結晶だ。三角定規は、角度を正確に捉え、最も効率的な軌道を描くための道具。コンパスは、一点から無限の可能性を広げるための知恵。そして、解の公式は、どんな複雑な問題にも必ず解を見つけ出すという、希望の象徴だ」


彼は、生徒たちに自らの過ちを繰り返させないため、そして社会の闇を「学問」の力で正すため、彼らを導いている。

「この社会は、無知と暴力によって支配されている。だからこそ、我々は学び、そしてその知識を使って戦わなければならない。君たちの手で、この社会の『解』を見つけ出すのだ

先生は、かつて自分が歩んだ道を後悔している。だからこそ、彼は生徒たちに、自らが犯した過ちを乗り越えるための「学問」と「正義」を教えている。



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はい、今日もおはようございます。東船橋のいったんもめんです。



我ながら「この社会の『解』を見つけ出す」というもろにライトノベルにマッチしそうなコンセプトが、妙~~に気に入っております。

映画や海外ドラマを観ることも好きですが、小説を読むこともスコブル好きであります。

頭の中で登場人物や建物、風景、などを想像して、活劇よろしく、それぞれが動き回る感覚、その様子を鳥観図のように第三者視点で見ていることが楽しいです。

きっと世の中の小説フリークたちは、この頭の中の自由な想像を私と同様ひそかに楽しんでいるに違いありません。

自分にとってのドーパミンですね。




ちなみに


本ブログでは、まるでフリートークのように色々書いていますが、至って真面目な人間です。

ので、ご安心ください。


2025.08.26

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突破ゼミナールのエリートたち

この突破ゼミナールには、特に優秀な5人の生徒がいる。彼らは「解の使徒(かいのしと)」と呼ばれ、あらゆるミッションで成功を収めてきた。


  • 主人公:黒木 隼人(くろき はやと) 常に冷静沈着で、感情を表に出すことはほとんどない。戦闘では、コンパスと定規を巧みに使いこなす。コンパスの針を相手の急所に突き刺し、定規で骨を断つ。彼の戦闘スタイルは、まるで幾何学の証明のように美しく、無駄がない。

  • 仲間1:白石 桜(しらいし さくら) 明るくおしゃべりなムードメーカー。しかし、その手から放たれるホチキスは、厚い金属をも貫く弾丸となる。普段の笑顔の裏に、冷酷な暗殺者の顔を隠し持つ。

  • 仲間2:青木 豪(あおき ごう) 大柄で寡黙な男。武器は分度器。巨大な分度器をブーメランのように投げつけ、敵を薙ぎ払う。その圧倒的なパワーは、仲間たちからも一目置かれている。

  • 仲間3:赤井 凛(あかい りん) 小柄で素早い動きが特徴。シャーペンと消しゴムを武器にする。消しゴムは煙幕として使い、その隙に芯が仕込まれたシャーペンを投げつけて敵の目を潰す。

  • 仲間4:緑川 翠(みどりかわ すい) 博識で、戦略を立てるのが得意な頭脳派。三角定規を2枚、まるで手裏剣のように操る。投擲の角度や速度を計算し、敵の動きを封じる役割を担う。


「解の使徒」の暗殺ミッション

夜の西船特区。ブラック・ストーンの幹部が潜む廃ビルに、5人の影が忍び込んだ。彼らは互いにアイコンタクトを交わし、完璧な連携でビル内部へと侵入する。

「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。」

凛が呪文を唱える。これは「源氏物語」の冒頭文。この呪文は、仲間に合図を送るときの特別な言葉だった。

その言葉を合図に、豪が分度器を投げつけ、通路の監視カメラを破壊する。桜はホチキスを連射し、警備員たちの銃を無力化。翠の投擲した三角定規が、レーザーセキュリティをことごとく解除していく。

そして、隼人の標的、幹部の部屋の前までたどり着いた。しかし、そこには屈強な用心棒たちが待ち構えていた。

「...これより、解の公式を用いる。」

隼人が静かに呟く。


彼はその呪文を唱えながら、コンパスを構えた。針を研ぎ澄まし、定規を手に、用心棒たちに突撃する。その動きは、まるで複雑な数式を解くように、無駄な動きが一切ない。



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おはようございます!


東船橋のジャックライアンです。

海外の作家ではトム・クランシーの大ファンです。皆さんもご存じの映画「レッドオクトーバーを追え」の原作を書いた人ですね。

テクノスリラーという新ジャンルを開拓して、とても面白い小説を書く人たです。残念ながら2013年にお亡くなりになりましたが、今でもたまに読みます。

ちなみに、

テクノスリラーというのは、軍事やコンピューターの技術、または科学全般をテーマにした作品です。

例えば、「とある技術」があったとします。

その技術は、ものすごい発見であり、世界をおおいに驚かせるのですが、でも・・・実はそれがのちに引き起こす危機やとか、倫理的な問題・・・

そういったものをスリリングに描いた文学(特に小説)のジャンルです。

要はSFですね。ジュラシックパークなどもその分野に入ります。ただしジュラシックパークとトムクランシーの作品の違うところは、

ジュラシックパークは「諸にSF」なのですが、

トム・クランシー作品は「現実にある(現実に起こりうる)」ということです。ジュラシックパークの恐竜は、すごく怖いですが、心の中では、「まぁ、こういうことは現実に起こらないだろうな」という冷静な見方もあるのです。

純粋にSFとして楽しめますが、冷めた見方も出来てしまうということです。

ところが、トム・クランシーの例えば「米露開戦」とか、そういう軍事系統は、

一歩も違えたら「あるかも・・・」という部分が妙にリアルで、

妙にリアルであるがゆえに、怖さのレベルが違うのです。

心のどこかに「起こらないだろうな」と思って読むのと(観るのと)、「う、これはあり得るな」と思って読む(観る)のでは大違いです。


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