2025.04.21
google chromeであろうと、広告をバシバシカットしてくれるBRAVEであろうと、ネット検索はすでに万人の日常であります。
人は千差万別、趣味、好み、気になるものは全員違いますので、どのブラウザを使おうとAIによって、その人が好む内容、日々検索頻度が多い内容が広告であったり、記事として表示されるようになります。
教室のパソコンでは、教育のことをたくさん調べますので、そういう内容が表示されることが多くなるのです。
今日は、衝撃の内容でした。
何気なくyahooの一覧記事を下にスクロールしていたら
「大学入試の「指定校推薦」で、重視されはじめている「学校の成績」以外の"ある数値"とは?」
という記事が目につきました。
多分教育関係者なら、だれでもクリックしたくなりますし、指定校推薦を考えている高校生も思わずクリックするでしょう。
いや、これは読んでおいたほうがいい記事です。
出所もしっかりしていますので、インプットしておきましょう。
実際の記事はこちらです。
(※ダイヤモンドオンラインの記事URL)
「学校の成績意外の"ある数値"」
ものすごく気になりますよね。
なんだか、内容が濃すぎで、
特に高校生たちはこの記事を読んだら、心拍数が自然に上がる内容です。
--------------(以下記事抜粋)----------------------------------------------------------------------
◆ある高校の進路指導の教師はいう。「難関大学の指定校推薦をとらせるために、評定平均値を高めにつけていたんです。それを何年かやっていたら、その大学からは指定校推薦が来なくなりました」
◆「うちの指定校推薦には評定平均値5.0の高校生が出願してきますが、オール5であっても基礎学力の証明にはならなくなってきています」
◆評定平均値が信用できないものになってきたので、「評定4.3以上」という評定平均値を出願の要件にしただけでは、学力が担保されなくなってきた。
◆最近、増えてきているのは模試偏差値も評価の対象にするというものだ。
◆「AO入試の子は偏差値が10ぐらい低い。それだと授業やテストについてこれないから非常に困る」
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実際に関係者への取材から得られたコメントだとは思いますが、
なかなか・・・衝撃的ですね。
抜粋だけだとわかりにくいと思いますので、是非、上記記事URLをクリックしてダイヤモンドオンラインの記事を一読されてみてください。
確かに・・・今年2025年度の総合型選抜や学校推薦型の要綱をすでにUPしている大学では、(まだ未確定の学校がたくさんあります)
「基礎学力」を問う感じになっているのがわかります。
入試方式をさらに突き詰めて苦肉の策として「但し書き」を添えたようなイメージです。
きっとこの流れはジワリと拡大していくと思います。
旧AO入試のときから、問題視はされていましたよね。上記の抜粋の一番最後のコメントは10年前のものと記事にも書かれています。
そう、大昔から大学に入ってからの学力問題はあったのです。
顕在化しつつあるため、このように社会現象的な記事として取り上げられたのでしょう。
私たちもそうですが、
高校生の生徒さんの6割が推薦、総合型を入試方式として選ぶようになっているので、学習塾、予備校も以前とはスタンスを変えましたよね。
大学側が指定校だ、推薦だ、総合型だと方式を拡大したのですから、当然です。
ところが今度は大学側が「こ、これはマズイかも」ということで、方式の微調整というか、「追加補正」をし始めているということです。
これ、かなり重要な変化です。
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