城南コベッツ東船橋教室

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2025.11.05

おはようございます。

東船橋の肉より魚、魚より大豆です。今日のテーマは計算ミスについてです。

私の名前は、カリキュレーターマン! へ、へんんしん!!.png

計算ミス:思い込み、見落とし、覚え間違いによることが多い

「計算ミス」と聞くと、不注意による「ケアレスミス」だと片付けられがちです。

しかし、そのミスの背後には、

計算ルールの「思い込み」「見落とし」「覚え間違い」といった、

より根深い認知的な要因が潜んでいます。

これらは単なるうっかりではなく、知識の曖昧さや思考のクセが原因で生じる、誰もが陥りやすい「落とし穴」と言えるでしょう。

計算ミスを減らし、正確性を高めるためには、これらのミスの正体と、その発生メカニズムを理解することが不可欠です。


「思い込み」が導く勘違い

計算における「思い込み」とは、「きっとこうだろう」「いつもこうだから」という過去の経験や浅い理解に基づいた誤った推測や解釈です。

特に、新しいルールや複雑な計算に直面した際、人は無意識のうちに自分の都合の良いようにルールを単純化したり、過去の類似問題の解法を安易に適用したりしがちです。

例えば、正負の数の計算で符号の処理を誤ったり、分数の計算で通分のルールを無視してしまったりするケースがこれにあたります。計算のルールを「なんとなく」で済ませていると、「正しいルールが頭に入っていないまま、なんとなく解いてしまう」状態になり、ミスが生まれます。

思い込みミスの例:

スクリーンショット 2025-11-04 100944.png

こうしたミスを防ぐには、計算の根本原理を深く理解し、目の前の問題に対して「正しいルール」を意識的に適用する訓練が必要です。


「見落とし」が生む不注意

「見落とし」は、計算過程や問題文の特定の部分に注意が向かないことで発生します。

これは、急いでいる時や疲れている時に起こりやすいですが、計算式の書き方が雑であったり、途中の式を省略しすぎたりすることでも誘発されます。

最も一般的なのは、符号や数字の桁の見落としです。例えば、途中式でマイナス符号を書き忘れたり、筆算の繰り上がりや繰り下がりを見逃したりすることで、最終的な答えが大きく狂ってしまいます。また、長い文章問題では、単位の指定解答形式の指示など、問題文の重要な情報を見落とすことも致命的なミスにつながります。

見落としを防ぐための対策は、計算過程を丁寧に、明確に書くことです。

一行ごとに一つの計算を徹底し、数字を大きく、分かりやすく書くことで、視覚的なミスを減らすことができます。また、解答を出す前に、問題文と計算結果を照らし合わせる「見直し」の習慣も欠かせません。


「覚え間違い」が起こすルールの混乱

「覚え間違い」は、計算ルールや公式そのものを誤って記憶している状態です。これは、知識が定着していない、あるいは、複数の類似したルールが頭の中で混同している場合に起こります。特に、数学や物理など、多くの公式や定義を扱う科目で頻発します。

例えば、展開の公式因数分解の公式、あるいは三角関数や微積分の公式などを、部分的に間違って覚えていたり、特定の条件(例:定義域)を誤解していたりすると、正確な計算は望めません。この種のミスは、単なる不注意ではなく、知識不足に起因するため、根本的な知識の再確認と反復練習が必要です。

覚え間違いミスの例:

スクリーンショット 2025-11-04 101240.png

覚え間違いを克服するには、単なる暗記ではなく、公式やルールの導出過程を理解することが有効です。

なぜそのルールが成り立つのかを理解することで、記憶がより強固になり、混同を防ぐことができます。


計算ミスを減らすための戦略的アプローチ

計算ミスは、単に「気を付ければ防げる」ものではありません。それは、人間の認知の限界や学習の過程で生じる構造的な課題です。

  1. ミスの「見える化」: 自分がどんなミスをしやすいか(符号ミス、桁の見落とし、どの公式の間違いなど)を具体的に分析し、「ミスの傾向」を把握することが第一歩です。

  2. 途中式の徹底: 途中式を省略せず、丁寧に書くことで、見落としや思考の飛躍を防ぎます。

  3. 基礎の反復: 基本的な計算ルールや公式を、曖昧さがなくなるまで繰り返し練習し、無意識でも正確に実行できるレベルまで習熟度を高めます。

  4. 効果的な見直し: 答えを出すだけでなく、逆算別解で検算するなど、単なるなぞり読みではない、戦略的な見直しを行う時間を確保しましょう。

これらの対策を通じて、「思い込み」「見落とし」「覚え間違い」といったミスの真の原因に対処することで、計算の正確性は飛躍的に向上するでしょう。

2025.11.04

能ある鷹は爪を伸ばす!.png

受験生へ送るエール:能ある鷹は、今こそ爪を伸ばせ!

おはようございます。東船橋の彦三郎です。

受験生の皆さん、長きにわたる努力、本当にお疲れ様です。

この時期、皆さんの胸には様々な感情が去来していることでしょう。

不安、焦り、期待、そして今まで積み上げてきた自信。それら全てが、あなたの努力の証です。

皆さんもよくご存知の通り、「能ある鷹は爪を隠す」という言葉があります。

本当に能力のある人は、それをむやみにひけらかさない、という意味ですね。

しかし、受験という名の勝負の場においては、この言葉を敢えて覆す必要があります

今こそ、皆さんの中に秘められた「能」――これまで寝る間も惜しんで培ってきた知識、思考力、集中力――を、躊躇なく、最大限に解き放つ時です。

「能ある鷹は、今こそ爪を伸ばす」

これが、皆さんへのメッセージです。

鷹が獲物を捕らえる瞬間、その爪は鋭く、長く、迷いなく伸ばされます。それは、ただ爪を「見せる」のではなく、「使う」ということです。

皆さんが試験会場で向き合う問題一つひとつが、その「獲物」です。

  • 今まで隠してきた、あなただけの深い理解。

  • 膨大な過去問から得た、問題を読み解く鋭い洞察力。

  • プレッシャーの中でこそ研ぎ澄まされる、集中力という名の強靭な筋肉。

これら全てが、キミたちが持つ「爪」なのです!!

試験本番は、あなたの努力をひけらかす場ではありません。しかし、それは同時に、キミたちが努力によって得た能力を、最大限に発揮し、結果に結びつける唯一のチャンスです。

周囲の目や、過去の小さな失敗に囚われる必要は全くありません。自信を持って、堂々と、自分が持つ全ての力を答案用紙にぶつけましょう。

緊張は、あなたが真剣に取り組んでいる証拠です。その緊張を力に変え、あなたの持てる「能」を信じ、最後の最後まで粘り強く挑んでください。

皆さんの勝利を、心から祈っています。

2025.11.03

おはようございます!

2025年11月3日 月曜日を迎えました。今日は文化の日です。三連休の最終日如何お過ごしでしょうか。お父様お母様ももし休めるものでしたら、骨休めされてください。

クリスマスは くるしみます.png

「サンタは来ません」

「クリスマス?受験生はクリスマスはございません。クリスマスは苦しみますです」

なんてことを少々冗談めかして受験生、特に中学受験の生徒さんには言います。

では今日も宜しくお願いします。



今日のテーマは、

「基礎問題重視」です。

受験生へ:基礎問題重視が合格への一番の近道!

受験勉強、本当にお疲れ様です。

目先の難問や応用問題にばかり目が行きがちかもしれませんが合格を確実にするための鍵は「基礎問題」の徹底にあります。

基礎をおろそかにして、砂の上に城を築くような勉強をしてはいませんか?ここでは、なぜ基礎問題に全力を注ぐべきなのか、その理由と効果的な学習法を解説します。


なぜ基礎問題が最も重要なのか?

1. 応用問題の正体は「基礎の組み合わせ」

大学受験で出題される難問や応用問題のほとんどは、実は複数の基本的な知識や解法を組み合わせたものに過ぎません。

基礎が完璧に理解できていれば、初めて見る問題でも、「この問題はあの公式とこの定理を使う」といったように、糸口を見つけ出し、解決への道筋を立てることができます。

逆に、基礎がグラグラだと、少しひねられただけで手も足も出なくなってしまいます。

2. 確実な得点源で精神的な余裕を生む

入試問題には、合否を分ける難問だけでなく、誰もが正解すべき基礎的な問題も必ず含まれています。この基礎的な問題を取りこぼさないことが、まず合格ラインに到達するための絶対条件です。基礎問題を「考えなくても手が動く」レベルまで徹底することで、ケアレスミスが減り、確実に得点できます。この確実な得点力が、本番での自信となり、難しい問題に挑むための精神的な余裕を生み出します。

3. 効率的な学習につながる

基礎固めに時間をかけることは、一見遠回りに見えるかもしれません。しかし、基礎知識や解法が完璧に定着すれば、その後の応用問題の習得スピードは格段に上がります。土台がしっかりしているからこそ、新しい知識や複雑な解法をスムーズに積み重ねられるのです。受験勉強全体の時間の7割を目安に基礎固めに時間を使い、その上で応用へ進むのが最も効率の良い学習法と言えます。


基礎を「身につける」ための具体的な学習法

基礎問題を「ただ解ける」状態から、「自由に活用できる」「身についている」状態にレベルアップさせましょう。

  • 人に説明できるレベルで理解する: 教科書や参考書の用語、公式、定理を、誰かに教えるつもりで説明してみてください。正確に伝えられれば、深く理解できている証拠です。

  • 反復練習で「無意識化」: 数学の公式や英単語、理科・社会の基本用語などは、もはや九九のように「考えずに瞬時に出てくる」まで繰り返しましょう。反復練習こそ、基礎を定着させる王道です。

  • 間違えた問題を徹底的に分析: 基礎問題で間違えたら、単に答えを暗記するのではなく、「なぜ間違えたのか?」「どの知識や手順が抜けていたのか?」を徹底的に分析し、ノートに記録しましょう。この振り返りが、弱点を克服し、確かな土台を築きます。

基礎を極めることが、

最終的に最も難しい応用問題を解く力、そして合格へと直結します。

今日からもう一度、基本に立ち返り、自分の土台を磐石なものにしてください。応援しています!

2025.11.01

いつものGoogleデザインかと思いきや 実は本当にゲームが出来るという・・.png

※【出典】Google 検索サイトのいつものページある画像を拝借しました。

2025年11月1日(土)
おはようございます!東船橋から本日も宜しくお願い致します。


さて、冬に向かう11月のスタートです。ここから先、受験生たち、そして保護者様にエールをお送りするときには、「泣いても笑っても」なんていう月並亭月並男の言葉がふとよぎります。

千葉県の入試制度が前期後期入試から一発入試になり、年度が進みにつれて高校受験への熱量がダウンしているように思います。

これは私だけが感じていることではなく、多くの関係者が感じつつあります。

以前、学力の二極化が進むということを何度も言い続けて参りましたが、それが入試という中学3年生の出口の試練においても くっきりと「二極化モティベーション」となっております。

はぁ・・二極化モティベーション? 

はい、これは私が今造った造語です。

さて、これは何故だろうと考えたときに、やはり入試が倍率的に甘くなったことが一番の原因です。

いくら問題難易度が高くなっても偏差値的考えで言えば、平均点次第ですので、難易度が合否に関係してくるのは理論上はあまりないのです。

原因①

◆一発入試で倍率低下

学力傾向そのものが二極化すると同時に偏差値的に下位ランク学校では倍率が1倍割れとなるケースが多くなっています。

つまり、二極化で上を目指す場合には、厳しい入試であることは変わりないのですが、学力的にきつい場合には「自分が行ける学校」を偏差値ベースで探す生徒さんも多くなっているのです。


原因②

◆会場模試が難しくなっている

学校で実施している定期テストや実力テストでは、偏差値が算出されません。
塾に通いはじめれば、ほとんどの中3生が会場模試としてVもぎかSもぎが選択されます。

会場模試の難易度が高いため定期テストで取れていた点数にはかなり及ばない結果になります。

そして偏差値も相当低くなってしまうため、「それが自分の位置づけ」という形で印象がこびりついてしまうのです。

原因③

◆学校における評価も辛口になっている

学校が提示する志望校に対してのアドバイスがかなり辛口になっています。それは近隣の公立中学だけでなく、他の学区においても傾向が安全志向(受かるだろうところまで志望校を下げる)になっていることを意味します。

学校ではなく、生徒側、ご家族側で、勉強疲れ年度といいますか、やる気指数が思い切り低下しているかのようで、学校のスタンスが従前と変わってきている印象を受けます。

これも上記の「二極化現象」の煽りだと思います。

原因④

◆下げれば受かるという妄想蔓延

志望校を下げれば受かるという安易な志望校ダウンが以前より多く見られます。公立受験で頑張ろうとするよりも私立で楽に行けるところを探しているような動きです。


タイトル内で「2026年以降 拍車か!?」と書いたのは、別に?マーク部分はつけなくてよいです。
間違いなく拍車がかかるからです。

それは何故かと言うと、高校の無償化だからです。
私立高校の人気が高まることは、火を見るより明らかでそうなると、公立高校から一定数私立へなだれ込むので、より公立高校倍率が下がり、ミドルからロウワーランクの学校ではもっと定員割れが出てくることでしょう。

志望校を下げれば受かるという妄想はかなり蔓延しています。
この考えは、上位クラスを狙う生徒さんは「絶対にもってはならない妄想」です。

例えば、偏差値65ランクから60に下げたとします。これって「だから合格する」と言える材料はどこにありますでしょうか?

どこにもないです。

何故なら、65ランクの学校を目指していたけれども判定が出ないから偏差値60の学校にしますという流れだと思うのですが、

きつい言い方をすれば、

それって・・・キミ・・・もともとが65ランクの学校を目指すことが事態が間違っていたのでは?というのが結論になるのです。

65ランクを目指して、判定がD判定だとかE判定だとします。それは基準偏差値から4~5以上、キミの実力が不足しているということを示すのです。

とどのつまり、キミは偏差値60の人なので、65ランクを落として受験したとしてもそこには、キミと同程度の実力の生徒が数百人とひしめいているので、下げたから合格という理屈には断じてならないのです。

この意味わかりますでしょうか。

下げたから合格するだろうというのは、絶対に思わないようにしましょう。

2025.10.31

おはようございます。

Happy ~♪ Halloween~♪本当は奇抜な恰好をしたいところですが、(例えばダンゴムシとかの着ぐるみを来て)生徒たちの反応がジャスティンビーバーが大谷選手にやったような"サムダウン"とかだと少々落ち込みますので、やめておきます。

10月、いかがでしたか?

この間8月で、9月が瞬間風速で過ぎて、10月がマッハで過ぎた・・・そんな感想を述べておきます。

このスピードで、今の中学2年生諸君は受験生になっていくのです!

まだ1年あるわ~~とか思っていても、実際はそんなに余裕はないけっこう不可思議な現実を後々味わうことになるでしょう。

ところで11月と2月の後期中間テストと学年末テストは鬼モードでやっておいたほうがいいですよ。

ということで今日のテーマは

『中学2年生は受験生になる準備を!11月と2月のテストは重要!~まずは3日間の3days授業で~』

ということで、お送りします。

冬期3days .png

↑ これは、城南コベッツ東船橋教室で実施している3daysのご案内です。
無料体験授業もあるのですが、その1回だけだとよくわからないという方もいらっしゃいます。

有料なのですが、とてもリーズナブルな価格設定で3回授業を実施出来るのが3days(スリーデイズ)です。

受付期間:11月1日(土)から12月18日(木)まで
受講料金①:80分×3コマは2,640円(税込)※小中高生対象
受講料金②:60分×3コマは2,310円(税込)※小学生の学校補習をご希望の方、対象

私たちの授業形式や進め方などを3日間ご利用いただくイベントです。

例えば、11月のテストに向けた学習でもご利用いただけます。

また、中学2年生はこの11月からは、次年度の受検を強く意識していくといいでしょう。何故なら、千葉県の入試問題は簡単ではないからです。

入試ですから簡単でないことはわかっていて、何となく・・・まぁ、学校のテストよりは難しいんだろうなぁ~ぐらいの感覚だと、多分 あごが外れます。

「学校?高校?うん、いければどこでもいい」

「高校なんて入れたらどこでもいいや」


「特にやりたいことないし、別にどこでもいい」

どよよ~~ん

という方以外の方は是非、真剣に将来設計をしていきましょう。

やっぱり、高校選びって 本当にものすごく重要だと思うのです。

そう、やっぱり10代の勉強で 本当に本当にものすごく重要だと思うのです。


どうでもいい、、、と言う感覚には逆立ちしてもなれないので、何卒よろしくお願いします。

え?逆立ちできるのかって?

出来ません。

by 肉吉