東船橋教室のメッセージ
小学校から中学校への進学で直面する英語の壁 英検を活用して「読み・書き」主体への移行を乗り越える
2026.06.12
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小学校までは英語の授業が大好きだったのに、中学校に入学した途端に英語が嫌いになってしまう。
最初の定期テストで思うような点数が取れず、最初の数ヶ月で英語に対する苦手意識を
固めてしまう生徒は少なくありません。
このつまずきの原因は、子どもたちの努力不足ではなく、小学校から中学校へ上がる際の、
指導内容と評価方法の急激な変化にあります。
◆小学校と中学校の英語教育は「別物」◆
なぜこれほど多くの生徒が苦戦するのか。
それは、
小学校と中学校の英語教育が、性質的にも内容的にも全くの別物だから
です。
小学校の英語(5・6年生の外国語科)の目的は、英語の音声やリズムに慣れ親しみ、
コミュニケーションの素地を作ることです。
授業はゲームや歌、日常的なトピックに関するペアワークが中心で、文法用語は一切使いません。
「聞くこと」「話すこと」が活動の中心であり、英語を楽しむことが最優先されます。
中学校の英語の目的は、情報や考えを的確に理解し、適切に伝える実践的な
コミュニケーション能力の育成です。
授業スタイルが一変し、これまでの音声中心の学習から、教科書を正確に「読むこと」や、
文法規則に従って英文を「書くこと」が主体になります。
主語や動詞の関係といった文法規則を体系的に学び、定期テストによる厳密な数値評価が始まります。
中学校の教科書は、小学校で習った約600から700語をすでに「読めて書ける」前提で進むため、
文字の読み書きの訓練が不足したまま進学すると、スタート時点で大きな差がついてしまいます。
耳で聞いて理解できても、それを正確に「読み」「書く」ことが求められる中学校の壁は想像以上に
高いのです。
▼ギャップを埋めるための英検活用▼
この深刻なギャップを埋めるための対策として、
早期に英検(5級や4級)の取得を目指す学習が非常に有効です。
英検5級は中学1年生修了程度、4級は中学2年生修了程度のレベルに相当します。
英検の教材を使って学習を進めることで、小学校の授業では曖昧になりがちな文法ルール
(be動詞と一般動詞の区別など)を、体系的に先取りすることができます。
また、まとまった量の単語を計画的に覚える習慣が身につくため、中学校に入ってから大量の語彙に
圧倒されるリスクを減らせます。
さらに、小学校で培った高いリスニング力をそのまま得点源として活かせるため、
合格という成功体験を通じて「自分は英語ができる」という自信を持って
中学校のスタートを切ることができます。
▲急増する小学生の英検受験者数▲
日本英語検定協会のデータによると、小学生の志願者数は2024年度には約37万6000人に
達しており、10年前と比較して約1.5倍に膨れ上がっています。
特に、5級にとどまらず、4級や3級、さらには準2級といった上位級に挑戦する小学生の割合が
高まっているのが近年の顕著な傾向です。
この数字の背景には、中学入試での優遇措置だけでなく、中1ギャップを未然に防ぎ、
中学校の英語教育にスムーズに適応させるための現実的な防衛策として、多くの保護者や教育現場が
英検の学習を取り入れているという実態があります。
小学生のうちに英検をペースメーカーとして活用し、文法と語彙の基礎を作っておくことは、
中学校での英語の壁を乗り越えるための最も確実なステップと言えます。






