2025.09.27
おはようございます。
日中は暑く、朝晩の冷え込みがある・・・そんな気候ですね。
本日は、調整休館を頂いております。
9月は二学期制の公立中学において、前期期末テストが実施されますので、本来の休館日をずらしておりますので、このような措置をとらせて頂いております。
頂きましたメールやお問合せフォームからのご連絡につきましては、いつでもお寄せください。
Tel:047-409-7533
受付時間:14:00~20:00/日祝休
2025.09.27
おはようございます。
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2025.09.26
おはようございます。
今日、26日(金)は多分この一週間で2番目に多忙な予想です。金曜日だから忙しいのではなく、たまたま色々重なっているからです。
とは言え、仕事が重なっていることについて嫌な思いは全くありません。逆ですね。大変ありがたいことです。
暇で ぬぼ~~~~っと一日過ごすよりは幸せです。
そんなわけで、今日もスピーディにご紹介します。タイトルは「千葉県公立高校入試 正答率1桁の世界 ~社会~」です。
この正答率1桁というのは、教科で1つセレクトして紹介してまいりましたが、1問だけが1桁正答率というわけではありません。
複数あるなかの一つを紹介しています。
千葉県公立高校の問題を平成23年(2011年)から、ず~~~~~っと追っていますが、本当に変わりました。
今後も進化していくであろう高校入試の問題ですが、紐解くカギとなるのは、
①伝統的にずっと同じ形式での出題がある傾向問題を絶対に押さえておくこと
②ここ2~3年、または今年から変化した新傾向問題を絶対に押さえておくこと
この2つだと思います。
伝統的に、ずっと大昔から出ている傾向は、きっとその傾向が続くという前提です。そしてここ最近変わった傾向は、新しい潮流を示すものです。
この2つを押さえてください。
例えば、今回は社会ですから、
伝統的にずっと同じ形式というのは何か?と言えば「地形図」の問題がそれにあたります。決して超難問というわけではないですし、基本を押さえておけば解ける問題ですから、これは千葉県入試の社会の対策として必須となるのです。
さて、では今日の本題です。
下の画像をご覧ください。

↑
これは、今年2月に実施された千葉県公立高校入試問題の社会 大問3です。これの最後の問題をピックアップします。
↑
大問3の(5)は、フィヨルドの定義を答えさせる問題で、正答率は3.4%、4.1%でした。
無答率が14%ということは、8割以上の受験生が書いたものの、正答が3~4%しかなかったということです。
もっと言えば、千葉県公立高校の受験生のうち30,000人以上はこの問題に何らかの答えを書いたけれど、実際には、そのうち1,000人ちょっとしか正答できなかったということになります。
なかなかハードです。。。
この正答率が低い問題(上述のとおり、正答率低め問題は、千葉県入試では、けっこうたくさんあります!)を解けるようにしなければいけない層は、
上位高校を狙う層です。
例えば千葉県御三家を考えてみましょう。
県立千葉(定員320)
県立船橋(定員320
東葛飾(240)※実際は320ですが、中学からの内部進学が80名あるので240です。
合計すると、この御三家で880名ですよね。
理論上、当然絶対値ではない前提ですが、上に紹介した問題はこれらの学校を受ける生徒さんは、解けている問題ということです。
なんだかんだ言って、御三家です。上から上位3校ですので。
偏差値ベースで、千葉東とか、県船の理数とか、佐倉、薬園台、市立千葉あたりも想定したとして、きっとここまでの学校を全部入れて考えると、こういった上位学校を受験される生徒の中でも上記の問題は不正解だった可能性も非常に高くあるのです。
↑
この意味わかりますでしょうか。千葉県内の偏差値63以上の上位校トータルで見た場合には、それなりの学校を受験された生徒さんでもできなかったはずという分析です。
おそるべし、千葉県です。
今更ながらですが、
上位校トライされる生徒さんは、
天才と揶揄されようが、秀才と言われようが、学校でトップクラスだろうが、それって・・・別にその地域でのことではないですか?
戦う相手が学校内だったらいいですが、他の学校の生徒も受けに来ます。
そして偏差値が同じぐらいの実力を持った生徒が受けに来ます。
あなたが受かるという保証など
どこにもない
ということです。
よくある間違いは、偏差値や合格判定で、勝手に「きっとこれなら合格だ」と思ってしまうことです。
これ、大間違いであることは、子どもでも大人でもわかりますよね。
え?
合格かどうかってキミが決めるの?
違うでしょう。
学校が決めるのですよ。
受験生は、絶対に油断してはいけません。それが推薦であろうが総合であろうが、なんであろうがです。絶対にです。
2025.09.25

こんにちは!
ここのところ、時間を追い抜くことが出来ておらず、少し時間に追われています。こちらの記事も書くこと自体は全く苦ではないのですが、
時間短縮のために、大急ぎで書いています。
今回は、
「 千葉県公立高校入試 正答率1桁の世界 ~理科~ 」です。
では早速、見てみましょう。

↑
こちらは今年2月に実施された千葉県公立高校入試問題 理科の大問4です。
↑
こちらの問題、大問4の(4)です。これは、加湿器が放出した水蒸気量を求める計算問題ですが、
正答率は9.7%でした。
全受験生の2割は無答状態となっていた問題です。
千葉県公立高校入試の理科は、数学、国語、英語の主要3教科に比べて、比較的解きやすい設問も多い構成です。
オーソドックスな問題と言いますか、例えばワーク系の教材で、しっかりと単元学習ができるものを選択すれば、知識をまとめやすいです。
これはよく保護者様に申し上げることですが、
数学、国語、英語などは、やはり小学校からの学習がしっかりと繋がっているため、途中の知識抜けと、苦手な箇所を放置すると、必然的に前の内容に戻って学習することを余儀なくされます。
まぁ、わからなくなったところまで戻りましょう!という流れです。
急がば回れで、特に英語などは、焦るあまり新単元を追っていくよりは、わからなくなったら、中学1年内容に勇気をもって戻ったほうがいいのです。
対して、理科の場合は、単元ごとのつながりが、そんなにありません。
例えば、化学分野の反応式と、生物分野の動物の分類の単元などは、全然関係ない内容ですよね。このように、一つ一つの単元が綿密につながっている教科ではないため、まとめやすいのです。
もっと言えば、しばし後発の学習開始であっても知識習得が早いので意外や意外!点数化しやすいのです。
但し!
それはあくまでも「知識・技能」を問うタイプの最も基本となる語句確認的問題です。
問題を紐解くと、やはり実験や観察などに絡んだ問題が登場すればそこには思考力や判断、表現力が問われるスタイルで出題されているので、けっこう難しい!ということになるのです。
高得点を目指す場合には、とにかく全分野を通して計算問題はしっかりと練習して解けるようにしておくべきでしょう。
計算問題!?と言うと、物理とか化学かな?と思われるかもしれませんが、千葉県の計算問題でけっこう難しいののは「地学」の分野です。
これ、要マークです!
只今、まだ午前ですよね。
では今から次の仕事をやってしまいます!それでは本日も宜しくお願い致します。
2025.09.24

こんにちは!
東船橋の入試超マニアです。
今回は、「千葉県公立高校入試 正答率1桁の世界 ~英語~ 」と題して英語の正答率1桁の問題をピックアップしていきます。
↑
これは去年の千葉県公立高校入試 英語の大問8です。千葉県公立高校入試の読解問題の特徴は、大問7で図や表、ポスターなどを基にした問題、大問8では純粋な長文読解、大問9は対話文読解、このように出題されています。
今後の傾向変化があるかもしれませんが、大方この流れでしょう。
さて、大問8です。
ここで(3)に以下のように問われました。
スピーチを聞いた2人が会話していて、( )に入る適当な言葉を英語で書いて英文を完成させなさいという問題です。(※語数は6~10語)
正答率は、6.0%、7.7%、3.6%でした。
無答の生徒さんも千葉県公立高校入試を受験された半分以上だったようですから、なかなか手がつけられない問題と言えます。
単なる適語補充ではなく、英文適文作成補充・・・とでもいいましょうか、ちょっとニュースタイルです。
これもやはり「思考・表現・判断」を試す問題の部類で、解答を導きだすまでのプロセスが少し多いですよね。
当然、本文も読まなくてはいけない、会話も読まなくてはいけない、文章を要約して、that以下にどんな内容を入れるべきかを考えなくていけない。その内容を英語で6~10語で書かなくてはいけない・・・
考えてみたらえらいステップが多いです。
しかし!
今はそんな時代だということです。
また、英語については、これからどんどん難しくなってくるはずです。小学生からの英語学習なんていうのは当然のことで、大学が準1級レベルの英語を求めることも当然の流れです。
グローバルスタンダード
英語の必要性は以前から増していますが、その必要性が増大している流れにまだまだ追い付いていない、それが現状と言えるのではないでしょうか。
いっそのこと、英語のみで授業をやる学校とかが出来てもおかしくないかもしれませんね。
すみません、今日もっといろいろ書きたいところではあるのですが、少々業務に追われております。
今回はこれで失礼いたします。
2025.09.23

おはようございます。
今日は、「 千葉県公立高校入試 正答率1桁の世界 ~国語~」と題しまして、少し弁じます。

↑ こちらは今年2月に実施された、千葉県公立高校の国語の入試問題の抜粋です。大問4ですね。aとbとありますが、特にbに注目ください。
小さいので拡大します。
↑ こちらですね。
問題文を見ると「わたし」「表現」という言葉を使って四十字以上、五十字以内で書きなさい。とあります。
こちらの問題の正答率は7%です。
100人のうち7人の正答です。
この問題を中学生たちが見て、「おっしゃー!」となることはないでしょう。
まず
Ⅱ に入る言葉を「わたし」「表現」という言葉を使って、自分がつくらなくてはいけないのです。当然ながら、この本文の趣旨に合っていなければなりませんので、これを解こうとすると、もう一度本文を読みなおす、または何となく該当箇所や、ヒントになるところを大急ぎで探し出すという作業が必要です。
次に
書き抜き問題ではないため、自分の言葉で四十字から五十字で作り出さなくてなりません。しかも文字数を数えながらです。
これって、思考力・判断力・表現力を問う問題としてまさに適切解!と言えるようなよく考えられた出題ですよね。
問題を解くためのプロセスが単純なものではなく、本当の読解力と創造力&想像力がなければ、そう簡単に正答は得られないでしょう。
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少し前にも同様の記事を書きましたが、とにかく「時間が足りない」という声が毎年多くの受験生から聞かれます。
本文全体の文章量、長い書き抜き問題、そして最後に控える作文。この三つの壁をどう乗り越えればいいのでしょうか。
今回は、限られた時間の中で最大のパフォーマンスを発揮するための具体的な攻略法を、時間の使い方、問題の解き方、そして作文対策の三つの視点から徹底解説します。
まず最も重要なのは、本番での時間配分です。
多くの受験生は、前から順番に解き進めることに固執しがちですが、千葉県の国語ではそれは危険な戦略です。問題構成を事前に把握し、自分なりの時間配分を確立しておく必要があります。
千葉県の問題は、放送問題の後、(小説)、(論説文)、(古文・漢文)、(作文)という構成が一般的です。
試験時間は放送問題の10分を除き40分だと思ってください。これをどう振り分けるかが大きなポイントです。この配分をイメージするためには、実際の千葉県公立高校入試問題の過去問を時間計測しながら解き、自分なりの「かけられる時間」を見いだしていくようにするとよいです。
時間が足りなくなる最大の原因は、長い本文をじっくり読み込みすぎてしまうことです。
確かに本文は読まなければ問題も解けないのですが、
・自分なりに線を引きながら読む
・接続語に注意して読む
・段落ごとに要旨をまとめる
このような工夫をしてみてください。
小説も論説文も、本文全体を完璧に理解する必要はありません。設問が問うている部分を中心に、必要な情報を素早く見つけ出す「探す読み」に切り替えましょう。
千葉県の国語は、本文から指定された内容に合う部分を抜き出す問題が多く、しかも抜き出す文字数が多いのが特徴です。
一見時間がかかりそうですが、いくつかのポイントを押さえるだけで効率的に解くことができます。
① 設問のキーワードを把握する まずは、設問が何を問うているのか、主語や目的語、動詞といったキーワードに注目します。例えば、「〜〜の原因となった出来事を〇文字以内で書き抜け」という問題なら、「原因」「出来事」というキーワードを頭に入れて本文を探します。
② 本文の該当箇所に目星をつける 次に、本文の中で先ほど把握したキーワードや、それに類する表現(「なぜなら」「〜のため」など)が使われている部分を探します。多くの場合、設問は本文の特定の段落や箇所に対応しています。本文全体を読み直すのではなく、設問と対応しそうな段落に目星をつけ、そこから読み始めましょう。
③ 〇文字という条件をヒントにする 「〇文字以内で書き抜け」という文字数も重要なヒントになります。指定された文字数に近い文脈を探すことで、無駄な探索時間を減らすことができます。特に長い書き抜き問題では、その文字数に収まりそうな一文、あるいは二文のまとまりを探すのがポイントです。
これらのテクニックを使うことで、本文を闇雲に読むのではなく、ピンポイントで必要な情報を探し出す「狩りのような読み方」ができるようになります。
上記で実際の問題で示したものは、本文内からの書き抜きではないため、よけいに厄介ですが、いずれにしてもこの「〇文字以内で」という問われ方をする問題がだいたい5~6問出ると思っていいです。
それがゆえにやりにくいのです。
この部分の練習は必須です。
「作文で時間がなくなった」という声もよく聞かれますが、これは作文を「ゼロから書き始める」と考えているためです。
千葉県の作文は、与えられた課題や資料をふまえて自分の意見を論述する形式が一般的です。
このタイプの作文は、事前に構成の型を決めておくことで、時間を大幅に節約できます。
おすすめの構成は以下の通りです。
① 序論(冒頭) 与えられた課題について、自分の主張(結論)を明確に述べます。「私は〜〜だと考える。なぜなら、〜〜だからだ。」というように、まず結論を提示することで、読み手(採点者)に自分の意見を素早く伝えることができます。
② 本論(中盤) 結論を裏付ける具体的な理由や根拠を記述します。ここで、与えられた資料や本文の内容を引用・要約して活用することが非常に重要です。単なる感想文にならないよう、論理的に自分の主張をサポートする内容を組み立てましょう。
③ 結論(結び) 最後に、もう一度自分の主張を強調し、まとめます。「したがって、〜〜の理由から、私は〜〜すべきだと考える。」といった形で、序論と同じ主張を別の言葉で繰り返すことで、説得力を高めることができます。
この「結論→理由→再結論」の型を事前に頭に入れておけば、本番では内容を埋めることに集中できます。日頃から、様々なテーマでこの型を使って書く練習をしておきましょう。
作文は、たいていは、表やグラフなどがあり、一段落目にはそこから何が読み取れるのか?ということを書き、二段落目には自分の考えをまとめていく形が多かったです。
ところが、今年2月実施の作文は物語に一文を自分で自由に決め、そこから作文を書くというスタイルで新傾向です。
人によっては自由度が増すのでやりやすいかもしれませんが、人によっては作文の構成を考えるのにちょっと戸惑うかもしれません。
ですが、たいていは、どの形であったとして
「自分の考えを述べる」という部分があるため、千葉県の過去問などを10年分ぐらい紐解いていくと、型にはめて素早く書く!という意味がわかると思います。
千葉県の国語で「時間が足りない」と感じるのは、決してあなたが遅いからではありません。多くの受験生が感じるこの問題は、実は「準備不足」に起因します。
時間配分のシミュレーション
設問から逆算する読解法
作文の型を事前に準備する
この三つの対策を徹底することで、本番で焦ることなく、自分のペースで問題を解き進めることができるようになります。残された時間でこれらの対策を徹底的に行い、千葉県国語の壁を乗り越え、合格を掴み取りましょう。頑張ってください!