東船橋教室のメッセージ
指導のペースと使用テキストが合わないと、なかなか学力伸長は難しくなります。
2025.12.26

おはようございます。
城南コベッツ東船橋教室の年内業務は明日27日(土)が納会となります。
それでは、本日のテーマ、いってみましょう。
『指導のペースと使用テキストが合わないと、なかなか学力伸長は難しくなります』
学習効果を最大化するために不可欠なのは、「勉強時間を増やすこと」ではありません。
それ以上に重要なのは、
生徒一人ひとりの現状に即した「指導のペース」と、そのレベルに見合った「使用テキスト」の最適化です。
多くの学習塾や教育現場では、カリキュラムが先行し、生徒の理解度が置き去りにされるケースが少なくありません。
しかし、このズレを放置したまま学習を続けても、学力の伸長は極めて難しくなります。
なぜ指導のペースとテキストの不一致が学力を停滞させるのか、そしてそれを解消するために「教室長との綿密な打ち合わせ」がなぜ不可欠なのかを詳しく解説します。
指導のペースとテキストが合わないことで生じる弊害
学力が伸び悩む最大の要因は、
学習内容が「今の自分にとって難しすぎる」か、
あるいは「進み方が速すぎて定着していない」か
のどちらかに集約されます。
1. 消化不良による基礎の欠如
指導ペースが速すぎると、生徒は「分かったつもり」の状態で次の単元へ進まざるを得なくなります。数学や英語のような積上げ型の教科において、基礎の穴は致命的です。土台が不安定なままその上に知識を積み上げようとしても、ある段階で必ず限界が訪れ、崩れてしまいます。
2. テキストのレベル乖離による自信喪失
使用するテキストが本人の実力とかけ離れている場合、負のスパイラルに陥ります。難しすぎるテキストは「自分は勉強ができない」という苦手意識を植え付け、逆に易しすぎるテキストは「退屈」を感じさせ、学習意欲を減退させます。
学力を伸ばすためには、現在の実力よりもわずかに高い負荷、いわゆる「背伸びをすれば届く範囲」の教材選定が理想的です。
3. 学習のルーチン化と形骸化
ペースや教材が合っていないと、宿題や授業が「こなすこと」自体を目的とした作業に成り下がります。思考を伴わない学習は、記憶の定着率が著しく低く、テスト本番で使える知識にはなりません。
教室長との打ち合わせが解決の鍵となる理由
これらの問題を解決するためには、現場で直接教える講師の視点だけでなく、教室全体の運営や進路指導を統括する「教室長」との深いコミュニケーションが必要です。
客観的なデータに基づいた現状分析
教室長は、模試の結果や定期テストの推移、さらには過去の膨大な生徒データを持っています。
保護者や生徒本人が「もっと難しい問題を解くべきだ」と考えていても、教室長の視点から見れば「今は基礎を固めるために標準的なテキストに戻るべき時期だ」という判断が下されることもあります。
この客観的な視点が、独りよがりの学習計画を防ぎます。
講師と生徒の橋渡し役
個別指導塾などでは、担当講師が目の前の指導に集中するあまり、長期的なカリキュラムの進捗管理が疎かになることがあります。教室長が介入し、保護者の要望と現場の指導状況をすり合わせることで、指導方針に一貫性が生まれます。
具体的な指導方針を一緒に決めていくプロセス
「お任せします」と丸投げするのではなく、保護者、生徒、そして教室長の三者が納得した上で方針を決定することが重要です。
以下のステップを意識して打ち合わせに臨むと効果的だと思います。
ステップ1:現状のボトルネックを特定する
まずは「なぜ今、成績が伸び悩んでいるのか」を徹底的に掘り下げます。 「計算ミスが多いのか」 「文章読解力が足りないのか」 「そもそも学習時間が不足しているのか」 原因によって、選ぶべきテキストも、進めるべきペースも180度変わります。
ステップ2:短期・中期・長期のゴール設定
「次の定期テストでプラス10点を取る(短期)」
「実力テストやVもぎで偏差値を3上げる(中期)」
「志望校に合格する(長期)」
これらの目標を逆算し、いつまでにどのテキストを終わらせるべきかのロードマップを共有します。このロードマップがあることで、日々の学習に目的意識が宿ります。
ステップ3:テキストの選定とカスタマイズ
市販の教材や塾専用教材の中から、最も適したものを選びます。
場合によっては、メインのテキストとは別に、特定の苦手分野を克服するための補助教材を導入することもあります。
また、一冊のテキストの中でも「今は演習問題Aだけを完璧にし、応用問題Bは次学期に回す」といった、単元ごとの強弱をつける調整も教室長との相談で決定します。
変化に応じた柔軟な軌道修正
一度決めた方針が、最後まで正解であるとは限りません。
学力は一定のペースで右肩上がりに伸びるものではなく、停滞期を経て急激に上昇する「階段状」の成長を見せることが多いからです。
そのため、定期的な面談を通じて方針をアップデートし続けることが重要です。
「今のペースでは余裕がありすぎるので、もう少し難易度を上げよう」
「先月の単元が未消化なので、今月は復習に重点を置こう」
このような微調整をリアルタイムで行えるのが、個別指導や教室長との連携の強みです。
結論として
学力を伸ばすために必要なのは、魔法のような勉強法ではなく、
自分に最適化された「環境」と「道具」です。
指導のペースが速すぎては溺れてしまい、遅すぎては成長が止まります。
テキストが難しすぎては心が折れ、易しすぎては時間が無駄になります。
この絶妙なバランスを保つためには、教育のプロである教室長との密な連携が欠かせません。
具体的な指導方針を「一緒に」決めていくプロセスこそが、生徒の主体性を引き出し、最終的な結果へと繋がります。
今一度、現在の学習状況を見直し、少しでも違和感があるならば、すぐに教室長へ相談の場を申し出るべきです。その一歩が、停滞していた学力を大きく飛躍させるきっかけになるはずです。
クリスマスイヴとクリスマスの両日は、こちらの記事でもちょっと学習面から離れてしまいましたが、気持ちはいつでもフルタイムです。






