2025.09.22

おはようございます。
2025年9月22日 月曜日を迎えました!今週も一週間宜しくお願い致します。
東船橋のGOGOラスプーチンです。
本日のテーマは、「千葉県公立高校入試 正答率1桁の世界 ~数学~」です。
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こちらは、千葉県入試問題 数学の大問3番です。
この中のラスト問題
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これです。
これは、正答率は2%です。
100人の生徒さんがいたら2名は解けるかなという問題です。
なかなかです。
千葉県公立高校入試数学の難しさ:全国に轟く「千葉の数学」
千葉県の公立高校入試問題、
特に数学は、全国的に見ても非常に難易度が高いことで知られています。
計算力や知識を問うだけでなく、深い思考力、柔軟な発想力、そして問題解決能力を試すような良問が多いのが特徴です。その難しさは、受験生だけでなく、指導する教師たちをも唸らせるほどです。
思考力を問う「深い」問題
千葉県の数学問題が難しいとされる最大の理由は、知識の丸暗記では太刀打ちできない点にあります。
一般的な入試問題は、教科書に載っている公式や解法を当てはめれば解けるものが多いですが、千葉県の問題は違います。
例えば、一見すると複雑な図形問題でも、複数の図形の性質(円周角、相似、三平方の定理など)を組み合わせて解く必要があったり、与えられた情報から自ら補助線を引くことで初めて道が開けたりします。
画像にあるような最後の問題、特に正答率がわずか2%という問題は、まさにその典型でしょう。この手の問題は、単一の解法パターンを適用するだけでは解けません。
受験生は、まず問題文から本質的な構造を読み解き、これまで学んだ知識をパズルのピースのように組み合わせて、論理的な思考プロセスを組み立てる必要があります。
このような「頭をひねる」タイプの問題は、全国的な学力テストや模試ではあまり見かけないため、千葉県独自の対策が不可欠となります。
計算量と時間との戦い
また、千葉県の問題は計算量が多かったり、複雑な図形が絡んだりするため、時間配分も大きな課題となります。一つの問題にじっくり時間をかけてしまうと、他の問題に手が回らなくなってしまいます。
そのため、受験生には、問題の難易度を瞬時に見極め、解けそうにない問題は一旦飛ばして、確実に得点できる問題から解いていくといった戦略的な思考力も求められます。
「解けない問題」への向き合い方
正答率が2%という問題は、多くの受験生にとって「解けない問題」です。
しかし、この問題の真の狙いは、その場で正解を出すことだけではありません。このような難問を前にしたときに、どれだけ粘り強く考えられるか、あるいは解法の糸口をどこまで見つけられるか、という思考の過程そのものを評価しているとも言えます。
多くの受験生は、この手の難問を前にすると諦めてしまいがちですが、上位校を狙う場合はトライすべき問題です。マークシートですので部分点は狙えませんが、その他の教科で記述の問題であれば当然部分点を狙います。
このような「粘り強さ」や「思考の深さ」こそが、千葉県が求める生徒像なのかもしれません。
まとめ:千葉の入試は「総合力」を試す
千葉県の公立高校入試問題は、知識のテストではなく、思考力、発想力、そして時間管理能力といった「総合力」を試す場です。
特に数学は、解法がパターン化されていないため、日頃から「なぜそうなるのか?」という本質を理解しようとする姿勢が重要になります。
全国的に見てもトップレベルの難易度を誇る千葉県の数学問題に立ち向かうことは、受験生にとって大きな試練ですが、同時に数学的な思考力を大きく伸ばす貴重な機会でもあります。この壁を乗り越えた先に、真の学力と自信が身につくと言えるでしょう。











