城南コベッツ東船橋教室

Tel:047-409-7533

  • 〒273-0862 千葉県船橋市駿河台1丁目1-50 1階
  • JR総武線 東船橋駅 徒歩5分

受付時間:14:00~20:00/日祝休

  • atama+個別指導
  • 1対2個別指導
  • 定期テスト対策
  • スタディ・フリープラン
  • ジュニア個別指導
  • 1対1個別指導
  • デキタス個別指導
  • オンライン個別指導
  • 大学入試一般選抜対策
  • 英語検定試験対策
  • 総合型・学校推薦型選抜対策
  • 高校入試対策
  • 中学受験対策
  • デキタス
  • 城南予備校オンライン

東船橋教室のメッセージ

【2025年度入試】2026年2月 千葉県公立高校受験 理科対策!

2025.12.12

2025年度(2026年2月)千葉県公立高校入試対策 (3).png


現中学3年生の皆さん、そして保護者の皆様へ。

千葉県の理科の入試問題は、

「知識の正確な理解」

「実験・観察データを読み解く思考力」の両方が求められます。

平均点は比較的安定していますが、物理・化学・生物・地学の4分野からバランス良く出題されるため、苦手分野を残していると大きく失点する可能性があります。

2026年2月の本番に向けて、この冬から何を最優先で取り組むべきか、理科の最終攻略ポイントを解説します。

大問構成と対策分野の確認

千葉県の理科は、例年大問7つ構成で、物理、化学、生物、地学の4分野から、実験考察問題や計算問題がバランス良く出題されます。

大問 内容 配点(目安) 対策の重要性
大問1 知識の総合問題(小問集合) 約15点 知識の最終確認。満点目標
大問2・3 物理分野(運動・エネルギー、電気など) 約25点 計算問題、グラフの読み取りが鍵
大問4・5 化学分野(物質の性質、化学変化、酸アルカリなど) 約25点 頻出の実験器具・操作、化学反応式
大問6 生物分野(細胞、遺伝、生態系など) 約15点 用語の正確な定義、グラフや図の解釈
大問7 地学分野(地層、天体、天気など) 約20点 観測データに基づく考察力、時事問題も



最終攻略の柱1:知識の総整理と「用語の定義」の徹底

理科の基礎的な用語や現象の理解は、直接的な得点源となるだけでなく、複雑な実験考察問題を解くための土台となります。

1. 知識問題(大問1)は満点を狙う

  • 対策範囲: 4分野すべてから、基礎的な一問一答形式や、簡単な計算、現象の選択などが問われます。

  • 最終対策: 中学3年間で習う全分野の基本用語現象名を最終確認します。特に、教科書の太字部分や、各分野の基本法則・公式は完璧に暗記しましょう。


2. 「実験器具の名称と操作」を再確認

  • 化学: 蒸留、ろ過、ガス発生、水溶液の性質実験などで使う器具の名前(例:分液ロート、デシケーター、メスシリンダーなど)と、正しい操作手順を再確認します。

  • 物理: 電流・電圧計のつなぎ方、光の屈折、力学台車の実験操作など、「なぜその操作が必要なのか」まで理解しましょう。



最終攻略の柱2:実験・観測データの考察力強化

千葉県の理科において、もっとも特徴的なのは、とにかく「実験」に絡んだ問題が大部分を占める!!という点です。

これは2025年度(2026年2月入試)だから、ではなくそれこそ、私が千葉県で業務開始して以来ずっとです。

これは千葉県の一番の特徴と言えます。

実際の実験データやグラフ、観測結果を示し、それについて論理的に考察させる問題が多いのが特徴、この点は是非覚えておいてください。


1. 計算問題とグラフの解釈(特に物理・化学)

  • 物理: 抵抗・電力の計算、速さ・距離・時間の関係、力とばねの伸びなど、公式に当てはめる訓練を繰り返します。グラフ問題では、傾きや面積が何を示すのかを即座に判断できるようにしましょう。

  • 化学: 質量保存の法則、化合の質量比、水溶液の濃度計算など、具体的な数値を扱う問題は重点的に演習します。

2. 記述問題の対策

  • 「~のようになる理由を述べよ」「~からわかることを説明せよ」といった記述問題は、部分点を確実に取りに行きましょう。

  • 解答のポイント: 知識を羅列するのではなく、「原因」と「結果」や「根拠となる法則」を明確に結びつけて書く練習をします。


最終攻略の柱3:地学と生物の「図・表・データ」対策

地学と生物は、暗記だけでなく、与えられた図や表を正確に読み解く力が必要です。

1. 地学分野(天体、地層)

  • 天体: 太陽の日周運動、公転、季節による星座の変化、月の満ち欠けなど、「動き」に関する問題は、図を自分で描いて説明できるレベルまで理解しましょう。特に、観測場所や時刻の変更が結果にどう影響するかを整理します。

  • 地層: 示準化石、鍵層、不整合など、地層の知識と、柱状図を読み解き、地層の傾きを判断する演習を繰り返します。

2. 生物分野(遺伝、生態系)

  • 遺伝: メンデルの法則に基づいた交配の計算問題は頻出です。用語(優性、劣性、純系など)を正確に理解し、比を求める訓練をします。

  • 生態系: 食物連鎖や窒素の循環など、複数の要素が関連する仕組みを図や表で整理し、説明できるようにしておきましょう。


2026年2月へ向けての最終行動指針

受験生のタイプ 最優先でやるべきこと
理科が苦手 (平均点確保を目指す) 大問1の知識問題と、各分野の基本用語、実験操作を完璧にする。計算問題は、基本公式を使う易しい問題だけを確実に解けるようにする。
理科が得意・上位校志望 複雑な実験考察問題(特に物理・化学)や、計算問題の時間短縮を図る。過去問を解く際は、記述問題で満点が取れる論理的な説明力を磨く。



理科は、最後の追い込みで最も点数が伸びやすい教科の一つです。この冬に、曖昧な知識や苦手な計算分野を残さないよう、徹底的な総復習を行いましょう。

不安に思う必要はありません。この時期の努力は必ず報われます。体調に気をつけて、最後まで粘り強く頑張ってください!



★こちらは2024年度(2025年2月)の千葉県公立高校 理科対策の記事です。ご参考まで。